京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

岡山旅行5 備前焼の里・日生はましん

2011-06-15 10:31:00 |  国内旅行

母が退院して1週間になります。

初めは、何か一つするのにも頼りなくて、大丈夫かな~と心配しましたが
だんだんとできる事が増えてきて、以前の生活に近づきつつあります。

母と私達とは入り口いっしょの2世帯住宅ですが、
二つの居住を結ぶ内線は母のリビングに一つだけでした。

この内線を、もう一つ母のベッドルームのベッド脇につけたことで
夜、もしも母がしんどくなっても、すぐに連絡ができるようになり、
私も、安心して寝られるようになりました。

ただ、つけた初日だけは、いつ夜中にピ~って音が鳴るかと気になって気になって。。
私、ほとんど寝られなかったんです。

でも、ご安心を。二日目からは、ぐっすりと寝てしまっていますので。。
あ。。。ぐっすり寝すぎたら、内線の役が余りたたないかもしれないな~  6/15

 


 

 さて、岡山旅行の最後は、備前市伊部の備前焼の里からです。

旅の始まりはこちら    岡山旅行1 蒜山高原

月1日

備前焼の里

備前市伊部の備前焼の里へやってきました。
焼き物は、主人も私も母も大好き。見ているだけでも楽しいです。


備前焼は、うわ薬を一切かけず、絵付けもせず、
陶土で形を作り釜に入れて焼いただけのもので、
一切のごまかしが効かない焼きものだそうです。

素朴でぬくもりのある備前焼。

土と炎の出会いによって生み出される備前焼、
でも、その工程は長く、多くの手順を経て長時間かけて作られていくそうで
その分、お値段も高い。。

土味を生かした備前焼は緑の中にあっても映え、

 一輪の花を飾っても、日本古来の美を感じさせてくれます。


備前焼ギャラリー喫茶・里房

人間国宝にも輝き、ろくろの達人と呼ばれた山本陶秀さんと
その息子・雄一さんの両作家による作品 が鑑賞できるギャラリー、里房さん。
 



里房さんのカフェでちょっと休憩です。野点コーヒーを頼んでみました。

備前焼の器に入れたコーヒーを、なんと、茶せんで泡立てるコーヒーです。
酸味が取れて、まろやかな味のコーヒーにびっくり。

高級な備前焼で飲むと味もいっそう美味しくなるのかな。


備前焼の花器

母が里房さんでゆっくり休憩している間、私達は近くのお店も
ちょっと覗いてきました。

その後はまた3人で備前の里を散策。


こちらのお店では、 お茶を出していただきました。
湯のみも、コースターも備前焼ですね~。素敵

母は、このお湯のみとコースターのセットを買っていました。

主人は、せっかくだからとお手頃の花器を見つけてご購入。

私はサービスコーナーで一輪ざしとそれを乗せるお皿を。
箸置きは、おまけです。

そんなに高級品ではないけれど、
とりあえず記念の備前焼も買えてよかった。 

日生(ひなせ) はましん

 さて、次のお目当ては魚料理。
 岡山県の漁師町日生にある海鮮料理のお店、はましんへ行ってみました。

 あなごの炭火焼が食べれるお店なんです。

このお店は、魚好きの主人がチェック、探しておいてくれたお店。

頼んだのは、はましん定食、あなごのひつまぶし付き。
でも、すごいボリュームなので、私と母は二人で一つにしました。
これは大正解、とても一人で食べきれる量ではありません。。

 ひつまぶし”といえば「うなぎ」が有名ですよね~。

でも、このお店のひつまぶしは、瀬戸内海で取れたあなごなんです。
油も乗っていて、それでいてしつこくなく香ばしくて美味しかった~。

お刺身、白子、天ぷら、まぐろの角煮、茶碗蒸し。。
それぞれが、新鮮で美味しくてボリュームもたっぷり。

一人で、ベルトを緩めつつはましん定食を完食した主人は、
もうお腹いっぱい。。と、満足そうでもあり、苦しそうでもあり。。
とっても満足のお昼ご飯、ご馳走様でした。

 五味の市

それから、しばらく車で走ると海が見えてきました。
日頃、海を見る事がない為か、海がパ~っと見えるとテンションがあがります。

あ~~海が見える~って、皆でちょっと感激。

なぜか、海を見ると気持ちが大きく、穏やかになるような気がしますよね。


瀬戸内海の漁師町らしく、こんな漁港も通って。。。味の一られる

ひなせ五味の市へやってきました。

時間がちょっと遅かったので、もう終いかけでしたが
それでも、獲れたてのお魚や、お野菜、果物、お寿司。。といっぱい。 

 

終いかけのお陰で、今日の夕ごはんにしようと思ったお魚やちくわ。。
すっごくまけてもらえて買えましたよ。
 

最後の1000円高速

 山陽道、中国道、名神高速。。と高速道路を通って帰宅です。

なんだか可愛い白鳥PAです。

この時は気づきませんでしたが、
今思えば、これが我が家の最後の1000円高速の恩恵を受けた旅でした。

だって、この6月19日で、土日の高速料金1000円は終了なんですよね。

有難かった土日の高速料金1000円の終了は痛いですが、
これも東日本地震被災地の為の援助資金となるなら、皆で応援ですよね。

思い出のグッズ

蒜山高原で買った、ウエルカムボードや牛のぬいぐるみ
大原美術館で買った美術の本やポスター、
アイビースクエアーで買った絵葉書や倉敷川の絵画と、

今回も思い出グッズが増えました。 

湯原温泉砂湯露天風呂番付けの手ぬぐいもありますよ~。
美味しいお土産もちょっとね。

5月の連休、本当は私達は、結婚30周年を記念して
二人でスペインに行っているはずでした。

スペイン旅行が、岡山温泉旅行になってしまったけど、
3人でのんびり、ゆっくりできた旅でした。

このあと2週間後に母が突然入院することになってしまったのですけれど、
それも無事に退院できて、元の生活に戻りつつある今、

また、3人でゆっくり温泉旅行出来る日が来ればいいなと
思っています。

 

 

 

 

 

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