高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

2011 後継者育成事業 4

2011年11月28日 08時23分49秒 | 後継者育成

本日が、今回の後継者育成事業の山場である。
昨日、底編みした生地を、電気コテで熱を加えて立ち上げて行く、起き上がった編地を、組み合わせることで、平面だった編地が、立体的な物に変わってくる。

このコテの熱さ加減や、力の入れ具合が難しく、熱し過ぎてヒゴを焼き切ってしまったり、反対に熱し方が足らないと、ヒゴを弾いてしまったりする。

ちょっと長い、2分ほどの動画ですが、私の起こすところを生徒に撮って貰いました。

</object>
YouTube: 2011 後継者育成事業#1

コテで起こした所を組み合わせて行くところ、

</object>
YouTube: 2011 後継者育成事業#2

午前中に、縁の高さまで編み上げてしまい、午後からは、縁の仮止めに入りたかったのだが、なかなか思うようには進まない。

お昼の食事時間も15分ほどに短縮、12時20分には作業再開、
14時から、縁の仮止め作業に入るが、私の頭の中では、絶えず、時間と作業の進み具合が交差する。
「今日中に、仮止めまで終わらせれば、予定通りだ。」
「しかし、この縁の仮止めに時間を掛けて、指導しない事には、良い物は出来ない!」と、

高温のドライヤーを使って、縁の火曲げをするのだが、

</object>
YouTube: 2011 後継者育成事業#3

これが、見るのと行うのでは大違いなのだ。

</object>
YouTube: 2011 後継者育成事業#9

結局、全員が仮止めをすると云う所までは、進み切れなかった。一応、仮止めの説明はしているが、宿題として任せるのは、無理がある。

そこで急遽、補修事業を一日余分にすることにした。本来は、6日間が本来の授業日数だが、7日間に延長した。

これは、今回の生徒が遅いわけでは無い。染色作業が増えているのと、8人と云う人数のせいである。


箸の通信販売 竹バッグ  すべらない箸  名入れ箸 名入れ ギフト 

 記念品 贈り物 竹細工 箸 名入れ  竹工房オンセ楽天ショップ

このブログの応援をこめて、下のバナーを ポチッと押して下さい!

にほんブログ村 ハンドメイドブログ ハンドメイド作家へ←ポチッ!

ワンクリックありがとうございました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする