無線ランが普及し始めたのは十年くらい前。家庭では必要性を感じなかった。職場ではその利便性から導入しようとしたが、セキュリチィーの問題からストップがかかった。有線に比べて、速度的にもセキュリチィーの面からも劣っていたので致し方ない。それにしてもパソコンにまつわる技術の進歩はめまぐるしい。私に関していえば、マイパソコンのハードディスクの容量がM(メガ)からG(ギガ)に変わったのは15年前。そして、昨年ついにT(テラ)に変わった。無線ランに関しては、その規格が11b、11gから11nドラフト2.0へ。2年くらい前までは、毎月パソコン雑誌を購入してその進歩についていこうと悪あがきをしていたが、寄る年波には抗いきれず諦めてしまった。その頃はまだ11nドラフト2.0は規格化されていなかった。通信速度の理論値は11gの約6倍。今では規格化され無線ランの標準となっている。私が購入したのは、ポケットルーターにUSB接続の子機。5千いくらかであったが、予想以上に安く上がった。理論速度は150Mpbsとあるので、11nドラフト1.0かな?それでもわが家の2階と1階の端と端の対角線上に位置しているのに電波が途絶えることはほとんどなく、速度的にもインターネット閲覧には不自由を感じない。ただし、動画視聴やファイルのダウンロードに関しては有線に比べてその遅さが気になる。でも、今のインターネット利用範囲では十分に満足のいく環境で、快適と言ってよい。