昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
何気ないものに意外な歴史を見つけるのも
旅の楽しみです。 妻の油絵もご覧下さい。

北海道旅行No.23 利尻島「富士野園地」

2010年09月17日 | 北海道の旅
7/16 北海道旅行3日目 12時過ぎ、「大磯駐車場公園」を出発、利尻島の観光も終わりに近づき、レンタカーの返却や、鴛泊港発13:10のフェリーを気にしながら走っていました。



「富士野園地」入口付近に「利尻十六景スタンプラリーの案内板」があり、向こうには頂上を雲に覆われた利尻山が見えます。

案内板には「夢みる山 なおも 気高い理想 追い」と書かれ、ここは「十四景」のようです。



利尻富士町鴛泊富士野にある「富士野園地」付近の地図です。

利尻島最北端の「富士岬」と、「夕日ヶ丘展望台」に挟まれた海岸にはポンシモリ島が浮かんでいます。

「富士野園地」から終着地「鴛泊港」までは、道々105号を東に2~3Kmの場所です。



「富士野園地」の西側に小高い場所があり、展望台になっているようです。

季節によればこの草原に花が咲き乱れるようですが、、ご覧の通り花はほとんど見当たりません。



エゾカンゾウの花が咲く「富士野園地」の写真です。

帰りに、鴛泊港のフェリー乗場の待合室に展示されていた写真を撮らせて頂いたものです。

観光案内の資料で、「富士野園地」では6月中旬~7月中旬にエゾカンゾウが咲き誇るとあり、期待して来ましたが、終わっていました。



海岸に近づくと独特の形をした「ボンモシリ島」がありました。

「ボンモシリ」とは、「利尻島郷土資料館」のアイヌ語資料によると「小さな島」の意味だそうです。



「ボンモシリ島」の左手をズームで撮った写真です。

島にはたくさんの海鳥が住んでいるようです。

ここにも海鳥の小さなコロニーがありました。



ズームで撮った「ボンモシリ島」の頂上付近です。

この辺りには海鳥は少ないようです。

高い場所は、天敵の目に入り易く、低い場所は、波にさらわれ、海鳥の生活も厳しいようです。



断崖の下に広がる海にはたくさんの海藻が生えていました。

これは、全部利尻昆布になるのでしょうか?

「仙法志御崎公園」の海岸でも同じ光景を見ましたが、利尻島に来て初めて、北の海の豊かさを知りました。



東の海岸に標高52.2mの「夕日ヶ丘展望台」が見えます。

緑の草原が続く緩やかな稜線と、荒々しい断崖が印象的です。



ズームで撮った「夕日ヶ丘展望台」の頂上付近です。

柵が続き、柱のそばに見物する二人の人影が見えます。

時間の余裕があれば、登ってみたい山でした。



海岸を離れて帰ろうとした時、足元に可愛らしいピンクの花を見つけました。

葉や、花の姿からフウロソウ科の花のようで、帰りに見たフェリー乗場の待合室の写真にあった「エゾフウロ」かも知れません。

利尻島では、目につく花に出会いませんでしたが、最後に想い出に残る花に出会いました。


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