九州旅行の始まりは こちら
九州旅行1 鹿児島お墓参り 2 指宿温泉 3 長崎鼻・知覧
4 鹿児島桜島・霧島温泉 5宮崎・青島・鵜戸神社
6 宮崎青島パームビーチホテル・高千穂
7 黒川温泉・里の湯和らく 8 熊本城・水前寺公園
黒川温泉番外編 黒川温泉巡り
11月2日
お墓参りも無事終わり、ほっと。 今日のお宿は指宿温泉。
でも、まだ時間があるので、仙厳園方面に行ってみました。
仙巌園の磯工芸館
仙巌園は、江戸時代初期の島津光久(19代当主)によって築庭された大名庭園。
桜島を借景に雄大な風景が楽しめるお庭らしいのですが、
どんより曇り空と噴火で、桜島はほとんど見えないし。。
しかも庭園を歩くだけでも1時間はかかると言われ、
中に入るのをやめました。
それよりも、島津薩摩切子を見ようと、隣の磯工芸館へ。
赤・青・黄。。さまざまな切子が綺麗に並んでいます。
でもでも、かなり高価です。。
私達は、とりあえず記念にと、地元若手作家さんの作品、金色の硝子に赤のラインが入ったグラスを。
ワインを飲む時に、小さなチーズやチョコレートなんかを
入れてもいいかな~と、1個だけね。
薩摩切子の工房も見せてもらい、
いよいよ、今日のお宿指宿に向って出発です。
でも、なんだかね~。。。
雨はぽつぽつ降ってくるし、←お天気予報、大外れです。
噴火の火山灰でフロントガラスは、ほら、この通り。。
お天気だったら気持ちのいいドライブなのにな~なんてぼやきながらの
ドライブとなってしまいました。
指宿白水館
でも、5時前には、本日のお宿、指宿温泉白水館に到着です。
旅行社の方から連絡が入っていたみたいで、フロントの方が
御結婚30年おめでとうございます~と言って迎えて下さいました。
こちらへどうぞ~と言われて、記念ボードの前で写真を撮ってもらったり
なんだかこっちの方が恐縮してしまいます。
薩摩芋を使ったお菓子とお抹茶でほっこりした後は、お部屋に。
お部屋は離宮和洋室。
このお部屋にも、御祝の日本酒が置いてあって、
この旅館の、温かい心配りに感激です。
二人だけで使うのはもったいない位の大きなお部屋。
広い窓からは、錦江湾をバックに豊松庭園が見渡せます。
すっごく素敵なお部屋で、眺めもばっちりなのですが、
お天気が悪くて、すっきり見えない景色が、ちょっと残念。。
砂蒸し風呂
しばらくして、夕食前に指宿名物砂蒸し風呂に行くことにしました。
一度、この砂風呂という物に入ってみたくって。。
この頃は、結構雨が降っていたのですが、ここの砂風呂は
館内にあるとのことで、無事砂ふろを体験することができました。
砂風呂は、砂が本当に暖かくて、いい気持ち~。
風邪気味の私も、←なんで、旅行の時に限って風邪引くねん。。
この砂風呂の熱さで、風邪のウィルスがどんどんやっつけられている感じ。
砂風呂記念の写真も撮ってもらって。
砂風呂からでる時は、もう、汗だくだくでした。
これで、風邪も治った~と期待したのですが。。。
お食事羽衣
お風呂の後は、お食事どころで夕御飯です。
食事処羽衣からも、ライトアップされた松の庭園が見えてます。
お料理は、先付け、前菜から始まって、新鮮なお造り、
鱧・海老・甘鯛・松茸も入った土瓶蒸し。。
松茸の柚子庵焼きや、伊勢海老の炊き合わせもあって、
秋の味を満喫。
途中、幻の焼酎森伊蔵があるとのことで頼んでみました。
森伊蔵と極上森伊蔵のセットです。
ふわっと~広がる感じは、焼酎というより、極上の日本酒、
いや。。どちらかとうと、ウィスキーに近い様に感じました。
二人で、森伊蔵と極上森伊蔵を飲み比べ。
初めは当たっていたけれど、最後は、どちらがどちらか。。
私の様なお酒の味の分からないものには、もったいない
焼酎の様です。。
その後も、梨を使ったお料理や、鹿児島黒豚のしゃぶしゃぶ。。
と、お料理は続きます。
メニューにはありませんが、鹿児島名物さつま揚げやさつま芋も
ありますが。。と、言われ、
もちろん、お願いします。
そして、最後に出てきた御飯は、結婚30周年を祝っての、お赤飯。
え。。そうなんですか。。。とびっくり。
もう、お腹いっぱいでしたが、折角の御好意、
頑張ってお赤飯も頂きました。
本当に色々な心遣いが嬉しい、白水館の御もてなしでした。
11月3日
朝の光
あくる朝、錦江湾に降り注ぐ朝の光。
静かに夜が明け始めています。
二人で、朝の散歩に出かけました。
海の向こうから昇った朝日が、海面をきらきらと輝かせています。
30年間色々な事があったね~。。
。。。。なんて、ドラマの様な事は言わないけれど、
でも、心の中に、なんかそんなことが浮かんでくるような、
温かく包み込むような朝の光でした。
朝風呂・朝食
そして、私達は、昨日とは別の、本館にあるお風呂へ。
その後は朝御飯。
フルーツがパイナップルというのが、やっぱり南国らしい~。
後で、ばたばた、お土産を買うのは大変だからと、
お土産コーナーで、早めのお土産を買って、
森伊蔵のお酒も宿泊客限定で売られていましたよ。
このお酒が買いたくて、ここに泊まりに来られる方もおられるとか。。
ま、私達には、もったいないと。。買いませんでしたが。
さて、これから今日は、池田湖・長崎鼻まで行って、その後知覧へ行き、
今日のお宿がある霧島温泉へと向います。
新たに出たお天気予報によると、今日だけがお天気で、
明日から九州は、大雨模様とか。。。。うそやろ。。
お天気予報が、外れてくれることを願いつつ、
唯一お天気のいいこの日を楽しまないと。。と
早めに旅館を出発することにしました。
(九州旅行3 2日目 長崎鼻・知覧へ続きます。)
噴火の影響ってすごいのですね。経験した事がないので、想像でしかないのですが、雨が降るまでも灰で汚れたのではありませんか? 地元の人は大変ですね。
でもまあ、そのどんよりを吹き飛ばしてくれるような旅館にお泊りになったのですね!
僕は旅行なんて全然行かないのに、たんぽぽさんのブログのおかげでこの旅館が素晴らしい事はすぐに分かりました。それがちょっと嬉しかったりします(^^)
今までに連絡がいってなかった…ということがありましたね。けどここはちゃんと受け取って最高のおもてなしを受けられたようで、それが何よりも嬉しかったのではないでしょうか。このようなことって、後でいい旅が出来たと思える大切な要素のような気がします。ま、これも想像です。
今まであまりどこへも行ってないのですが、ちょっと旅に出たくなりました(^-^)
洗濯物も外には干せないし、大変だろうな~と思いましたが、鹿児島の人達は、いつもの事という感じで、案外平気の様子でした。
白水館は、いつまでも心に残る旅館でした。それは、結婚30周年ということで、素敵なお部屋に泊まれたこともありますが、
やっぱり、お祝いを言って下さったり、記念写真を撮って下さったり、日本酒、お赤飯。。と
その優しさがとっても嬉しかったです。こういう心配りが、旅をすごくいい物にしますね。