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高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

石窯作り 7

2012年04月30日 05時17分19秒 | ログハウス

1か月ぶりの、石窯作り。
今回は石窯の一番のハイライトである、アーチ部分の制作である。

朝から、準備をして、次男坊シンラに手伝ってもらうことに・・・・
ところが、トラブルが次々と起きてくる。
ます、最初に問題になった事は、耐火レンガを、切るときがある。ダイヤモンドカッターを買ってきていたのだが、これが思っていたより、直ぐに切れなくなってしまうのだ。
20個くらい、レンガを切ると、もう切れ上がって全然切れなくなってしまう。
準備の段階で、ホームセンターにダイヤモンドカッターの刃を買い出しに行かなくは為らなくなってしまった。

Cimg8014
ようやく準備を終え、作業開始。
順調にアーチ部分を積み上げていく。

Cimg8031

ところが、前回の平面部分と違い、アーチ部分は、目地に使う耐火モルタルを、計算以上に使う事になる。
どうも、最後まで持ちそうにない!
急遽、妻にホームセンターに買い出しに走って貰う。

ところが、私が使っていたのは「耐火モルタル」で、ホームセンターではそんなものは扱っていない。店員に聞いてもらっても、知識が乏しくてラチがあかない。
仕方なく、「耐火セメント」を買ってきてもらったが、
これは、耐火モルタルとは、全然違う物であった。

耐火モルタルは、粘土の様な粘りがあり、扱いにくいが、レンガにしっかりくっついてくる、耐火セメントは砂が入っており、レンガに全くくっつかない。
あきらかに違う物と思いながら、仕方なしに耐火セメントで残りの作業をこなした。

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石釜作り 6  型枠作り

2012年03月29日 06時16分11秒 | ログハウス

基礎から、真っ直ぐに積み上げて行くのは、比較的簡単に進んでいく。
難しいのは、アーチ型にレンガを積み上げる部分だ。
ここは、型枠を作って、その上に耐火レンガを積んでいくことになる。

まず、コンパネをアーチ型に切り抜く、これは県の試験場の大型機械を使って制作した。
Cimg7380 「ルーターマシーン」

高速で回転するドリルで、板をくり抜いていく、
綺麗な円をくり抜いたりするには、最高のマシーンである。

しかし、高速回転しているので、少しでも気を抜くと大怪我をすることになる。
木目に沿ってくり抜いていく時と、木目に逆らって、くり抜いていく時では、手ごたえが全く違う、
ややもすると、物凄い力で、板ごと弾き飛ばされそうになる。

くり抜いた後は、3枚の板をつなぐ、骨木を組み込む部分を切り込む。
Cimg7382 まず、鋸で切れ目を入れ、小口はノミで削り取る。

この切れ目に3本の木を渡し、こんな形に組み合わせる。

Cimg7492
骨組みに2ミリの薄ベニヤを張り付けて、型枠の完成です。

Cimg7500 この型枠の上に、アーチ型にレンガを積んで行きます。

レンガを積んだ後は、このまま燃やしてしまいます。

耐火モルタルは、熱を加わえることで、初めて硬化し始めるので、型枠を燃すことで、固めることが出来ます。

今回、出張前にここまで進みました。出張から戻ったら、残りのレンガ積みです。

これで燃焼部分はほぼ出来上がりました。

今度は、これ全体を覆う様に、赤レンガを積んで行く事になりますので、まだまだ、先は長いぞ!

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石釜作り 5  レンガ積み2

2012年03月28日 08時12分46秒 | ログハウス

さらに、上へ上へと積み上げて行く。
下の段と、レンガが交互になるように組み合わせて積んで行く。

Cimg7478 互い違いに組んでいくので、最後の所に半分の大きさのレンガが必要になる。
今回は、グラインダーにダイヤモンドカッターが付いた刃を取り付け、レンガを切っていく。これは、実に簡単に切ることが出来た。

Cimg7481大体の所に、グラインダーで切り目を付け、金づちで叩いてやると、ころっと割れる。


Cimg7482 今度は、途中に斜面を作るべく、後から鉄板を入れれる様に、留め金具を入れ込む。
これは、火を焚いた時、斜面に沿って、火が回っていく様に考えたのだ。

この鉄のアングルに鉄板をに載せる計画だ。

次男坊の手伝いで、思っていた以上のスピードで、積みあがっていく。

この日は、焼き床まで、積み上げることが出来た。

Cimg7488 さて、この後は、いよいよ、ピザを焼く所、扉とアーチ型の釜の部分になっていく・・・・・

つづく、

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石釜作り 4 いよいよ積み始めました

2012年03月27日 04時41分33秒 | ログハウス

さて、いよいよ石釜の制作に掛かり始めました。
丁度、春休みで帰省中の次男坊に助っ人を頼んで、耐火レンガを積み始めた。

Cimg7449 耐火レンガを積むには、耐火モルタルを練って、レンガとレンガの間の接着をする。
資料を読んでみると、耐火セメントでは無く、あくまで耐火モルタルが良いそうだ。
30キロの耐火モルタルを2袋買い込んでいた、この耐火モルタルは、適度な水で混ぜ合わせるだけだ。この時、普通のモルタルつくりの様に、砂は入れない。

少し硬めで、もちもちした感じくらいが、作業がしやすい。水を入れすぎると、柔らかくなりすぎて遣りにくい。

この耐火モルタルを積もうとするレンガにこすり付け、載せて行く。ブロックを積むときの様に、下地にモルタルを敷いて行くのとは、ちょっと勝手が違う。

Cimg7456 私がレンガを積んで行き、次男坊が、目地を詰めたり、スポンジで余分な所に付いたモルタルを綺麗にする。

この次男坊は、段取りが判る息子で、いつも感心する。仕事の要点を説明すると、自分なりに、次は何をしなくてはいけないか?を、判断し、先回り、先回りして、次の仕事の準備をしてくれる。
これは、こういった仕事に限った事では無く、すべての仕事や、考え方、人間関係、何にでも当てはまることで、「段取りが出来る」という事は、本当に大切なことだ。高校2年生ながら、大したものである。

また、息子とこんな釜作りの遊びが出来ることが、すこぶる嬉しい!

Cimg7466

レンガを3段ほど積んだ所で、火床になる大きなレンガを2枚乗せた。この上で、薪を炊くことになる。
1枚が20キロくらいあるのか?随分と重たいものだ。

つづく、

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石釜作り 3  基礎工事

2012年03月24日 05時20分07秒 | ログハウス

いよいよ石釜の基礎工事を打つことにした。
縦2メートル、横3メートルの大きさにした、先日整備した裏庭に、型枠を組んで、生コンを流し込む、もちろん、基礎の鉄筋を入れて補強する。

我が家の、ホームドクターである、井福さんにお願いして、型枠を作ってきてもらった。

Cimg7341  

型枠などは、素人の我々が作ろうとすると、型枠の材料を仕入れるところから仕出すと、大変な手間暇が掛かってしまう。その点、大工さんの井福さんだと、材料から機械道具が揃っているので、あっという間に、型枠を作って来てくれた。

この日も、朝10時くらいから、土を慣らして、バラスを敷き、型枠を設置するのに、物の1時間ちょっとで出来てしまった。

早速、生コンを注文すると、直ぐに持ってきてくれた。

Cimg7353生コン車は、近くで見てみると実に大きなものだ。 こんな大きな車が、裏にはまで入って来るのが凄い!

Cimg7357  

あっという間に基礎工事を打ち終えてしまった。
これだけのコンクリートを、自分でこねて作っていると、それだけで半日作業である。

基礎工事が終わるまで、2時間くらいのスピード記録である。

耐火レンガもインターネットで注文し、耐火モルタル、鉄の扉と、材料は着々と揃ってきた。

さて、いよいよ、石釜のレンガを積み始めるぞ!

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石釜作り 2

2012年03月10日 08時28分26秒 | ログハウス

発泡スチロールの模型から、大体の大きさや、耐火レンガの数量を確認した。
次は、材料の調達である。
Cimg7128 ホームセンターのガーデニングコーナーをウロウロ、釜の外見は如何しようか?
回りの雰囲気は、どんなの風にしようか?
焼きあがったピザを、どんなテーブルで食べようか?
こんなテーブルを作ろうか?
などと考えながら、面白そうな素材を探す。

またネットでは、石釜を作るにあたって、いろいろなサイトで、どんな作り方をしているのか?探してみる。

いろんな石釜があるものだ。
大きな物、小さな物、簡単な物、凝りに凝った物、本格的なプロ仕様の物、
でも、みんな実に楽しそうな顔をして作っている。

石釜を作るというのは、釜が出来る事より、釜を作る行為が楽しいようだ。
私自身、買い物に行ったり、模型を作ったり、ネットで記事を探したり、作り上げていく工程が面白い。

昨日は、耐火レンガを作っているメーカーに電話して、焼き床を注文した。
本に乗っていたのは、7875円であったが、面白い事に、6190円に値下がりしていた。これは、最近のピザ釜作りのブームを受けて、今までめったに売れる事の無かった、特殊な部材が売れるようになり、生産量が増え、少し値段が安くなったそうだ。

そんな事を聞くのも面白い事である。

つづく

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石釜作り 1

2012年03月05日 07時47分09秒 | ログハウス

昨日は、どんよりした雨模様、

こんな時は、部屋の中で石釜の模型を作り始める。

石釜を作るときは、火の回り型などを考えて、薪を燃やす所・焼き床・煙突の位置など ちょっと複雑になるので、頭の中だけでは上手く想像できない所がある 。
そこで、今回は模型を作ってみる事にした。
発泡スチロールを小さく切って、比率は、耐火煉瓦の大きさにして、組み立てて行く、
しかし、発砲スチロールは軽いので、ちょっと触っただけで、倒れてしまう。
そこで、つまようじを刺しながら、上下左右につなげていく。

Cimg6950
何となく全体の大きさが判って来たぞ!

大体のイメージが形になってきたら、今度は図面を起こすのだ。

Cimg7115_2 耐火煉瓦の数もはっきり出てきた。

いよいよ、来週には、石釜を設置する場所の基礎工事に掛かる。

さぁ、どんな釜が出来ます事やら!

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決別!

2008年12月20日 08時07分34秒 | ログハウス

ついに!ついに!今年一年悩まされ続けた「水難の相」と決別することが出来た!

先日、音波を使って何処から水漏れがあるのか?調べてもらったが、判らないまま、順番に配管を掘りかえす事になった。本日、水道工事屋さんと私と二人で掘り返した。まず、最初にお風呂の側の所を掘り返し、水源からお風呂までとお風呂の先からを分けて、水圧を掛けて調べてみる。結果はお風呂より先の部分で水漏れをしていることが判った。水圧を掛ける機械は至ってシンプルで、手押しのポンプで水を送るだけである。

Cimg88791手前に見えるのが、水圧を掛ける機械だ。受け皿に水を入れ、右に付いているハンドルを上下させると、水が送り出されていく。左についている圧力メーターを見ていると、漏れがあるのか?無いのか? すぐ判るのだ。

次に、私の家と工房の間を掘ってみる。ここで、ほぼどの配管が漏れているのか?が判った。我が家から、工房の台所方面に伸びている管に問題がある。どれだけ圧力をかけても、一向にメーターが上がらない。この時点で、「どれほど嬉しかった事か!」最悪の場合は、家の下の基礎を壊して、床下に潜り込んで工事をしなくてはならないか?と考えていたからだ。とりあえず、最悪の家の下の配管に問題は無い事が判った。

工房の台所方面に向かう配管は、最初に配管してから後に、他の所の工事をするとき、重たいショベルカーやトラックが上を通っている内に、配管にひびが入ったのだろう。今はその上をコンクリート舗装してしまっている。コンクリートを20メートルも剥がして工事するのは大変なので、台所の部分へ、他の配管から新しくつなぎ直す事にした。距離にして5メートルほど、新しく配管すれば、水漏れする部分を使わなくて、台所も水を使える様になる。

Cimg88821これが新しく施設した所だ。普段やらない土堀りはなかなかキツイ!

新しい配管を繋いで見ると、もちろん台所は以前の様に使えるし、水漏れがピタリと止まった。

「ヤッター!」

今まで、いつも喉の奥に引っかかっていた 魚の骨が、やっと取れたような感じだ。

最近、リストラや経済危機など、暗いニュースばかり聞かされている中で、これほど、明るい兆しが、この水の一件で開けていくようだ。

「工房オンセは来年も頑張りますぞ!万歳!」

竹工房オンセ

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補助タンク

2008年03月03日 06時18分57秒 | ログハウス

今年始めの「地下水枯渇勘違い事件」から2ヶ月が過ぎ、やっと一段落ついた。我家は非常に寒い気候なので、氷点下まで下がる冬には、コンクリートが凍ってしまい打ちにくい、最近やっと暖かくなったため、地下水を汲み上げているポンプの横に1トンの貯水タンクを置くことにした。一旦、地下水をタンクに入れ、そこから浅井戸用のポンプで送り出す事になる。簡単な工事と思っていたが、結構大事である。

31_005 深さ70センチほど掘り下げ、基礎のコンクリートを打つ。翌日、タンクを据え付けるのであるが、このタンクを掃除する時の事を考え、水抜きする排水パイプを我家の一番低いところまで、ずーと掘り下げパイプを埋めていかなくてはならない。タンクの回りは発泡スチロールで覆い、ビニールでグルグル巻きにしていく。浅井戸用のポンプから出る水を我家の方に引き込んで、一件落着であるが、後は時期を見て、タンクの上に小屋をつけなくてはならない。

31_006無事、工事が終わり、ポンプスイッチオン!

此処で判ったことだが、今回圧力の強い400ワットのポンプを据え付けたため、何処かで漏れているようだ。漏れているといっても、ホンノ少し何処かのつなぎ目から漏れている。いまさら、家の下を掘り返す訳にもいかず、これには目をつぶることにした、やはり、20年前に自分でやった配管工事に手落ちがあったのか? 大川さんの所はプロがやっているので大丈夫ですよね。

今日から東京、横浜、大阪と半月の出張だ。頑張るぞー! 

竹工房オンセ

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試練 その後1

2008年01月20日 10時21分57秒 | ログハウス

昨日、朝から井戸屋さんがやって来て、水中ポンプを引き上げ。ポンプを上げるのにもユニックなどの機械が要る。人力ではとても上げることは出来ない重さである。

119_0031深さ41メートルの所に水中ポンプは下がっていた。ポンプのモーター自体は異常は無い。やはり、地中の中で底が抜けた様な状態になっているのかも?知れない。

取り合えず、後10メートルほどポンプの位置を下げて汲み上げた水をタンクに貯める方法で様子を見ることにした。井戸屋さんが言うには、「このまま行っても、タンクにも水が溜まらないかも知れないな?」と。もし、その時は新たに場所を移して掘り直さなければならない。お金も相当な額が掛かる。しかし、水が無いのでは生活できないので、最悪の時は「新車を買った心算で!」と腹をくくっている。

119_0091 本格的なタンクを据え付けると、それも結構な値段になるので、「タンクを置いて間に合うのか?新しく掘り直さなければいけないのか?」簡易タンクを置いて1週間ほど様子を見ることにした。ところが、簡易タンクから配管をつないで見ると、何処かで水が漏れているように水が送られていく。それで、慌てて点検してみると、一箇所、水抜き栓からとうとうと水が流れ出している。「アッチャー!」これが原因で24時間水が出しっぱなしになっていたことが原因だった。恐らく、このコックを閉めれば今までの状態に戻るはずである。「何てこったー!」「地下水が抜けていたのでなく、俺がヌケていたのだ。アホ!」

まー、しかし、水量が不安定な事も確かなので、タンクに貯める方法が出来るのであれば、二重の安全策として、本格的なタンクを据付、台所など、飲み物に直結する部分は地下水をそのまま、後のお風呂とかトイレ、洗濯などの生活用水は貯水タンクから取るようにしようと思っている。少し、高い勉強代に付いたが トホホ

竹工房オンセ

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ログハウス 15 壁作り2

2007年02月24日 08時55分01秒 | ログハウス

_117_1 間柱を立て敷居を作っていったところへ壁板を張っていく。まずは外側になる面から張っていく。とりあえず、雨、風が入らないように。この作業は思っていた以上に進みが速く、やっていてもどんどん進んで行って楽しかったなー。

外から見てももう家らしく見えるようになってきた。

_95 この写真は外壁を張った時点での2階のものだが、けっこう広くて20畳くらいの部屋が2部屋ある。この間柱の間に床と同じように 断熱材を挟んで今度は内側から板を張っていくのだ。窓もまだ枠までしかできていないので、コンパネを下からツッカエ棒をし_101_1 て、開けたり閉めたりしていた。

建築中の家だったけど、いつも誰か彼か?来ては宴会をしていたなー。若いって本当に財産だよね。このとき、私は33歳。

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ログハウス 14 壁作り

2007年02月23日 07時47分44秒 | ログハウス

_114 すべての部屋に床を張り、今度は壁作りになる。1階は丸太が壁になっているのでもういらない。ところどころ、窓になる所、ドアになる所をチェーンソーで切っていくのだが、2階になるところは部屋になる大きさに敷居を作り、壁になるところに間柱を立て適当に窓になるところには枠を付けていく。この適当に問題があった。私が適当な大きさで窓を作っていったため、我が家の窓の大きさはすべてサイズが違う。良いのか?悪いのか?は別として。

_115 1階の窓にも枠を付けて、このときログハウスの場合、気をつけなくてはいけないことがある。ログは積んで3~4年くらいは自分の重さでまだまだ沈んでくるのである。その時に丁度ピッタリで枠を作っていると、沈んだ分の歪みができて窓の横に隙間ができてしまう。この沈みというのはびっくりするくらい沈むのである。7から8センチくらい沈む。窓の上に最初から沈んでも良いように10センチくらい隙間を作っておくのだ。

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ログハウス 13 床張り

2007年02月22日 08時33分40秒 | ログハウス

_107 ログハウスは棟上をしてからが長い。屋根をつけ、その次に床張り、土台となる大引きの上に垂木を載せて、下からの冷気を抑えるため断熱材をはめ込んでいく。グラスウールで作られた断熱材であるが、これが皮膚に触るとチクチクするのだ。やはり、科学物質はあまり良いものではない。

普通の家のように角材で作っていないので大引きの高さがそれぞれ違う、水糸を張って高さを出しながら垂木の高さを調節していく。この時いい加減なことをしていると、将来床にビー玉を置くとコロコロ転がることになる。今、私の家ではビー玉が良く転がる。

_108 この頃私は恋をしていて、床張りをしながらも心はここにあらずという状態であった。妻になってくれた「悦子さん」に猛烈にアタックをかけていた。20年後に子供が二人でき今の家庭が出来るとは想像だに出来なかった。

床板は丸太と同じく杉板を使った。合板ではないので使い込むほど艶が出てきて、今は美しく輝いている。

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ログハウス 12 屋根瓦

2007年02月21日 07時37分20秒 | ログハウス

_105 屋根瓦は結局、瓦屋さんにお願いした。瓦屋さんから瓦を買う値段と、瓦屋さんに張ってもらうのと値段が同じだったのだ。なんか、納得いかなかったが重たい瓦をはしごを使って人力で上げるのと、業者が持っている瓦のリフトで上げるのではまったくスピードが違う。全体で約10トンほどの瓦を手渡しで上げることを考えたらゾッとした。

瓦屋さんにお願いしたので、屋根大工の人たちが10人ほど来て、あっとゆう間に2日間で張り終わった。一日目の業者が帰ったあと、いつものように悪戯心を出して、仲間でリフト遊びをしたものだ、今だったら、安全管理がどうのこうのと問題になるところであるが、こういった悪戯心は何時になっても直らない。瓦を載せる所のリフトに乗って、10メートルほどスルスルと登っていく、目の前に景色が広がっていつも見ている風景が違って見えるから不思議だ。

_112_1 瓦代というのが馬鹿にならない。ログハウスというと丸太が主で丸太代が大変そうに思うのだが、丸太は安く45坪の家を建てても150万もかからない、丸太と一緒くらい屋根代とか、建具代がかかるのだ。

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ログハウス 11 屋根

2007年02月20日 09時45分04秒 | ログハウス

_85 祭りの後の静けさは  なんて歌が昔ありました。どうにか棟上も無地終わり、今日から屋根板を張っていく作業だ。普通の家では厚さが1.2センチくらいの板を張っていき、その上に屋根用の板をもう一回張るところが多いのだが、私はめんどくさいので1回で済むように厚さ1分、約3センチの厚い板を張った。確かに重いのだが、素人にとって何回も板を張っていくより、「重くて大変でも1回で済ませてしまいたい」とこちらが優先した。

_84 下から見るとたいした高さには見えないが、これがなかなかどうして、一番テッペンのところだと8メートルもあるのでなれないと足がすくんでしまう。ある程度屋根板を張って 足場が出来ると安定して良いのだが、骨組みしかない時に高さ8メートルは怖かった。

_102 ようやく仲間の力を借りて屋根全部に板を張り終わった。

竹工房オンセ

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