このお宅は庭が広い。花も多いが植木を中心に多くの種類の木々が所狭しと植えられている。
普段は関西地方の息子夫婦のお宅と、このお宅の二重生活で、植木や草花とは1か月に1回程度、帰って来て数日庭の手入れをしているため、落ち葉や雑草が伸び放題になってしまうと嘆いていた。
庭の隅にブラシノキがある。赤い花がぼつぼつ咲き始めた。ハナマキ、キンポウジュ、カリステモンといった別の名前がある。 私は主にハナマキと呼んでいるが、面倒くさいので普段は『ブラシノキ』と呼んでいる。
このブラシノキに会ったのは山沿いの旧家の庭、鮮やかな赤の珍しい木が眼に入って来た。すごい印象で、一度見てからは、老化している記憶脳から離れない。とにかく特徴のある不思議な花(木)だ。
日当たりは好きだけど半日陰でもOKというオーストラリア原産の木だ。