暑い夏に頑張っている生物といえばやはり『セミ』。夏の暑さの度合いを音で増幅させるのが『セミ』ということになる。
毎朝、毎夕、木や枝を見ながら歩いていると、クマゼミの喧しい賑やかな声には驚かされる。小さな体からそれは元気な鳴き声が響き、特に夜が明けると暫く大合唱となる。
一方、年々アブラゼミが少なくなってきているとの報告がここ数年出されているようだ。
そういえば私の少年時代はアブラゼミが主流だった。しかし、今ではクマゼミが中心になってきた。確かな情報ではないが、その地域の気候の変化にもよるようで、しかもアブラゼミの減少には地域差があるといわれているから一概にはいえないということにはなるのだが。。。
幼虫の期間が長く、成虫になってからはせいぜい3週間から1か月ほどと言われているアブラゼミ、ウォーキングの時、道路上に落下してしまった姿を見かける。お腹を見せ飛行できなくなってしまっているのだ。クマゼミも同様で少し可哀想に思ったりする。
これからはその姿に接することが多くなるが、やはり“命”、大切に生きてほしいと思ったりすることがある。