1〜2か月前からナンテンの木に赤い実をいっぱいつけている風景をよく目にする。
ナンテンは難を転ずると言い伝えがあるが本当だろうか?(クリックで拡大)
ナンテンの実が美しいと感じるのは晩秋から年末にかけて。
真紅の実がたわわにつき、グリーンの葉との対比が紅い実を引き立てる。
葉はグリーンだけではなく赤みがかったものもある。
このナンテンの実は長持ちする。
春から梅雨時に白い花を咲かせその後、緑の実になり、秋から冬にかけ赤くなり、最後まで枝に残っている。
このため、一部の地方では、酒席に最後まで残って飲み続け、なかなか席を立とうとしない人々のことを"ナンテン組"というのだそうだ。
私の若い頃、上司にこの種の方が多く、幹事をしていて嫌な思いをしたこともあった。
でも、上司が部下に暴力を振るうなどという事は決してなかった。
12月が近くなると、そろそろ早目の忘年会が始まっている方もいることだろう。
師走まであと数日、これからは飲み屋街が賑やかになるシーズンだ。