京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

四国旅行2 祖谷のかづら橋・祖谷温泉

2015-05-23 00:52:00 |  国内旅行

四国旅行1 大歩危小歩危・祖谷そば
四国旅行2 祖谷のかづら橋・祖谷温泉
四国旅行3 祖谷温泉・祖谷公園モノレール
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四国旅行5 鞆の浦 遠音近音旅館
四国旅行6 鞆の浦・三井アウトレット倉敷

四国旅行1 大歩危小歩危・祖谷そばの続きです。

2014年11月15日

祖谷のかづら橋へ

祖谷そばのもみじ亭を出発。

 次に向かったのは、祖谷のかずら橋です。 

くねくねの山道を登っていきます。

サイクリングで登っている人も結構見かけましたが、
この坂道は大変だろうな。。

でも、紅葉はきれいですよ。


そして、祖谷温泉の看板が。  あともう少しかな。。

 

 「ようこそ祖谷へ」と書いた茅葺門が迎えてくれました。

 

祖谷のかずら橋

しばらく行くと、野生のシラクチカズラで編んだ吊橋(国指定重要有形民俗文化財)、
祖谷のかずら橋に到着です。

祖谷のかずら橋渡り口に繋がる「いやけいおおはし」を進むと。。

うわ~、これや。。。

祖谷のかずら橋が、目の前に見えてきました。




皆、カメラを向けて祖谷のかずら橋をパチパチ撮っています。

お~いと、こちらから手を振る人がいたのですが、
祖谷のかずら橋を渡る人の中に、誰一人手を振り返す人はありません。

なんで。。と思ったのですが、

あとで、自分が祖谷のかずら橋を渡ってみて、その訳がわかりましたよ。

祖谷のかずら橋は、日本三奇橋の一つで、
シラクチカズラは、3年毎に架け替えられるそうです。

約800年前に源平の戦いに敗れた平家一族が、
この地に潜み住むために架けられたと言われている橋。

 

だから、追ってが来たら切り落とせるようにと、
かずらで造ったそうなのですが、

今は、かずらの他にワイヤーがちゃんと使われているそうで、
ほっと安心。

かずらだけでは、怖くてちょっと渡れませんよね。。

いざ、祖谷かずら橋へ

この橋を渡るのは有料。
橋の入り口で、一人550円払って橋を渡ります。

長さ45メートル、幅2メートル、川面からの高さは14メートル。

ワイヤーとかずらでつながれた横木と横木の間は
10センチ以上離れていて、怖い。。です。

下には、川をゴーゴーと流れる水が見えて
これは、高所恐怖症の人は無理ですね。。

 皆、手すりをしっかり持って渡っていきます。

怖くて止まってしまう人がいると渋滞になるので、

私も、とにかく渋滞を起こさないようにと、
手すりにしがみつきながら、一歩一歩ずつ歩くのがせいいっぱい。

 

先ほど渡った「いやけいおおはし」を見上げる余裕も
まして手を振る余裕など、まったくありませんでした。

なるほど。。これが、理由だったのね。

到着手前、ここにきてようやく写真も撮る余裕が出てきました。

  

ようやく渡りきってほっと一息です。
思ったよりも短かったので渡り切りましたが
もっと長かったら。。と思うと、足がすくんでしまいます。

聞くところによると、ここから車で約1時間ほど山の中を進むと
男橋と女橋の二本のかずら橋の「奥祖谷二重かずら橋」が
あるということなのですが。。

今回は、これで充分かな。。

かずら橋の楽しさ、怖さ、十分に堪能しました。

びわの滝

次に、かずら橋の少し上流側にあるびわの滝へ行ってみました。

 

高さ50mの美しい滝。

この地に潜み住んだ平家一族の落人達が
古都の生活をしのびながら滝の下で
琵琶を奏でつれづれを慰め合ったと伝えられているそうですよ。

でこまわし

帰り道、お店では焼き芋やラムネなどが売られています。

そんな中で、「でこまわし」

でこまわしってなんですか。。

と、お店の方にお聞きしたら、祖谷地方につたわる郷土料理で
里いもやこんにゃく、豆腐などを串に刺し、
ゆず味噌を塗って焼く“田楽”だと教えてもらいました。

 阿波人形浄瑠璃の木偶(でこ)人形に似た形で、
串をくるくる回しながら食べることからこの名が付けられたそうです。

本当だ。。お人形の形をしている。。

では、でこまわし下さい~。

ゆず味噌が爽やかで美味しかったです。 

祖谷温泉へ

さて、いよいよ、本日のお宿祖谷温泉へ向かいます。

 深い緑の山の中、赤い橋が可愛いです。

赤く染まった紅葉も綺麗ですね。

祖谷温泉

そして、やってきたホテル祖谷温泉和の花。
日本三大秘湯の景観を楽しめる秘境祖谷渓の一軒宿です。

 「日本三大秘湯」は、徳島県の祖谷温泉の他に、
北海道のニセコ薬師温泉、青森県の谷地温泉だそうですが、
祖谷温泉。。どんな感じなのか、楽しみです。

 

 

このホテルは、ケーブルカーで行く源泉掛け流しの 露天風呂が有名で、
紅葉の頃はお部屋が取れないと聞いていたので、

半年近くも前から予約を入れていました。

着いたのは、崖の上に立つこじんまりとしたホテル。

小さなロビーでチェックインした後は、お部屋へ案内して頂きました。

 お部屋 ふたりじめ

私たちが予約したのは、お部屋に露天風呂のついたふたりじめというお部屋。

別にふたりじめという部屋をわざわざ予約した訳ではないんですよ。。

部屋の露天風呂から紅葉がみたい。。と思って予約したのですが、
露天ぶろ付きの部屋で空いているのはこの部屋だけだったのです。

お部屋の露天風呂は、こんな感じ。 

 

 テラスから谷底を見ると。。赤く染まった木々が綺麗です。

常緑樹と広葉樹の両方が混じっているので
山全体が真っ赤という感じにはならないみたいですが。。

 それでも、黄色や赤に染まった紅葉は美しい~。

お菓子とお茶で休憩した後、

まずは、ケーブルカーで、
谷底の露天ぶろまで行ってみることにしました。

谷底にある露天風呂まで、ケーブルカーで約5分。
さぁ、約170m下の露天風呂まで向かいますよ。

 

  四国旅行3 祖谷温泉・祖谷公園モノレールに続きます。

  

 

 

 


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4 コメント

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アリスさんへ (たんぽぽ)
2015-05-25 12:11:13
昨年の記事なので、早く追いつこうとちょっと頑張って書いています。

アリスさんも行かれた祖谷温泉の記事ですよ。
アリスさんも泊まられた旅館に行けて嬉しいです。

ほんと、旅館は小さかったのでちょっとびっくりでした。
でも、お部屋からの景色は、とっても綺麗。
今回は紅葉の頃だったので、露天風呂付きを奮発しましたが、湯船から見た紅葉がとても綺麗でよかったです。

大歩危小歩危、全然、私の思っていたのと違いましたが、
聞くと、なるほど。。と思いますよね。
返信する
小梅さんへ (たんぽぽ)
2015-05-25 12:02:57
祖谷のかずら橋のお話し、楽しみにしてもらってたんですね。嬉しいです。

かずら橋、横木と横木の間がかなり離れていて
結構怖かったです。
手すりをしっかり持って、なんとか歩けましたが、
真ん中はとても歩けませんよね。。
真ん中を歩いている人は、さすがにいなかったですよ。

この辺りは、平家の落人が隠れ住んだ地らしいのです。
追ってが来た時に切れるようにかずら橋にしたとか、
美しい滝の前で、華やかだった昔日を偲んだ。。とか
聞くと、こんなところにも歴史ロマンが。。と思ってしまいますよね。

祖谷温泉。
秘境の地だけあって、田舎の温かい趣を残す温泉宿でしたよ。
返信する
Unknown (アリス)
2015-05-24 20:25:35
いつのまにか、祖谷温泉の記事が始まっていたんですね~
楽しみにしていました。

ここの旅館、小さ目でエレベーターないですよね。
でも、お部屋からの景色は最高ですよね。

大歩危小歩危の由来など、いろいろ情報がつまっていて、私の知らないことばかりで、勉強になりました~
返信する
Unknown (小梅)
2015-05-23 23:30:48
祖谷のかずら橋のお話し、楽しみにしていました(^-^)
かずら橋、想像以上に迫力があります!
横木と横木の間、かなり離れていて下に川が見えるのですねー。すごいです。
怖いけど渡ってみたい。。
う~ん、渡れるかな~(^-^;

かずら橋、びわの滝にある平家の落人伝説。
平家の人達が隠れ住み、昔を偲び都を懐かしんだのだろうなぁと思うと物悲しくなります。

美しい滝。琵琶の音が聞こえてくるのを想像してしまいます。
二条城のような歴史の表舞台ではないけど
ここにも歴史ロマン、感じますね~。

紅葉美しい祖谷温泉。
テラスから見た谷底の風景は秘境と言う感じが します(^-^)
洗練された紅葉風景とは また異なった趣があって素晴らしいですね。
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