タムリンの備忘録

山、花、鳥、旅などの写真を中心とした自然観察記録です。
自然が大好きな方々のご訪問をお待ちしています♪

「ふれあいフェスタ」

2005年10月20日 | 日記
昨日は院内行事「ふれあいフェスタ」がありました。養護学校も協力しました。内容は、バザー、たこ焼き、カフェ(ケーキ、コーヒー、ジュースなど)、写真屋さん、おみこし、音楽会などでした。養護学校はカフェとおみこしを担当しました。音楽会では「マツケンサンバ」を踊りました。どの催しも好評でみなさんに楽しんでもらえたようです。
今日の花は秋吉台に咲いているムラサキセンブリです。
センブリ属の中では大型で、草丈は70センチに達するものもあります。生育地はセンブリと同じく日当たりの良い草原ですが、センブリより暖かいところを好むのか、関東以西の本州・四国・九州で見られます。花冠の直径は3センチ位です。茎も葉も暗紫色を帯びていますが、若い株の中には、茎も葉も緑色のものがあります。センブリと同じく、非常に苦みが強いのですが薬効はありません。
秋吉台にはたくさん咲いていますが、他県では絶滅危惧種Ⅱ類に入っているところもある希少植物です。希少種故の野草マニアによる盗掘。苦いが故に、センブリと混ぜて売ろうとする薬草業者による盗掘によりますます数を減らしているそうです。「人間と自然との共存」という立場で動・植物をとらえて欲しいものです。