昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
何気ないものに意外な歴史を見つけるのも
旅の楽しみです。 妻の油絵もご覧下さい。

「備中国分寺」花盛りの風景

2012年04月17日 | 山陽地方の旅
4月15日、岡山県総社市の「備中国分寺」へ行きました。

暖かい季節になり、久しぶりのお出かけです。



駐車場近くから見た「備中国分寺」の風景です。

畑に咲く菜の花の向こうに、何となく懐かしさを感じさせる五重塔が見えてきました。



桜が咲く参道の先に山門、左手に鐘楼、右手には本堂の大きな屋根が見えています。

好天の日曜日、散り始めた桜を惜しむように参拝者が続いています。



五重塔を少し西側(向かって左側)から見た風景です。

この辺りからは「備中国分寺」の主要な建物がほとんどが見える場所でした。



上段の風景を見た場所に「平山郁夫画伯取材場所」と刻まれた石碑がありました。

絵の達人でもやはり風景をよく選んで描くことを教えられます。



山門前の参道から見た五重塔です。

幾度となく訪れた「備中国分寺」ですが、この季節の美しい風景は初めてです。

満開の桜の木の下で家族連れが楽しそうにお弁当を広げていました。



山門の前にあった「備中国分寺伽藍配置略図」の案内板です。

かつての伽藍配置では下から南門、中門があったとされ、現在の山門は三番目の門だったようです。

現在の建物は、ほぼ略図に描かれている通りですが、築地塀や、付属建物の多くは無くなっているようです。



本堂の前付近から見た五重塔です。

山門をくぐった庭には、見事な枝振りの松の木が配置され、五重塔と共に寺の歴史と風格を演出しています。



山門を出て東側へ歩いた風景です。

道の先の小高い丘には桃の畑が見え、ここも満開のようです。



東側から見た風景です。

菜の花畑が広がり、すぐ先には小さな桃の畑、五重塔を囲む桜と、三つの花盛りに彩られた風景でした。



上段の風景を見た場所にも「平山郁夫画伯取材場所」と刻まれた石碑がありました。

この場所の取材で、平成三年七月に画題「国分寺 桃の花咲く頃 吉備路」の作品ができたようです。

「平山郁夫画伯取材場所」は、さらに東に進んだ辺りや、山門をくぐった付近にもあり、いつか作品にめぐり合いたいものです。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。