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杜撰

2014年04月20日 | Weblog
 韓国珍島沖の大型旅客船沈没事故で、船長らが逮捕され、原因究明が始まっているが、運航がかなり杜撰だったことが次々と出て来ている。

 ネットの新聞記事やテレビニで伝えられてくるニュースを見る度に、あまりにもこの会社や船の乗組員が基本を無視した(乗客の安全を考えない)運航をしていたことがこの惨事につながったといっていいと思う。

 第1に船体の問題。後部が改造され重心がかなり高くなって、船で一番大切な安定性に欠けていた。

 次に、会社の問題。これまでにも事故を多発、乗客の安全を最前提に考えず、過去にも事故を多発したにも拘わらず、安全が徹底されていなかった。

 さらに、会社がこのような状態だから、船長を含む乗組員もろくなものではない。乗客が船内にいるにも拘らず、先に『一般市民』と偽り、救助船に乗り込んだという船長はじめ、経験6か月の3等航海士が事故海域を担当していたといったニュースを知り、呆れると同時に、遺族にとっては悔やむに悔やまれないだろうと、隣国のことながら激しい憤りを感じざるをえない。

 “杜撰”な管理体制が事故を招いたと言わざるを得ない。

 高校の教頭が事故の責任をとって自殺したというニュースもいたたまれない。いろいろな報道があるなかでいちいち驚くことが続いたが、国内事情がどうであれ、人の命の大切さは変わらない。約260人が船内に残されていると思われるが、懸命の救出作業はかなり難航している。

 一日も早い船体引き揚げが待たれる。
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