4月3日、桜を追いかけて奈良県の宇陀市の又兵衛桜、橿原市の藤原宮跡を回って、帰りに京都府井手町の地蔵院と玉川堤に立ち寄りました。
井手町の地蔵院にはもう何年も通ってますが、シンボルの枝垂れ桜は年々弱ってきているように感じます。
境内も広くない山裾の小さな寺院ですが、人も少なくて近くの玉川の堤の桜並木も見応えがあり、隠れた桜の名所だと思います。
鐘楼のそばの枝垂れ桜は、京都の円山公園の先代の枝垂れ桜と親木が同じで、姉妹桜と言われています。
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このアングルが好きなんですが、後ろには高圧線が・・・
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これくらい寄れば電線も少し目立たなくなります。
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他にも枝垂れの古木(一番奥の桜)がありますが、この木も痛々しい姿になってきています。
両方の枝垂れ桜ともに通い始めた頃とはだいぶ弱ってきているようです。
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傷んだ枝や折れた枝などの修復もされていますが、年々枝ぶりが寂しくなってきました。
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それでもこうして見ると綺麗な枝垂れ桜です。
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これは鐘楼の裏側から撮影したものです。
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ここからは本堂の裏手にある墓地に咲く桜です。
高知のひょうたん桜の札が掛かってました。昭和62年に植えられたそうです。
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枝垂れ桜も植えられています。
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ハナニラ
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木瓜
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アミガサユリ(別名 貝母(バイモ))
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もう山吹が咲いいます。新緑の季節も近いですね。
撮影日 2025年4月3日
撮影地 地蔵院(京都府井手町)
機 材 Nikon Z9
Nikon Z6Ⅲ
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
地蔵院には2年前の桜の頃に行きました。
もちろんtakayanさんのブログで知りました。
確かに訪れる人も少なく静かに桜が楽しめました。
ここはやはり鐘楼と枝垂れ桜が絵になりますね。
しかし年々弱って来ているようで
ちょっと寂しい話ですね。
地蔵院にも何度も通っていますが、年々枝垂れ桜の衰えが目立つようになってきました。
植えられたのは1727年と言われていて、樹齢は300年ほどですね。
姉妹桜である先代の円山公園の枝垂れは、80年ほども前に枯れてしまって、
2代目となっていますから、よく頑張っていると思います。
いつまでもこの地蔵院の桜が生き続けることを願っています。
いつもありがとうございます。
透明な空気も一緒に画面から感じられます。
電線邪魔問題。分かります。
でも、切るわけにはいかへんし。
外国にも桜あるようですが、日本人がこんなに桜に心惹かれるのは、その人生観や死生観と関係があると聞いたことがあります。
美しくて儚くて、だから心惹かれるんですよね。
もう何年も前から通っている古木ですが、今年も見事に咲いてくれました。
流石に樹齢300年にもなると、大きな枝も傷んだり折れたりして弱ってきていますが、
毎年頑張って咲いてくれています。
一番の構図の背景に電線が入ってしまいますが、
これはどうにもなりませんね(笑)
最近は中国にも広大な桜の名所が各地にあるようですが、
なんといっても桜と富士山は日本の代名詞のような存在です。
待ちに待ってやっと咲いても花の命は1週間ほど。
こんな儚さが人の心を惹きつけるのでしょうね。
いつもありがとうございます。