妻の油絵「ばら」(F4号)です。
最近の作品の中では一番のお気に入りだそうです。
小さな女の子のようなかわいらしさを感じるこの花は、意外にも人気のツルバラ「ピエール・ド・ロンサール」を花瓶に挿した姿でした。
この人気のツルバラ「ピエール・ド・ロンサール」は、1989年フランスで16世紀のフランスを代表する詩人の名が元になったそうで、この花の美しさが彼の詩に詠まれたバラにふさわしいものだったのかも知れません。
よく散歩する福山市のばら公園でも、花の名称が品種が作られた土地の名や、花のイメージにちなんでいるのを見かけます。
秋のバラが美しく咲く季節、花の姿だけでなく、その名称の由来を想像しながらゆっくりと見て歩くのも楽しいものです。