昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
何気ないものに意外な歴史を見つけるのも
旅の楽しみです。 妻の油絵もご覧下さい。

北海道No.22 利尻島「大磯駐車場公園」付近の景色

2010年09月16日 | 北海道の旅
7/16 北海道旅行3日目 11:50頃、前回掲載の庭に大岩がある家を出発、利尻島最後のスポット「富士野園地」を目指して走っていました。



利尻島北西部にある「大磯駐車場公園」(下段の地図を参照)から約1Km西の景色です。

利尻山の山裾が広がり、所々に岩が見られます。

利尻山の頂上には雲がかかっていますが、裾野から次第に晴れているようです。



上段の風景の場所から少し西に走った辺りの景色です。

道路左手に海岸が広がり、水平線の向こうに礼文島と思われる島が見えて来ました。

かすんで見えづらい写真ですが、意外に小さい姿です。

これまで利尻山に気を取られてしまい、利尻島から見た初めての礼文島です。



利尻島の地図です。

右下に礼文島との位置関係を見る地図を挿入しています。

赤丸印「大磯駐車場公園」と、「栄浜」の間の点線は、東の利尻富士町と、西の利尻町との境界線です。



利尻山が少し晴れはじめたようなので、通りがかった「大磯駐車公園」へ立寄りました。

「日時計」と、案内板があり、利尻山が望めます。

頂上は、まだ見えませんが、中腹の残雪が見えています。



ちょうど12:00に撮った日時計の写真です。

文字盤には、ローマ数字で、vi vii viii ix x xi xii xiii xiv xv xvi (6~16)が表記され、日影の手前部分が xii 辺りを指し、誤差はあるものの、ほぼ標準時間のようです。

滋賀県大津市「近江神宮」(2009年01月24日掲載)にあった精密日日時計を思い出しました。

日時計は、経度と、季節により、標準時間との差異が生じますが、「精密日日時計」は、差異を補正して標準時間を確認するもので、興味のある方は上のリンクから「近江神宮」の記事をご覧下さい。

■日時計の案内板を転記します。
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日時計の歴史
 人類が農耕生活を始めて最初に知ったことは「四季の変化」であろう。
 太陽を始め天体の動きから、日々の変化や季節を知るようになったと思われる。人類最初の時を知るための道具「時計」は多分「日時計」であったと思われる。それは人類が最初に手にした科学的な装置だったと言えるだろう。
 この公園に設置した日時計は、古代文明から永い時を越えて現在のデジタル時計時代の機能本位ではなく、自然に対して素直な気持ちを持たせ、人間生活に潤いを与えてくれるモニュメントとして製作しました。
 しばらくの間、古代人のロマンそして自然の時の流れを楽しみながらご鑑賞下さい。
  稚内土木現業所
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利尻山を眺めていると、雲間から頂上が見えて来ました。

しかし、一瞬のことでした。

結局、利尻島の一周では美しい利尻山が見られませんでした。


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