タムリンの備忘録

山、花、鳥、旅などの写真を中心とした自然観察記録です。
自然が大好きな方々のご訪問をお待ちしています♪

ナツスイセン

2005年09月15日 | 日記
作日は、仕事できらら浜に行きました。2001年に阿知須町であったきらら博の跡地です。「バスドライブ」という行事で病院のバスや福祉タクシーを使ってきらら浜に行き、きららドーム周辺でお散歩や遊具遊びを楽しみました。天候は曇りで適当に風もあったので、今の時期にしては絶好の条件でした。この辺りは干拓地なので浜辺の植物があります。花はもう終わっていましたが、ハマゴウやハマボウがたくさんありました。今日の写真は、2週間前に霜降山管理道で撮ったものです。少し写りが悪いのですが、ナツスイセンだと思います。スイセンとついていますが、ヒガンバナの仲間です。ヒガンバナの仲間は春に葉が茂り、花が咲く頃には枯れてもうありません。今ではナツスイセンは終わり、ヒガンバナが咲いています。

ママコノシリヌグイ

2005年09月14日 | 日記
花の名前は簡単には変えられないそ うです。だから、名前をつけるときは十分考慮してつけてもらいたいものです。気になる名前の植物はいくつかありますが、その最たるものがママコノシリヌグ イです。茎に下向きのトゲがたくさんついています。そのトゲで継子のおしりを拭おうというわけです。今風にいえば幼児虐待です。いくら何でも・・・。アシ がヨシに変わったように、名前を変えてもらいたいと思います。ミゾソバとほとんど区別がつかないでいましたが、葉の形から容易に区別できることを知りまし た。葉の形が三角形なのがママコノシリヌグイです。


ニラの花

2005年09月13日 | 日記
昨日ツルボの葉と臭いが似ていると書いたニラの花です。散歩道周辺にたくさんの白い花をつけています。近づいて見てみると、6枚の花びらと6本のおしべが6角形状にきちんと並び美しい対象形をつくっています。花の白さもまさしく純白で美しく思います。ニラといえば「ニラレバ炒め」を思い出し、臭いがきつい野菜のイメージが強いですが、花として鑑賞すると好感度アップですね。

ツルボ

2005年09月12日 | 日記
職場の玄関の近くにツルボが咲いていました。職員室を建てかえる前はたくさん見かけていました。淡いピンク色がさわやかな秋を感じさせますが、葉はニラのような臭いがします。花は下から上へと順に咲いていきます。道ばたや山野の日当たりのよいところに咲き、いろいろな所でよく見かけます。

ツルリンドウ

2005年09月12日 | 日記
昨日は犬探しで1日が終わった感じでした。終日走り回った結果、夕方にやっと結論が出ました。黒のトイプードルで名前はリッチとつけました。今週の金曜日からわが家の一員になる予定です。今日の写真はツルリンドウです。「つる性の多年草で他の草木に絡んで七、八十㌢になる。リンドウの類であるからやはり秋口に花期を迎えるが、色も地味であり小さくもあるので目立つものではない。花は対生している葉の脇につく。ところが晩秋になると、評価は俄然変わる。枯れ残った花から突き出るようにして真紅の実が連なってつき見る人を喜ばせてくれる。リンドウの仲間で液果を実らせるのはツルリンドウだけ。」

シモツケ

2005年09月11日 | 日記
今日は下の子の運動会です。昨日雨が降っていたので心配しましたが、今日は花火も上がり、実施できそうです。途中で雨が降らなければいいのですが・・・。昨日からわが家では、犬を飼おうということで盛り上がっています。どんな犬にするか、名前は?どこで買うか?2軒のペットショップに見に行きました。結局、結論は出ず、今日またみんなで見にいくことになりました。トイプードルにするか、ミニチュアダックスフンドにするかパピヨンにするか、チワワは弱そうですし、ビーグルは大きくなりすぎるので中では飼えそうにないし・・・・。今日の写真はシモツケです。下野国(栃木県)で最初に発見されたことから「下野」と名づけられました。バラ科の落葉低木で、日本や中国で昔から栽培されている花木です。

コケモモの花

2005年09月10日 | 日記
コケモモの花です。植物の先生にもらった白馬岳の写真の中にありました。7月の終わり頃の写真です。鐘状の淡いピンクの花をつけます。似たものにコメバツガザクラがありますが、こちらは壷状の花です。そして、葉が少し小さく、コケモモのようなつやがありません。赤く熟したコケモモの果実は甘くて美味しいそうですよ。

コケモモ

2005年09月09日 | 日記
「針葉樹林の林縁や高山帯のハイマツの下に見られる高さ10センチほどの常緑の矮小灌木。秋に直径5-8ミリほどの大きさで赤く熟す甘酸っぱい実は、富士山ではハマナシ、北海道ではフレップ、北アメリカではマウンテン・クランベリーと呼ばれ、生食やジャム、ゼリー、果実酒として利用され親しまれている。葉は長さ1センチ前後の楕円形で質が厚くつやがありほとんど柄はない。地下茎によって繁殖する」コケモモはツツジの仲間です。実はブルーベリーみたいなものと思ったらいいですね。花期は6~7月です。

リンドウ

2005年09月08日 | 日記
台風14号は大雨の影響で山口県地方にも大きな被害を及ぼしました。錦帯橋の支えが流れたり、山陽道が崩れたり、多くの家屋が水につかったり、大変な被害です。私の家内の実家美川町でも、洪水のため水道の水が出なくなり、1週間くらいは水の配給でしのがないといけないみたいです。「備えあれば憂いなし」といいますが自然災害には通用しませんね。今日の写真のリンドウは秋を代表する花ですが、秋の七草には入っていません。春に咲くリンドウの仲間(フデリンドウやハルリンドウなど)があるせいでしょうか?リンドウは山野に地を這うように横に伸びながら花をつけます。花屋さんに売られているまっすぐ伸びて花をつけるものは、エゾリンドウだそうです。生薬の竜胆(りゅうたん)がなまってリンドウという名がついたみたいです。

イヨフウロ

2005年09月06日 | 日記
九州・山口に台風が近づき暴風圏に入りました。今夜から明日の朝までには通過してくれるでしょう。停電にならないといいのですが・・・。昨日から停電に備えて水やお茶、ラーメンやパン、懐中電灯や乾電池、ガスボンベなどを買いそろえています。早く無事に通過して欲しいですね。稲や果物も心配です。昨年は山口県に5回も上陸し相当な被害がありました。写真は久住で撮ったイヨフウロです。久住の夏と秋の植物の予習をしていったのですぐに見つけることができました。扇ガ鼻には本当にたくさん咲いていました。約3㎝もある大きな花、花びらに赤い線の模様が血管のようにあるのが印象的です。高原に咲くフウロソウの仲間で、原産は四国なのでしょう、別名をシコクフウロといいます。

マツムシソウ

2005年09月05日 | 日記
マツムシソウは秋の山の植物としては大変有名です。しかし、山口県の山では見かけたことがありません。山口県のレッドデータブックで調べてみると「日本の北海道、本州、四国、九州に分布する。県内では山口市 、旭村、阿東町、徳地町から知られる。 いずれの産地も環境の変化と園芸採取のため消滅寸前(場所によっては消滅)となっている。」とありました。本当に山口県では見かけませね。もし、山口県で見かけた方がおられましたら教えてください。

ホツツジ

2005年09月04日 | 日記
山に行くと初めて見る植物に毎回のように出会います。登山の楽しみの一つです。山登りを本格的にはじめて、まだ一年弱なので、これから少しづつ勉強していきたいと思います。今回の久住登山で初対面の花は「ホツツジ」です。名前はネットで納得がいくまで調べます。どうしても分からないときは植物の先生E氏に尋ねます。「ミヤマホツツジ」と似ていますがめしべがまっすぐ伸びているので「ホツツジ」です。ミヤマホツツジはめしべが上の方に丸まっているそうです。今のデジカメは相性が悪いのかなかなか綺麗に撮れません。この花は珍しく綺麗に撮れました。「9月久住の植物」タムリンのホームページにUPしました。

再び久住へ

2005年09月03日 | 日記
先週に続いて再び久住へ行きました。今回は日帰りなので植物の写真を撮ることに絞りました。先週は、星生山と久住山に登りましたが、今回は扇ガ鼻だけです。久住登山に詳しいY氏から花を撮るなら「扇ガ鼻」がいいとアドバイスをもらいました。4:00に起きて、4:30出発、高速を使わずに一般道を進み、8:30に牧の戸峠に到着。9:00登山口を出発。植物の写真を撮りながら、11:15に扇ガ鼻頂上に到着。昼食をとり、13:00下山完了。長者原登山口に行き、登山情報を集めました。帰宅後写真をきちんとパソコンに移せて一安心。今回は珍しく植物の写真が上手に撮れていました。写真は、今日のベストショット「蝶とキリシマヒゴタイ」です。

コヤブタバコ

2005年09月02日 | 日記
コヤブタバコは山野の林内に生える2年草で高さ50~100cmです。茎は太く良く枝分かれしています。頭花は径2cm弱で下向きに咲きます。 ヤブタバコ属は花冠と子房の間に粘液を分泌する腺があり,ベタベタします。これにより,動物や衣服などに付いて運ばれます。ヤブタバコとは葉の形がタバコの葉に似ていて,ヤブにはえるからです。名前とは逆に花の大きさはコヤブタバコの方がヤブタバコよりも花が大きいです。写真は霜降山管理道で撮りました。

カエデドコロ

2005年09月01日 | 日記
霜降山管理道でセンニンソウとともに今よく目につくつる植物がカエデドコロです。こちらは黄色い小さな花を線状につけてぶら下げます。花序をたくさんぶら下げているものは艶やかです。ヤマノイモの仲間ですが芋やムカゴはつくりません。葉がカエデの葉に似ているのでこの名があります