旅の始まりは こちら
香港・マカオ旅行記1 香港へ 2 香港啓徳空港の思い出話 3 懐かしの日航ホテル
4 北京料理と香港の夜景観賞 5 アバディーン・スタンレー 6 黄大仙寺・香港の下町
7 海鮮料理とオープントップバス 8 女人街とホテルラウンジ 9 香港からマカオ・世界遺産
10マカオタワー・媽閣廟・カジノ 11ベネチアンホテルリゾート 12 ダンボレストランと水舞間ショー
13 フリータイム散策 14 聖ラザロ地区 15 アントニオレストラン 16 タイパビレッジ
17 ベネティアンホテルハプニング 18 マカオからの帰国とお土産
セナド広場から、ガイドブックを見ながら、何度か人に尋ねながら
15分ほど歩いたのに、聖ラザロ地区には着きません。。
公園の花達が、日差しを浴びて元気よく咲いています。
塔石街 (タッセガイ)
おかしいな~おかしいな~と思いつつ歩いていたら、
なんだか素敵な建物が見えてきました。
聖ラザロ地区ではないけれど、ここは塔石街 (タッセガイ)と言って、
20世紀初頭に建設されたネオ・クラシックな建物が並んでいるところ。
ここも素敵な場所ですよね~。
濃いえんじ色で縁取られたクリーム色の建物。
丸窓のバルコニー、まるで、どこかの遊園地に来たみたいな雰囲気です。
ここも、中国とは思えない異国情緒の漂う素敵な所。
でも、聖ラザロ地区はどこかな。。。と、カップルで歩いて来られた地元の男性に
聞いてみる事にしました。その男性が、たまたま写真に写っています。
この男性、とっても親切な方だったんですよ~。
ガイドブックの写真を見せながら、
ここに行きたいんですけど。。。
と聞いたら、二人であれこれ話して、その男性が大きな荷物を女性に預け
私達を、探しているその場所の近くまで連れて行ってくれたのです。
なんだかちょっと行き過ぎていたみたいで。。
案内してくれた男性について行くと、それらしき場所に出てきました。
聖ラザロ地区
ほらここだろう~と言うように、ガイドブックと町並みを交互に指差して
にこっと笑ってくれた男性。
そうです、そうです 私達が行ってみたかった場所はここなんです。
ありがとう~ありがとう~と言って、別れた男性。
本当にマカオの人って優しい~と感激でした。
ガイドブックで眺めていた場所。 ほら、素敵な路地でしょう~。
レトロな街灯も、お洒落でロマンティックです。
この辺りは、ポルトガル風の建物がずらりと並ぶ美しい路地街、
聖ラザロ地区と呼ばれているんです。
マカオに行ったら、ここだけは行ってみたいと思っていた場所。
美しいモザイク模様の石畳が続く坂道も綺麗で、
とてもここが中国とは思えない、お洒落で素敵な街並です。
うわ~、綺麗ね、素敵ね~って感激。
主人も、マイカメラを取り出して、写真撮影を始めています。
茶色の窓枠、白とクリーム色の可愛いお家。
こちらは、緑の窓枠に、ピンクのメルヘンチックなお家です。
公衆電話も、とっても可愛いですよね~。
なんだか街全体がテーマパークの様で、
わくわくして歩いてしまいます。
ラザロ教会
1569年にハンセン病患者の病院付属の礼拝堂として、
初代司教ドン・ベルキオール・カルネイロによって建立された
ラザロ教会。
今のこの教会は1886年に建てられ、
1967年にバロック様式に改修されたものだそうです。
教会前の通り。停まっている車もお洒落ですよね~。
どの通りを、どんな角度から撮っても、絵になる雰囲気です。
街灯の花かごのピンクの花々も可愛いし、生き生きしています。
街の人々が皆でこの街を愛し、どんなに大切にしているのかが
分かる気がしました。
こんな素敵な街を、バイクで颯爽と走るのって
気持ちいいんだろうな~って思いますよね。
ここは 旧仁慈堂婆仔屋といって、築100年を超すお洒落な洋館。
元々老人ホームだった所だそうです。
今は、レストランやショップが入っているんですよ。
石畳も、色々な柄があって見ているだけでわくわくします。
石畳に立つ街灯も、家々に取りつけられている街灯も
ヨーロッパの街並みに似ていて素敵。
夕暮れになって、それぞれにオレンジ色の灯りが灯ったら
どんなにか素敵でしょうね~。
この黄色の建物が続く通りの奥には、聖ミカエル墓地があります。
水色の美しい聖ミカエル墓地には、マカオ人やポルトガル人が
眠ってられるそうです。
昨日マカオに来た時、観光バスの中から見たお洒落な通りは
この通りを、聖ミカエル墓地側から見たものだったのです。
ヨーロッパの香りが漂う、お洒落な聖ラザロ地区。
いつかポルトガルに行ってみたいね~なんて言いながら
歩いた街並みは、やっぱり思った通りの素敵な所。
願いが叶って嬉しい、満足満足の聖ラザロ地区の散策でした。
タイパ島へ
さて、そろそろお腹も空いてきたので、ランチタイムにしようと
レストランを目指す事に。
私達が行きたいアントニオレストランはタイパ島にあるので
また、このマカオ半島からマカオタイパブリッジを渡って、
タイパ島へ戻らなければなりません。
タクシーを拾って、タイパ島へ向かうつもりだったのですが、
でも、全然タクシーが捕まらないのです。。。
まず、タクシーが全然通らないし、通っても人が乗っているし。。
アントニオレストランのランチタイムは12~15時。
早くいかないと、間に合わなくなってしまう。。。
どうしよう。。どうしよう。。と、二人とも焦り出した時、
「タイパ島行き」と書いたバスがやってきました。
あのバスなら、タイパ島にきっと行けると、
バス停まで必死に走って、バスに飛び乗ったのですが。。。
(香港マカオ旅行15 アントニオレストランへ続きます。)
こんなお洒落なところに住める人は
やはりお金持ちなんでしょうね。
よく見ると電線も地下に埋められてるみたい。
住んでみたいなぁ~。
中国に、こんな感じのところがあるっていうのが面白いですよね。
マカオは、中国と西洋とが混在しているのが本当に面白いです。
住んでみたくなるような素敵な街ですよね。