NHKのラジオ第一と総合テレビがきょうも参院予算委員会の答弁の模様を生中継している。
私は結構この委員会審議の中継が好きで、車で移動するときにラジオを聞くのだが、ここ数日の安倍総理大臣の答弁を聴いていて、疲れる。
何故かといえば、「○○でありまして、××ではありませんので、△△ということはないという事はないのであります」と「あります」という言葉が多すぎるからなのだ。
それもやや早口で舌っ足らずなうえ発音が不明瞭な部分があり、答弁の内容が伝わって来ない。だから、ほかの大臣が答弁に立つと“ほっとする”ときがある。
そこで、お願いしたいことなのだが、もう少し解りやすくセンテンスを短くゆっくりと答えていただけないものだろうか・・・!
そもそも、20年ぐらい前はまだ「あります」という言葉は普通に使われていたのだが、現在は「です」で済ませている。
まだお若い宰相なのだから、時代にマッチした話し方(答弁)にしてほしい。その点、師匠と仰ぐ小泉元総理は簡単明瞭かつ印象に残る言葉を使って、国民に解りやすい表現をしていた。
きょうは日中、雨が降って家の中でもテレビの中継を見ていたが、テレビは顔が見えるのでなんとか理解できるようだった。しかし、画面から目を離すと少々解り難い状況が続いた。
総理大臣には補佐官が付いているわけだから、どなたかアドバイスをしてあげないと、長期政権となったとき、辛いものがある。