光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

カーコレクションで「あの刑事ドラマの劇用車を再現する」はなし(笑)

2018-04-25 05:09:01 | アクセサリー

 トミカよりはるかに小さいカーコレクションでバカな真似をした話から。

 先日Nゲージスケールのカーコレクションの新作で「Y30グロリアバン」がリリースされました。
 通常品はシャンパンゴールドのカラーなのですがかつて放映された「あいつがトラブル」に登場するY30セドリックのワゴンにリペイント・改造する事を思い立ちました。

 因みに「あいつがトラブル」については以下のリンクを。
劇用車に見るアクションドラマ「あいつがトラブル」

 劇中で萩原健一扮する失踪人課の代表・沖田刑事が黒のセドリックワゴンを振り回して失踪する様はいつ観てもカッコいい!
 ワゴンの覆面パトカーというのもかなり異色でしたが、それが他のパトカーのどれよりも大活躍していたのですから、印象も非常に強かったのです。
 カーコレで同形車が出たなら、これは是非やらずばなるまいという義務感(大爆笑)で取りかかったのは言うまでもありません。

 それにしても、長さがトミカの半分以下、容積で8分の1程度?それこそ小指の爪ほどのサイズのカーコレの改造がいかに無謀だった事か(汗)

 ボディカラーの塗り替えはともかく窓枠やモールの塗り分けは苦労の割に報われないレベル、後付けしたルーフレールに至っては1ミリ角のプラ棒を唐竹割するなんて(私にとっては)無茶をする羽目になりました。

 なので出来に関しては大惨事としか言いようがありません。

「あいつがトラブル」の劇用車でY30セドリックワゴンの他に印象的だったのは「U11ブルーバードNISMO仕様」でした。

本作の放映当時ブルーバードは既にU12にモデルチェンジしていたのですが、この頃に日産の中古車部門がU11の前期型にNISMOのパーツを組み込んだ特別仕様車を売り出したことがありました。
エアロパーツのみならず足回りにまでチューンを施したカスタム中古車という当時としては斬新な車でした。

この仕様のブルーバードが本作の前半でセドリックワゴンと並び覆面パトカーとして活躍していたのですからすごい話です。

 さて、Y30を改造したならこの仕様のブルーバーも・・・と思いたいのですがあいにくトミカでもカーコレでもU11ブルーバードは製品化されておりません。
 (但し通常品トミカではなぜかワゴンが出ています)
 ましてや今回の計画ではレイアウトのミニシーンに使う腹積もりですから、できればNスケールだと有難い訳です。

 そこで思い出したのがマイクロエースの「カートレイン」でワキに搭載されていたブルーバード910タイプ。
 劇中のU11同様4ドアHTなのでごまかしも効きやすそうです。

 大体、U11自体モデルチェンジでFRからFFへ大転換したにも拘らず前の910とスタイルがほとんど変わらなかった為に販売不振に陥ったと言ういわくつきの車だったりします。
 かつて、ある企業本で新車発表会に来たユーザーが目の前に実車がいたにも拘らず「新しいブルーバードはどこですか?」と訊いてきたというエピソードが紹介されていましたし。

 ただ、この場合にはこのそっくり度は好都合です。

 こちらはボディを黒にリペイントし、トランクにリアスポイラーを追加。
 スポイラーは0,5ミリ厚の透明プラバンを使い厚みの部分がシースルーに見える様にと試みました。
 大した効果はありませんでしたが(汗)

 むしろ910とU11は一見似ている様ですがボンネットの厚みがまるで違うため単に910のライトを細めにするだけではU11っぽくならないのが問題です。
 今回の素材となったマイクロの910はカーコレと違いプラスチックの無垢に近い素材なのでボンネット前端部分を薄く削る事で少しは似せられそうです。
 気休め程度ですが、やってみると前よりはましになりました。

 上の写真に出ているZ32フェアレディは織田裕二扮する城野刑事の私物として本編後半に登場する覆面車ですが、カーコレのZ32に銀色が無かったのでこれまたリペイントの羽目に(汗)
 それにしても自家用車を覆面パトカーに使って良い物かはよくわかりません(笑)

 しかもこれだけ揃えたのに一番肝心な南野陽子扮する美咲刑事の乗るフィアットウノだけ都合できませんでした。

 Nゲージスケールでは似たクルマすらなかったのが痛いです(汗)
 出来は大惨事な上に文字通り画龍点睛を欠くと言う奴ですが、自己満足感だけはそれなりにあったりします(大汗)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。