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八ツ場ダム工事再開

2011年12月23日 | Weblog

民主党のマニフェスト(政権公約)がまた実行されなくなった。

昨日の午後、前田国土交通大臣が工事中止だったはずの八ツ場ダム工事継続を発表した。

民主党が2009年の衆院選で大々的にマニフェストとして出してきた公約の一つ『八ツ場ダム工事中止』で、前原政調会長が国交相在任中に、地元の大きな反対を振り切り工事中止を発表。関係自治体などが工事継続を国交省などに要望していた注目される工事だ。

僅か2年3ヶ月あまりで工事継続の判断を余儀なくされ、政権与党民主党内のバラバラな体制が再び現出してきた。

政府、与党のグラグラした動き、オーバーに言えば朝令暮改の決定だ。

国民の多くはマニフェストを信用して民主党に1票を投じていたはずで、有権者の多くは今回の決定に関しあきれ果てているのではないだろうか。

『現実路線』をとる野田総理の判断も大きいと思うが、実際に出来ないことまでオーバーにパフォーマンスしてきた民主党にはもう愛想を尽かしてしまった方も多いと思う。

これまでマニフェストを反故にする与党も珍しい。選挙で勝つためだけの公約を並べるのだったら、簡単だ。民主党を信頼し、将来の夢を抱きながら生活してきたものにとっては、大きなショックだ。

地域の声を聞く、地域事情重視の方向は大切だが、それだけで政治的に安易に決定していると、そのうちに政権は崩壊してしまうのは必死だ。

世間では“うそつきは泥棒のはじまり”という諺もある。

次回の総選挙では、マニフェスト違反を重ねる政権与党民主党が得票を減らすのは見えている。

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