昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
何気ないものに意外な歴史を見つけるのも
旅の楽しみです。 妻の油絵もご覧下さい。

玉取崎展望台

2007年06月28日 | 沖縄の旅
石垣島の景勝地「玉取崎展望台」へ行きました。
あいにく曇りの日が続き、数年前の訪問に続き晴天の美しい海の景色にはお目にかかれませんでした。


「玉取崎展望台」の駐車場近くにある看板です。


赤瓦屋根の展望台へ向かう坂道です。
ハイビスカスの花がやさしく迎えてくれます。
今度、花がもっと咲いている頃に来て見たいものです。


上の地図で、右下の小さな地図は石垣島全体、その中を赤い枠で囲った部分がこの地図全体の範囲です。
中央に走っている道路は国道390号線で、北に行く県道206と、左折して西海岸に行く県道79号線に分かれます。
「玉取崎展望台」から北へ進むと、平久保半島の基点になる「伊原間」で、その中で島が最もくびれた所が「船越(ふなくや)」だそうです。
「船越」は、太平洋から東シナ海まで約300mの短い距離で、昔は船をかついで渡ったそうです。
地元のお祭りでも爬龍(ハーリー)船を担いで歩く行事があるようです。


「玉取崎展望台」から北を見た景色です。
写真の向かって左上に「伊原間湾」(東シナ海)が見えます。
右上には平久保半島が見え、その先にはトムル岬辺りまで見えるようです。
向かって右の海は太平洋で、天気が良かったら手前の赤いハイビスカスと海の色のすばらしいコントラストが見えるのでしよね。


正面やや左の三角形の山は、平久保岬の入口にある山「はんな岳」のようです。
こんな形の山にはなぜか親しみを感じてしまいます。
海岸が最も入り込んだ辺りが「船越」でしょうか。
海にはサンゴ礁がよく発達し、とてもきれいです。


「玉取崎展望台」から北東を見た景色です。
上の写真よりやや右にスライドしたあたりです。
沖にあるサンゴ礁に波が当り、白い波の曲線が続いています。


「玉取崎展望台」から東を見た景色です。
海岸近くの海には大小の岩が見えます。


「玉取崎展望台」から南西方向を見た景色です。
右上の大きな山は、「大野岳」のようです。(下段の地図を参照下さい)


「玉取崎展望台」付近の地図です。
玉取崎の海には、たくさんの岩があるのが分かります。
海岸に行き、間近で見る景色もいいと思いますが、はたして近づけるのかは分かりません。


「玉取崎展望台」から西に下っていく景色です。
正面に見える山は、「金武岳」のようです。(上段の地図を参照下さい)
頂上付近に大きな岩場があり、姿の良い山です。
これが本土の山なら大抵の場合、神社があります。


展望台をその隣の小高い丘から見た景色です。
手前の葉は、ソテツのようです。


展望台の隣の丘に月桃の花が咲いていました。
4月下旬の八重山旅行は、各地で満開の「月桃の花」「テッポウユリ」が楽しめます。