高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

35年前のつけ!

2020年04月27日 09時29分25秒 | ログハウス
私の住んでいる家は、素人の作ったログハウスだ。
ログハウスを作るのには、チェーンソーで丸太を加工しながら積み上げていくのだが、その時大量の切りくずが出る。
その切りくずを積み上げて居たところに、白アリが入ったことがあった。
これはヤバい!と、切り屑を片付けたのだが、その時の白アリの残党が、床下の根太( 床板を打ち付ける垂木 )に入って残って居たのだろう。



何十年も経って、どうも、床のある部分がギシギシ云う、その上を歩くと、床板が沈み込むのだ。
そこで、一度床板を剥がして、確かめてみると・・・・・
やはり、白アリに食われていた。今は、全く白アリは居ないのだが、30年前に食われた所が、ボロボロになっていたのだ。



面白い物で、杉の垂木には全く白アリが入って居ないのに、ベイマツの垂木はスカスカになるほど食われていた。

新しい垂木に交換し、補修を終了。
補強もかねて、新しい床板を張り替えた。





時間があるので、こんな補修作業がはかどります。

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