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寂地山～冠山で撮影したサンインスミレサイシンです。カタクリ同様に残雪の影響でスミレの開花もずいぶん遅れているようです。昨年のこの頃はシコクスミレ、サンインスミレサイシン、ジャクチスミレなどたくさんのスミレに会うことができましたが今年はサンインスミレサイシンだけでした。そして、その株もほとんど見つけることができませんでした。サンインスミレサイシンは透明感のある淡い青紫の大輪の花をさかせます。距は太く短いのが特徴です。北陸から西、主に山陰地方に見られます。花の初期は葉が展開していませんが、徐々に開き、だんだん葉が細長くなります。そして葉はさらに大きくなり先端が細く尖ってきます。