昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
何気ないものに意外な歴史を見つけるのも
旅の楽しみです。 妻の油絵もご覧下さい。

油絵「椿」

2014年03月26日 | 妻の油絵

妻の油絵「椿」(F4号)です。

構図に少し面白さがあり、落ち着いた絵になったようです。

椿の花には、侘びの美しさを代表する一輪挿しのイメージがある反面、木の下一面に赤い落花が散乱する艶やかなイメージも浮かんできます。

オペラ「椿姫」でも知られているように椿は、ヨーロッパでも美しい花の一つとされているようで、高級娼婦を主役とするストーリーから考えると、艶やかなイメージが持たれたようです。

調べてみると、椿は、17世紀、イエズス会の宣教師で、植物学者でもあったカメルによってヨーロッパへ伝えられたとされ、椿の学名「カメリア・ジャポニカ[Camellia japonica]」も彼の名にちなんでいるそうです。

寒かった冬も終わり、やっと花盛りの椿が楽しめる季節になりました。


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