こんな揺れは芸予地震以来だ。
寝入りばなの午前2時過ぎ、それはやって来た。
ゆっくりとしたグラグラの揺れから始まってどんどん強い揺れに・・・。
横に寝ていた女房が『地震だぁ・・・・大きいよ・・・』
・・・と言っているうちに、まだまだ揺れが大きくなってきた。しかし何もできない。
ひとつだけやったことは、落ちてくるものはないだろうかと点検、何もない。大丈夫だろうと地震が治まるのを待っていると、より激しい揺れが全身を襲う。 家から逃げ出そうかと考えているうちに振動は終息した。
たった10秒から20秒ぐらいの揺れなのに、1分以上揺れているような錯覚があった。
13年ほど前の3月24日昼下がり。芸予地震のときは会社にいて、それは激しい揺れに見舞われた。窓ガラスのほとんどが鈍い音に加え、最後はバリっと真ん中から次々に割れていった。デスクは東西に動き激しい振動があった。今でも怖かった地震のひとつだ。
“芸予”はすごく怖かったのだが今回は夜間、昼間の地震に比べ不安は大きかった。
幸い、我が家は電気もガスも水道も異状なし。ほっとした。
今後、南海、東南海などの大地震が発生する予想だ。大地震にしっかり備えておかないと、大変だと痛感した。
早速あすからチェックリストを作成し、心と物の備蓄を始めることにしよう。
県内外の友人から沢山のお見舞い電話やメールを頂いた。心強く有難いことだ。