昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
何気ないものに意外な歴史を見つけるのも
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断崖に立つ「石垣御神崎灯台」

2007年05月22日 | 沖縄の旅
八重山旅行の1日目(4/21)最後は石垣市崎枝の「御神崎(うがんざき)」に行きました。
曇りの夕方のため写真が暗く、一昨年11/3の写真を混ぜて掲載しています。


「御神崎」に到着、灯台手前の駐車場に車を入れ、海側(西)の道路脇を見ると「ヒルザキツキミソウ」が一面に咲いていました。



「ヒルザキツキミソウ」の花です。
アカバナ科オエノテラ(マツヨイグサ)属の多年草で、原産地は北米だそうです。
白い花ですが、開花後にピンク色に変化してくるそうです。
花の中に十字に見えるメシベも特徴のようです。
「ヒルザキツキミソウ」は道路脇の斜面(法面)緑化に使われる草でもあり、風の強い「御神崎」の道路脇に植えられたものと思われます。



「ヒルザキツキミソウ」のすぐ海側に「イリオモテアザミ」が群生し、花が満開でした。
私には「イリオモテアザミ」と、本土のアザミは、見分けがつきません。
沖縄本島では白い花の「シマアザミ」を海岸付近でよく見かけます。



「石垣御神崎灯台」の案内板です。
灯台の説明の他、八重山丸の悲しい遭難事故についても書かれています。
よく見ると「御神崎」のふりがなが、「おがんざき」となっています。
沖縄県のホームページにはこの場所を「うがんざき」と紹介しており、官庁が固有名称として一般的な読み方に変えているものと思われます。
観光案内の一部サイトでも、「おがんざき」と紹介しており、紛らわしいものです。



道路から灯台へ向かって撮った景色です。(一昨年の写真)
秋晴れの本当に良い天気でした。
誰もいなかったので、灯台のすぐ下にレンタカーを駐車しています。
左上の道に妻がこちらを向いていますが、この距離では記念写真にはなりませんでした。



「石垣御神崎灯台」の場所から北西を見た景色です。(一昨年の写真)
八重山丸遭難事故の慰霊碑・観音像が立っているのが見えます。
観音像のすぐ上に船が航行しているのが見えていますが、八重山丸のイメージと重なります。
遊歩道は、右上の奇岩の方に続いています。


「石垣御神崎灯台」の場所から北を見た景色です。(一昨年の写真)
雄大な断崖の景色や、巨大な奇岩に圧倒されます。
もう少し波があると、大きなしぶきが見えて一層雄大に見えるのでしょうね。
水平線を見ると両脇が少し下がり、地球の丸みが見えています。
北海道室蘭市にある「地球岬」の景色を思い出しました。



灯台を囲う柵にもたれてしばらく景色に見とれていましたが、ふと振り返ると数メートル先に柵に止まった鳥がいました。(一昨年の写真)
記念写真を撮ってやると、飛んでいきました。
きれいな青色の野鳥でしたが、名前は?です。



「石垣御神崎灯台」を遊歩道(北西側)から撮った風景です。



上の写真とほぼ同じ場所から北西方向を撮った風景です。
向うに八重山丸遭難事故の慰霊碑が見えます。
手前にテッポウユリが咲いています。


白い「テッポウユリ」の花です。
ツボミも程ほどあり、ちょうど見ごろだったのかもしれません
八重山の島々(石垣島、西表島、竹富島)をまわる旅行でしたが、各地で「テッポウユリ」と、「月桃」の花が咲き乱れていたのが今でも思い出されます。



八重山丸遭難事故の慰霊で建立された観音像です。
台座には建立の経緯が書かれていたように記憶しています。
すぐ隣には、遭難で亡くなられた方の碑があり、線香が焚かれていました。



遊歩道から北東方向の断崖の景色です。
水平線にかすかに見えているのは川平石崎でしょうか。


断崖に立つ「石垣御神崎灯台」の景色です。
一昨年は、晴れていましたが、下まで見に行きませんでした。
晴れの日の明るい写真が撮れなくて残念でした。
荒々しい雄大な景色に圧倒されましたが、写真では今一つ伝わらないようです。


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1 コメント

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Unknown (山口玲子)
2007-05-24 23:23:05
灯台の柵の近くにいた撮りは、カケスだと思う、と夫が言っています。 カラスの仲間で、シャーシャーと鳴く鳥。海の近くにいるそうです。
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