妻の油絵「弓削島[ゆげしま]の風景」です。
春の穏やかな海に船が行き交い、「弓削大橋」の向こうには白い採掘跡が印象的な「石灰山[せっかいやま]」がそびえています。
久しぶりに油絵で描く風景画ですが、うららかな瀬戸内海の雰囲気がでているようです。
「弓削島」は、瀬戸内海の西の「しまなみ海道」の途中「因島」から南東方向へ船で渡った愛媛県の島です。
「弓削島」から弓削大橋でつながった西隣の「佐島」の海岸から描いたそうで、海岸近くには弓削商船高専の練習船も浮かんでいます。
今年2月、「佐島」の西に長く工事中だった「生名橋」が完成、「生名島」「佐島」「弓削島」三つの離島がつながったニュースがありました。
中世、製塩で栄え、「塩の荘園」で知られる弓削島の歴史を学びに船で訪れるのもいいですね。