高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

ミニ懇親会

2009年07月11日 06時10分52秒 | 出張

名古屋に来た時は必ず、1回か2回は食べに行く、餃子の「夜来香」。勤め帰りのサラリーマンで一杯である。金曜日と云う事で事前に予約を入れておいて正解である。この店は、不況知らずの賑わいである。「イヤ、不況だからこそ、こういった庶民的なお店が流行るのだろう!」

珍しいメンバーで飲む事になった。私と福ちゃんに、シナ織りの石田さん、ここまではいつもの「勉強会」のメンバーである。そこに、藍染の大川さん、オーストリッチの韓さん。

私のブログに始めて登場の「韓さん」。日本に来て12年になる韓国の人だ。頭の良い人なのだろう、短い言葉の中に、ズバリ、ズバリと物の核心を突いた意見が出てくる。女の人が外国で一人で暮らしていく逞しさも感じる。

その珍しい5人のメンバーで飲んでいる所に、乱入してきたのが、謎の中国人と言われる、すだれ屋の尾崎君と、初めてお目に掛かった藤布の小石原さん。日・中・韓と今日は国際色豊かな飲み会となった。

7人も居ると、まとまった話にはなりにくい。しかし、途中で石田さんが「先日、徳島の藍を作る人の話を聞きました」という話から、大川さんのスイッチが入って来た、「物作りの心と言葉」 この話になって来たら、もう大川さんの独壇場である。古くは古代の日本人の生活様式から、広くは、朝鮮・中国・ヨーロッパへと、大川さんが何時も言っている「物のあわれを伝えるために私たち存在する」と、……。

一人、熱弁する大川さんの話をみんなで聞き入っていたが、韓さんが、スターを見ているかの様な眼差しで見ていたのが印象的であった。

最後にこんなメンバーの集まる事は無いので、記念撮影に付き合ってもらった。パチリ!

竹工房オンセ

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コメント
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