京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

東北の旅14 日光東照宮・陽明門・唐門

2016-06-23 00:01:11 |  国内旅行

梅雨に入って鬱陶しい雨が続いています。
九州では、地震に続き大雨で、また大きな被害が出ています。
地震で地盤がずれ、緩んでいるところへの大雨。
人間の力を超えた自然災害の前で、被災地の方々は
どんなに怖く、辛く、悔しい思いをされていることでしょう。

これからもまだ雨が続くようですが、
どうか大きな被害が出ないようにとお祈りしています。

 

さて、そんな梅雨空に咲いている我が家のお花をちょっとだけ
ご紹介しますね。
今年も3階のベランダで百合の花が咲きました。
まさか、毎年こんなに大きな花が咲くとは思っていなかったので
ちょっとびっくりです。

  2015年の百合の花 

こちらは、玄関先のお花達。
鬱陶しい日々に負けないよう、明るく生き生きと咲いていますよ。


ちょっとだけ梅雨の日を明るくしてくれるお花達。
皆様にも、ほんの少しのほっと、お裾分けできたかな。


 


お話は変わって、東北旅行記の続きは、
日光東照宮・陽明門と唐門です。

東北の旅1 銀山温泉へ
東北の旅2 銀山温泉能登屋・散策
東北の旅3 銀山温泉散策・ライトアップ
東北旅行4 銀山温泉能登屋夕食~
東北の旅5 会津若松へ
東北旅行6 会津若松 鶴ヶ城
東北の旅7 白虎隊
東北旅行8 さざえ堂と武家屋敷
東北の旅9 東山温泉庄助の湯瀧の湯
東北旅行10 瀧の湯・夕ご飯~郡山へ
東北の旅11 日光の町
東北の旅12 日光山輪王寺・東照宮五重の塔
東北旅行13 東照宮三猿の教え
東北の旅14 日光東照宮・陽明門・唐門
東北旅行15 日光東照宮・眠り猫・鳴龍・二荒山神社
東北の旅16 日光温泉日光千姫物語
東北の旅17 ナチュラルパークツアー華厳の滝・中禅寺湖
東北旅行18 日光・中禅寺・龍頭の滝
東北旅行19 明治の館~京都

東北旅行13 東照宮三猿の教えの続きです。

3月6日(日)

陽明門(ようめいもん)

さて、陽明門へやってきました。

陽明門は、日本を代表する最も美しい門で、
東照宮を代表する豪華絢爛な門。

 その美しさは、一日中見ていても見飽きないところから
「日暮の門」ともよばれているとか。。

でも。。

現在、陽明門は修理工事中で幌がかけられています。
陽明門が修理中だという事は知っていましたが、やっぱり残念です。。 

 

 平成31年3月31日完了予定という事ですが、
工期が短縮されて、28年3月には終了するという噂も。。

どちらにしても、2020年(平成32年〉の
東京オリンピックまでには、陽明門や三猿を含め、
すべての日光山内の建物や飾りが、色鮮やかにきらきら輝くという事ですよ。 
 

金ぴかになった陽明門、やっぱりいつか見たいな~。。
日光っていうと、やっぱり陽明門ですもんね。
分かっていたけど、やっぱりやっぱり残念でした。

でも、修理中にしか見れないお宝をみる事もできたんですよ。
では、幌で包まれた陽明門の中へ入っていきましょうか。

 陽明門・魔よけの逆柱

陽明門の中に入ってみると、間違いなく工事中の様子。

まずは、魔よけの逆柱(さかばしら)の説明が始まりました。

陽明門には、グリ紋と呼ばれる渦巻き模様が
彫られている白い柱が12本あります。

目玉二つの猿の顔のような模様がグリ紋です。

でも、12本の柱の内、わざと1本だけ渦巻き文様の上下の向きが
逆になっているんですって。。

ほんとだ。。確かに模様が逆。
お猿さん、今度は長い腕をぐるっと巻いていますね。

これは、完成した瞬間から崩壊が始まるという古事から
わざと未完成の部分を残しているのだそうです。

未完成の部分を残す事によって、
永遠に崩壊を免れるという考えらしいのです。

だから、この柱は、
魔よけの逆柱と呼ばれているそうなのです。

どこか1か所だけを他と違えて、
未完成な部分を残すという考えは、
この他にも東照宮の色々な所で見られるそうです。

平成の大修理

今、陽明門では、この修理中でしか見られない
特別な桐油蒔絵(とうゆまきえ)の壁画を見ることができます。



今までずっと羽目板に覆われて隠されていた
東西の壁画が、修理中の今だけ現われているんです。

こちらは、「紅梅と錦花鳥」
東側で見つかった壁画で、約40年前の「昭和の大修理」の時に
すでに見つかっていた壁画です。
それでも、40年ぶりのお目見えなんですね。


 

 そして、こちらは「松と巣ごもりの鶴」

2013年7月に初めて羽目板が外され、
なんと217年ぶりにお目見えした西側の壁画です。
狩野祐清(ゆうせい)の下絵と言われています。

親鳥に見守られる巣の中の3羽の雛。
220年も昔の壁画とは思えない、赤や白、黒、金の色や
線が鮮やかでびっくり。
羽目板で覆われていたからこんなにも鮮やかに残っているんでしょうか。。

220年の時を超えて、その姿を現してくれたのだと思うと感動でした。

これらの壁画は、今回の修理が終わると、
また、約50年後の次の修理まで羽目板で覆われて見れなくなるそう。。

40歳以上でみたい方は、今の内ですよ~。

陽明門左右の廻廊

さて、陽明門を出て、唐門へ向かいます。
陽明門の左右には長い廻廊があります。

一枚板に花鳥の透かし彫りが、極彩色でほどこされていて綺麗でした。

唐門

唐門へやってきました。

唐門は貝殻をすりつぶした故粉で塗られた繊細な小さな門。
豪華絢爛で極彩色の陽明門とは対照的。。と言われるけれど、
陽明門を見ていないので、それは何とも。。。

でも、白い小さな彫刻の数は611体もあって、
これは陽明門以上だそうですよ~。

この門は江戸時代には将軍に拝謁できる身分の人だけ
くぐることを許されていました。

現代も国賓相当の参拝者にしか 門を開くことはないのだそうです。

こちらも若干工事中ですね。。

唐門から左右に続く透塀(すきべい)には、優美な花鳥の彫刻がいっぱい。

 

格子のような透かし彫りから、朝には陽の光が通って
光の模様を描き出すそう。。なんか、素敵ですね。

朝の様子もみてみたいですよね。

さて、次は、東照宮で三猿とともに有名な眠り猫の彫刻と
鳴龍・二荒山神社と一気に行ってしまいますよ~。

東北旅行15 眠り猫・鳴龍・二荒山神社へ続きます。

 

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2 コメント

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Unknown (小梅)
2016-06-23 22:56:05
こんばんは~。
今年も百合の花、綺麗に咲きましたね(^-^)
他のお花も可愛く咲かされていて
とても気持ちが和みます。
梅雨の晴れ間のような、明るい気分に
なれました(^-^)
生き生き咲くお花たちを見習って、私も
早く長引く風邪を治さなくては!(^-^)

日光、修理が多くて残念だけど 今しか見れない
お宝を拝見出来るって なんだか嬉しいですね。
私も壁画見てみたいですが。。
50年後となると。。。トホホホ(;´д`)
いや、いや仕方ないですね。

そうそう。先日の京都は 美味しいお菓子だけ
でなく、ランチも楽しめたんですよ(^-^)
時間があまりなかったのですが どこにでも
あるお店でランチは嫌だし~なんて
わがままな事を思いながら たんぽぽさんの
ブログを見ながら行き着いたお店は
錦まつむらさんでした。
パスタランチ、美味しかったですし
お店の方も親切でしたよ~(^-^)
たんぽぽさんに案内をして頂いてるみたいな
感じでしたよ(^-^)
返信する
小梅さんへ (たんぽぽ)
2016-06-25 00:54:52
小梅さん、なかなか風邪が治らないようですね。
大丈夫ですか。

毎日、雨が続いてますね~。
小梅さんに、ちょっとでも明るい気分に
なって貰えてよかったです。
早く、風邪が治りますように。

日光、ほんと、修理だらけで、ちょっと残念でした。
日光って言ったら、光り輝く社寺というイメージが
あったもんで。。

でも、 今しか見れないお宝もあって、
それは嬉しかったです。
鶴の壁画は、確かに色あせもせず、見ごたえがありました。
次見ることができるのは50年後ですよ~なんて。(^^

錦まつむらさん。。そうそう、思い出しました。
もう、ずいぶん前に行ったお店ですが、
パスタランチ食べたの思い出しました。
錦から細い路地を入った所にあるお店ですよね。
なんか、懐かしく、私もまた行きたくなってしまいましたよ。
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