数年ぶりに洛北大原・古知谷の阿弥陀寺へ行ってきました。
阿弥陀寺といえばこの季節の九輪草、秋のダイモンジソウと紅葉がが有名で、この季節には何度か訪ねています。
前回は何年前だったのか?と思って写真を調べてみるとなんと2015年、7年も前でした。
そんなに長い間訪ねていなかったとは自分でも驚きました。
当時は九輪草の他には、そんなに多くの山野草は育てられていなかったのですが、
今は春から秋にかけて100種類ほどの山野草が育てられていて、季節ごとに色々な花が見られとのことで、
受付で当山の奥様から育てられている山野草の一覧表もいただきました。
またこれからは季節ごとに何度も訪ねてみようと思っています。
阿弥陀寺の新緑の風景と、境内に咲く九輪草やその他の山野草を何回かに分けて紹介します。
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この山門の横にも駐車場がありますが、ここから歩くと長い上り坂の参道を歩くことになります。
上にも数台の駐車場があり、狭い参道ですがコンクリート舗装がされています。
光明山法国院阿弥陀寺
尾張国で生まれた弾誓(たんぜい)上人は、9歳で出家して以降各地を転々として修行を重ね、晩年に古知谷へ赴いた。
慶長十四年(1609)、弾誓は念仏道場として阿弥陀寺を開山。
弾誓はそのわずか四年後の慶長18年(1613)に入定してしまうが、その亡骸は現在も「ミイラ佛」として
境内の石廟に安置された石棺に収められており間近で拝むことが可能。
阿弥陀寺は皇室とも関係が深く、入江御所や閑院宮から掛幡などを寄進されているほか、
閑院宮、有栖川宮家のご祈願所にもなった。
近年では、昭和61年(1986)に秋篠宮文仁殿下のご参拝の記録がある。
なお阿弥陀寺というお寺は全国各地に存在することから、地名をつけて「古知谷 阿弥陀寺」と呼ばれることが多い。
本来、阿弥陀如来を本尊とする浄土宗のお寺でありながら弾誓上人の尊像を本尊に据えているのは非常に珍しく、
これを根拠に阿弥陀寺は「一流本山」と称する。(京都 観光エリア別 名所ガイドより)
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一番上の駐車場の手前に車3台ほどの駐車スペースがあり、そこから新緑の中を歩きました。
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参道の脇には沢があり、苔むした岩と周囲には多くの植物が見られます。
(帰りに沢の植物も少し撮影しました)
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ほぼ上まで車で行っているのに、それでも息が切れました(笑)
下から歩いてこられる参拝者も多いのですが、しんどいでしょうね。
古知谷へはバスの便が悪く、大原のバスセンターから歩くかタクシー利用の方も多いようです。
takayanは琵琶湖大橋経由の途中超えですので、たびたび出かける湖西の里山よりも近い所です。
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「禁葷辛酒肉」
結界石で、「酒や臭の強い物を持ち込んでは修行になりません、心構えを持ってお寺にお入りください。」とのことですね。
今はこの石段を登ることはできません。左側に整備された参道があります。
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微妙なバランスで建っていますね。
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石垣には咲き始めのユキノシタが多く見えます。
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古知谷阿弥陀寺は紅葉が有名な所ですが、青モミジも本当に綺麗です。
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樹齢800年を超える古知谷のオオカエデ。京都市の天然記念物です。
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岩場にしっかりと根を張っています。
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この花は??
ヒメレンゲでしょうか?水際の岩場に咲いてました。
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沢の水際には多くの植物が生えています。
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秋にも撮ってみたい風景です。
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苔も綺麗です。
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タツナミソウ
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キンラン
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ツボサンゴ
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この他にも多くの山野草が咲いていますが、それらは後日にまとめて紹介しようと思います。
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オダマキ
この季節の阿弥陀寺といえばもちろん九輪草です。
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次回は中庭に咲く九輪草をたっぷり紹介します。
撮影日 2022年5月18日
撮影地 洛北大原・古知谷阿弥陀寺(京都市左京区大原古知平町)
大原の奥に阿弥陀寺があるのは知っていましたが
まだ訪れたことはありません。
こんな素晴らしい古刹ならすぐにでも訪れてみたいです。
予告の九輪草も美しいですが山野草も良いですね。
春から秋まで100種類の山野草はすごいですね。
古知谷阿弥陀寺インプットしておきます。
7年ぶりに阿弥陀寺を訪ねました。
そんなに間が空いているとは思わなかったのですが、
この年れになると1年が短く感じられるので、
数年前のこともつい最近のように感じます。
以前から九輪草の名所でしたが、今は他にも多くの山野草が育てられていて、
花好きにはお勧めの古刹です。
まだまだ九輪草の見頃は続いていると思います。
上にも駐車場がありますが、参道は狭いです(笑)