クリタケは食用キノコです。栽培も行われています。癖がなく、歯切れの良さなどから天ぷらやすき焼きなど色々な料理に良く合います。クリタケは毒キノコの
ニガクリタケとよく似ています。しかし、見分けるポイントを知っていれば区別することは簡単です。一つ目は色です。クリタケは、名前のとおり栗色(赤褐
色)をしています。これに対し、ニガクリタケは、キノコ全体が黄色なので区別できます。二つ目は味です。ニガクリタケはすごい苦味があります。もし誤って
食べ苦味を感じたらすぐ吐き出して下さい。上の写真がクリタケです。下の写真がニガクリタケです。ニガクリタケはだんだん黒っぽくなりクリタケに近い色に
なるものがあるみたいなので注意が必要です。
寂地山で採ったブナシメジです。
群生している姿を見たいのですがいつも1本か2本しか生えていません。傘径約8cmと大きく、しっかりしていて歯ざわりもいいですね。
タムリンのホームページに「11月寂地山のキノコ」をUPしました。
タムリンのホームページに「11月寂地山のキノコ」をUPしました。
ムラサキシキブとよく似たものにコ
ムラサキとヤブムラサキがあります。ヤブムラサキは枝や葉の表裏や萼などにたくさん星状毛が生えており毛むくじゃらなのですぐ区別がつきます。紫色の実も
最もまばらです。ムラサキシキブとコムラサキはよく似ていて区別するのが難しいのですが、次のような点で区別できます。『コムラサキは①葉の鋸歯(きょ
し)が,上半分のみに見られる。(ムラサキシキブはもっと全面に)②花序の柄は,葉腋(ようえき)のやや上からでる。(ムラサキシキブは,葉腋(ようえ
き)からでる)。③果実の数がもっとも多くまとまってつき、枝がたれさがる。』 また、『
庭などに「ムラサキシキブ」として植えられているものは,「コムラサキ」であることが多い。果実(かじつ)が,多数まとまってつくので見栄えがするからで
あろう。』今日の写真はムラサキシキブです。
写真提供;植物の先生E氏(大将陣山にて)
写真提供;植物の先生E氏(大将陣山にて)