長男から電話がかかってきた。
「お父さん、パソコンを普通に持ち上げたら、液晶画面がパキッと言って壊れてしまったけど、どうしよう?」
「どうしようと言っても、お前が自分で東芝のサポートに電話して、直るかどうか?聞いてみろ!」
このパソコンはまだ、3月に買ったばかりだ。お婆ちゃんからの入学祝で買ったものだ。 1年未満だから、保障期間内かもしれない? しばらくすると、また、電話が掛かってきた。
「液晶破損は保障外で、直すのに6万円くらい掛かるそうだが、どうしよう?」
「いい加減な扱いをするからや!」
「そんなことないよ! 普通に持っただけで割れたんだから!」
「ふざけるな、普通は液晶画面を掴んでパソコンを持たんのだ!パソコンの本体を持つものだ!」
「そんなこと言ったって!」
「何にしても、お前が壊したんだから、アルバイトするなり、我慢するなり、自分で解決しろ!」
「判った」
丁度今、我が家には先日おまけで貰ったパソコンが一台あるのだが、ここは甘いことを言って居れないな!
何でもかんでも、甘えた事を許していたのでは、あいつの為にはならない。もう、18歳なのだから、自分でしたことは自分で解決していかなければ為らない。自分の不注意でパソコンを壊したのなら、当然、自分で働いて何とかしなくては!
自分で汗したお金で修理をしたのなら、そのパソコンにも、もっともっと思い入れが入り大事にするだろう。