きのう20日は夏の土用丑の日だった。
ウナギが少ないのに、『土用丑の日、土用丑の日』とスーパーやコンビニが盛んに"ウナギ、ウナギ"とPRしている。今年はNHKのドラマ“西郷どん”の影響もあり、鹿児島県産のうなぎが幅をきかせている。その横には相変わらず中国産のうなぎも陳列され、日本産の半額程度の価格だ。
ウナギにとっては厄日なのだが、確かに栄養価も高く夏バテ防止には良い。だからこの日に集中するのだが、別にこの日に限って食べることではないと思う。
日本でウナギを食べ始めたのはいつごろからだろうか?ネットで調べてみたのだが、古くは万葉の時代で、万葉集には大伴家持が夏痩せの友人に、ウナギを食べるように勧めている和歌が収められているという。
また、江戸時代には平賀源内が薬になると言って、食べるようになったという説もあるそうだ。
10年ほど前、東京で友人がうなぎを食べに行こうと言って、かなり有名なうなぎ屋さんでご馳走になったことがあるが、それは美味しかった。値段もかなり高額、普段はとっても食べられない。
スーパーには、アナゴやサンマの蒲焼もうなぎに変わる食品として展示されていた。ウナギは値段も高くなってしまったので、アナゴのかば焼きは、十分代用できることが先日分かった。
次回の丑の日(二の丑)は8月1日とのこと。気温の高い状態は来月上旬にかけても続く見込みで、暑さでダウンしないためにも、栄養豊富なものを口に入れ、元気に盛夏を乗り切るようにしよう!