滋賀県内の紅葉もピークを迎え、今週末にはそろそろ終盤となるでしょうね。
昨年はコロナの影響もあり、紅葉シーズンにもあまり出掛けられませんでしたが、今年は湖東三山、湖南三山など
県内の紅葉の名所を撮り歩きしています。
昨日は数年ぶりに永源寺と湖東三山の百済寺へ出掛けましたが、紅葉の見頃を迎えた両寺共に多くの人で賑わってました。
今まで百済寺へは、三俣や猩猩袴、菩提樹の花の季節に訪ねてますが、紅葉の時期は今回が初めてでした。
静かな佇まいの百済寺しか知らなかったのですが、昨日の人の多さには驚きでした。
コロナの感染者が激減し、バスツアーなどに参加する人達が一気に増えて来たようです。
このまま収束に向かうと良いのですが、年明けにかけて感染の再拡大が懸念されています。
気を緩めずに今まで通り感染予防を徹底しなければと、昨日の人出を見て再確認しました。
湖東三山西明寺の続きです。
金剛輪寺のように長い石段の参道が続くことはなく、苔庭の「蓬莱庭」を経由すれば本堂まではすぐに上がれます。
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蓬莱庭
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二天門を通らずに、蓬莱庭から登り専用の参道を歩いて本堂前にやってきました。
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本堂(国宝)です。
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逆光の三重塔の暗い部分に露出を合わせたために、背景の青空は飛んでしまいました。
こんな場面でも肉眼で見ると塔も青空もしっかり見えるのですが、考えてみると人間の眼は本当に高性能です。
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ここのモミジは散り始め。
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この色合いがとても綺麗で、何枚も撮りました。
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二天門から境内の下をローアングルで覗いています。
いちばんお気に入りのアングルでしたが、よく見るとケーブルが横断しています。本当に邪魔な存在ですね。
トップの写真は少し撮影位置をずらし他同じようなショットですが、邪魔なケーブル部分をトリミング。
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三重塔の屋根の曲線が綺麗です。
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この真っ赤な枝は、一番の見頃です。
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木の間から中門の近くに立つ最澄(伝教(傳敎)大師像を見る。
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真っ赤で、日差しを受けて輝いてました。
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掃除が行き届いた西明寺では苔庭と散りモミジの風景は貴重です(笑)
枝の影が印象的でした。
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境内一面広がる苔庭は西明寺の一番の見所。
梅雨の時期、雨上がりの苔庭は一際鮮やかでしょうね。
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本堂と三重塔の間の境内。
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本堂前のこのモミジは、緑、黄、赤のグラデーションが綺麗でした。
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中門付近から二天門を見上げます。
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誰かが切り株に挿したのでしょうね。
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少し引いた位置から見下ろすと・・・ハート型の切り株でした。
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十一面観音像
後背の後ろには三千体の十一面小観音像が収められています。
一体の永代供養料は二万円だそうです。施主の名前を入れていただけます。
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中門のそばに立つ天台宗の開祖最澄(伝教(傳敎)大師像。
比叡山を開かれた伝教大師が生まれたのは、京阪電車の坂本比叡山口駅前にある生源寺と言われています。
京阪電車を定年になってからすでに10数年、その間にいくつかの駅名が変更されました。
以前の坂本駅は坂本比叡山口になりました。
ちなみにJR叡山駅は、今は「比叡山坂本駅」になっています。
湖東三山・西明寺の紅葉を終わります。
この秋は県内の紅葉風景を撮り歩いて、昨日までに湖国の秋の風景を撮り溜めました。
2021年の紅葉シリーズは少し長くなりそうですが、撮り溜めた湖国の紅葉風景を順に紹介していこうと思います。
撮影日 2021年11月16日
撮影地 西明寺(滋賀県犬上郡甲良町池寺)
湖東の古刹 西明寺の錦秋
どれも しっとりとした風情の作品ばかりで 素晴らしい です!
中でも 特に 8番・11番・14番の 三重塔 が お気に入り です。
塔の細工や 屋根の曲線 は 芸術的で、日本の 緻密な仏教建築 に 見惚れます。
ご本堂も この三重塔も 国宝なのですね。
16番の 木の間からの 紅葉と 伝教大師像の構図も ステキです。
塔 といえば 、今日から 3日間限定で
醍醐寺の 国宝 五重塔の内部が 24年ぶりに 特別公開されます。
平安時代に描かれたとされる 弘法大師や 曼荼羅図 が 残っているそうで
ぜひ 目にしたい!ものですが
多くの人が 訪れる ハイシーズン 真っただ中ですから
さらに 混雑するのでしょうね・・・
とりあえず 行くだけ 行ってみようかな 、と思っています。
西明寺の紅葉も本当に美しいですね。
9番のような色合いは私も撮ってしまいます。
玉ボケもいいですね。
14番は塔の曲線美が見事に捉えられていますね。
24番は今流に言えばインスタ映えがする画像ですね。
そのほかも素晴らしい作品ばかりです。
私もtakayanさんのブログに影響されて昨日は
東福寺と今熊野観音に行ってきました。
東福寺は流石にすごい人出でした。
近くにある金剛輪寺とは趣が違って、苔庭がとても綺麗な西明寺は落ち着いた雰囲気です。
三重塔の写真を気に入っていただいてうれしいです。
逆光ではない時間帯に撮れれば良かったのですが、
それでも三重塔と紅葉の風景は見応えがありました。
三重塔や五重塔は地震に強い構造で、昔から自然災害に対しての対応を考えて造られていたために、
今もこうして私たちが素晴らしい建物を見ることができますね。
このような見事な仏教建築を残してくれた匠の技に感謝です。
16番は、木の間から見えた伝教大師像が目に入り、望遠で撮影したものです。
構図を褒めていただきありがとうございます。
醍醐寺の五重塔の特別公開のことが、今朝の朝日新聞に掲載されてました。
内部の壁画に描かれた、弘法大師の肖像も見られるとのことですね。
紅葉シーズンに重なって、この土日は大変な人出となることでしょう。
滅多に無い特別公開ですので、混雑覚悟で行く価値はあると思います。
いつもありがとうございます。
綺麗なグラデーションに、思わずカメラを向けて何枚か撮影したのが9番です。
柔らかな雰囲気と球ボケを意識して、開放絞りf/2.8で撮りました。
14番は光の具合が良くなくて、すこし曇ったような絵になりましたが、
塔の屋根の曲線が望遠の圧縮効果で、より以上に綺麗に残せたと思います。
24番は若者風に言えば「映える」絵ですね。
最初は近くから撮っていたので気づかなかったのですが、
離れた見るとハート型でした。
調べてみると昨年度の「甲良町の魅力を教えてください」の
Instagramのフォトコンで最優秀賞になってました。
全く偶然に撮影したのですが、やはりよく観察している人がいるようです(笑)
東福寺と今熊野へ行かれたのですね。
東福寺通天橋からの紅葉風景は、名所の多い京都でも屈指の人気スポットですから。
平日でも相当な人出だったでしょうね。
写真を楽しみにしています。