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サッカー女子は銀メダル

2012年08月10日 | Weblog

今、朝6時前、サッカー発祥の国、イギリスロンドンウェンブリースタジアムでは大観衆の前でサッカー女子の表彰式が始まった。

3位のカナダイレブンの選手ひとりひとりに銅メダルが授与され、それぞれが笑顔でメダルを受け取った。

ワールドカップの金に続き、惜しくも五輪は2位になったなでしこニッポンの選手には国際サッカー連盟ブラッター会長自らなでしこイレブン一人ひとりに重い銀メダルが首にかけられた。うれしそうな顔が世界にリアルタイムで伝わっている。

そして、大歓声の中、アメリカに金メダルが贈られ、五輪3連覇をした選手の美しい笑顔がスタジアム内に輝いた。

表彰式が終わり、戦い終えた選手たちにとって、彼女達だけが味わう晴れやかな姿だった。よくやった!なでしこイレブン!感動をありがとう!!

やっぱり、五輪でアメリカには勝てなかった。アメリカにはここぞというときの強さがあった。

前半8分、ロイドのゴール前の低いヘディングシュートで先制され、なでしこは予想外の展開、その後日本はボールの支配率が勝るものの決定力に欠け、前半で追いつくことが出来なかった。

さらに、0対1で折り返した後半9分、アメリカにカウンター攻撃でまたもやロイドがドリブルでペナルティエリア前から強烈シュート2点目を献上してしまった。

しかし日本は後半18分、澤のシュートを相手守備がはじいたのを大儀見が押し込み1点を返し追い上げ粘ったが1対2で敗れ、目標としていた金メダルにはあと一歩で届かなかった。

試合終了後、ワールドカップ覇者なでしこイレブンのなかでも宮間の目には涙が溢れていた。

だが、私は大きなプレッシャーがかかる中、よく頑張ったと選手達を褒めてあげたい。

 

冷静に考えれば、サッカーという競技は、どんなに美しい守りが出来ても、どんなにビューティフルな強烈なシュートを打っても、ゴールマウスを揺らすことが出来なければ得点にはならない。一方で、ほんのわずか数秒の隙にゴールインされれば1点は1点なのだ。

決勝戦でのなでしこのサッカーはこれまでの試合と比べ、最終的な決定力がほんの少し不足していたような気がしてならない。その点アメリカはゴール前での得点に絡んだシーンで、ファウル寸前の貪欲なまでの決定力が見られた。

なでしこの彼女達はこの試合を、プレイバックすることで、勝負の世界の厳しさまを改めて感じ、次に繋いでくれることだろう。

マスコミなどが大きな期待を込めて金メダル、金メダルと囃したてるが、世界一になることはそんなに簡単ではない。

おつかれさま!なでしこJAPANの選手達!!

憧れのウェンブリースタジアムで勝ち取った輝かしい銀メダルを掛け、胸を張って帰国して欲しい。

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