パンジーを全体的に小さくしたものがビオラなので、スミレの小形のものがコスミレといった印象を持ちそうですが、実際はそうではないのです。花や葉はスミレよりも大きなものもたくさんあり、花つきのよい立派な株に出会うこともあります。スミレに比べて草丈が伸びなことからついた名前らしいです。花の色や形態に変化が多いため、観察者を困らせるスミレの一つです。
【コスミレの特徴】
①草丈はふつう5~10㎝。
②葉はやや丸みのある長三角形~長卵形。
③葉の表面は粉をふいたような濁った緑色。裏は、紫色と緑色のものがある。全体に毛が生えるものもある。
④花の色は薄紫色がふつう。一つの株につく花は多い。
⑤側弁は基部からしっかり開き、花柱の先がよく見える。
側弁の基部は東日本では無毛、西日本では有毛。西日本に多い有毛のものをヒゲコスミレという。
※形態によっては、スミレ、ノジスミレ、アカネスミレと紛らわしくなる。
※いがりまさし著「増補改訂 日本のスミレ」参照
【コスミレの特徴】
①草丈はふつう5~10㎝。
②葉はやや丸みのある長三角形~長卵形。
③葉の表面は粉をふいたような濁った緑色。裏は、紫色と緑色のものがある。全体に毛が生えるものもある。
④花の色は薄紫色がふつう。一つの株につく花は多い。
⑤側弁は基部からしっかり開き、花柱の先がよく見える。
側弁の基部は東日本では無毛、西日本では有毛。西日本に多い有毛のものをヒゲコスミレという。
※形態によっては、スミレ、ノジスミレ、アカネスミレと紛らわしくなる。
※いがりまさし著「増補改訂 日本のスミレ」参照
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