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~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

40年振り(?) 長崎の街

2017年02月08日 | 鉄旅
今回の旅の一番の楽しみは長崎ランタンフェスティバル
暗くなるまでには時間があるので高台から長崎の街を眺めるため
一日乗車券を購入し路面電車でグラバー園へ
正覚寺下行を築町で石橋行きに乗り換え大浦天主堂下で降ります。

電停から坂道を3分ほど歩くと大浦天主堂
  
写真だけ撮りまた坂を上ります

天主堂手前、素敵な建物は祈りの丘絵本美術館

次の機会にはゆっくり入館し見学したいと思います。


40年振りのグラバー園には動く歩道があり楽ちん

しかし・・・膝の悪い私の場合、問題は下り・・・

一番上にある旧三菱第2ドッグハウス

船の修理のため造船所に入っている間の乗船員宿泊施設だったそうです。

2階のベランダからは長崎の素晴らしい景色


正面には稲佐山


左手には長崎女神大橋(平成17年開通)

斜張橋としては国内で6番目の長さ
夜間のライトアップは「日本夜景遺産」として認定され
新しい長崎市の観光スポットになっているそうです。


この景色を見たくて・・・やって来て良かった~

旧リンガー住宅で貸出衣装を着て園内散策中の方を許可を得てパチリ

そうそう、ここですれ違った若いカップルが
「リンガーハットの名前はここから取ったのかな?」って・・・
思わず笑ってしまったけど・・ホントかな(笑)

旧グラバー住宅


40年前の記憶が残っている天井の格子


ビードロガラスの温室から・・・


眼下には大浦天主堂

遠くにはさすが長崎、山の上まで家が・・・

帰路のコースは決められていて長崎伝統会館の中を通りますが
長崎くんちの映像なや笠鉾や龍踊りの龍が展示されていました。

そして、グラバー園で出口付近にこんな売り物件が

小学校の修学旅行の時に見た記憶があり看板を読むと
1860年建造 初代アメリカ領事館の宿泊所
日本最古の木造洋館で重要伝統建造物指定
あの「十六番館」だったのです。
貴重な建造物がなぜ売り物件になってしまったのでしょうネ・・・


さて、予想通り膝に堪える坂道
時には後ろ向き(笑)時にはジグザグに下り(笑)
何とか大浦天主堂下電停に戻ってきました
 
ここから築町に戻り・・・
いよいよ生まれて初めてのランタンフェスティバル体験です


「ハロー!自由時間パス」 長崎一泊二日鉄旅 part1

2017年02月06日 | 鉄旅
「ハロー!自由時間パス」2日目の旅レポートです。

2月3日 9:00 熊本駅から新幹線に乗車し28分で新鳥栖到着
長崎本線の特急かもめ11号に乗り換え長崎へ向かいます

金曜日の車内はサラリーマンの姿に交じり
長崎ランタンフェスティバル開催中でもあり自由席・指定席とも満席

肥前鹿島を過ぎたころ・・・
やっととれた車両右窓側の指定席から左に見える有明海をなんとかパチリ

対岸は大牟田方面でしょうか?

途中、信号停車した右側には藁ぶき屋根の家


肥前鹿島から東諫早まで海外沿いを弧を描くように走る列車
車窓からは普賢岳も移動し見る角度で色んな姿を見せてくれました。

我が町の金峰山も車窓から遠くに見えたりと変化を楽しめる車窓
次回は必ず左側に乗車し有明海をじっくり眺めたいと思う。
完全に私は「乗り鉄子」(笑)

今回は長与経由の路線を塗りつぶすために諫早駅で乗り換えます。
これで長崎本線も完全制覇です(笑)

11:01 諫早駅に到着
次の列車まで1時間ほどあるので駅前で早目の昼食
駅から徒歩2分ほどの「竹野鮮魚」へ
  
魚屋さんの店内で平日11~14時までランチが食べれます。
日替わり定食やアラ煮定食など600円~ですが
刺身好きの私はやっぱりコレ刺身定食780円

味噌汁は魚のアラが入って、定食の味噌汁とご飯はおかわり自由
店に瓶ビールがあったのですが、さすがに一人で呑む自信はなく
楽しみは列車の移動中にとっておきました

まぁ~刺身の鮮度は普通だったのですが・・・(笑)
(私の期待が大きすぎたのかなぁ
お店の方がとても親切で気さくな方
長崎ランタンフェスティバルのパンフレットをくれ
見学ポイントやアクセス等を詳しく教えてもらい
情報収集にとても役立ったお店でした。

やはりその土地のことは地元の人に聞くのが一番ですネ

腹ごしらえも済ませ駅へ戻り缶ビールを買い(笑)
長与経由長崎行普通列車を待っていると隣のホームに島原鉄道の黄色い車両

可愛い車両は私の好きなローカル線

12:14 長与経由長崎行がホームへ・・・
ハウステンボスの文字のオシャレな車両
 
ハウステンボスの隣駅の早岐(はいき)始発だからなのでしょうネ~

長与経由は喜々津~大草間の車窓に大村湾の穏やかな海が最高でした


 
車内もなかなかオシャレで乗り心地も良く呑み鉄には最高のローカル線
長崎まで1時間14分の乗車時間もちょうどいい・・・

13:11 長崎駅到着
 
長崎駅からランタンフェスタ一色ですネ~

大きな駅ビル
熊本駅より長崎が都会に見えます(笑)

熊本駅も4年後はこんな風に生まれ変わるのかなぁ~

駅前の電停

さぁ~ここからは路面電車に乗って長崎観光に出掛けましょう

長崎観光編に続く・・・





一週間遅れの誕生日記念ひとり鉄旅!?

2017年02月05日 | 鉄旅
先月の26日、58回目の誕生日
「何か欲しいものがないか?」とオジサンは聞いてくれたものの
別段欲しいものも思いつくことなく・・・
数日が過ぎようとしていた先週のこと
週末にオジサンに宴会の予定が入り自分への誕プレ鉄旅を計画し
「ハロー!自由時間パス」北部九州版を購入し2日間の日帰り旅に決定
1日目は門司港の「九州鉄道記念館」リベンジ日帰り
2日目は「長崎ランタンフェスティバル」日帰りに決めたところ・・・
「どうせ俺も金曜日は泊りだし・・・」
「ホテル代を誕生日プレゼントするから泊まってくれば?」とオジサン
思いがけない言葉に驚くも・・・早速、ネットでホテルを予約し
急きょ、2月2日~3日間の誕生日記念鉄旅が始まったのです

前回ブログは長崎へ行く鉄旅出発のUPでしたが・・・
実は前日の2月2日(木)門司港へ日帰り旅が初日だったのです(笑)

1日目
9:00熊本駅発 さくら544号に乗り博多駅へ
博多駅からは念願のブルーメタリックの883系ソニックに乗車できました


  
近代的な(?)車内入口やシートの感じも良いですネ~
    
白い885系のソニックは革製シートで見た目は高級感がありますが座ると滑り
私としては乗り心地は布製シート883系の方が好みです。

10:24折尾駅到着
今回の旅は折尾駅で途中下車し若松方面へと向かいます。

鹿児島本線の駅は新しくなっているようですが・・・

筑豊本線(若松線)は昭和雰囲気が残る古いホーム
10:50発 若松行
乗車時間はわずか18分

車内はガラガラ、乗っているのは地元の人ばかり・・・
車窓から見える景色も昭和そのもの
ボートレース場もあり、少し強面のおじさんの姿に
目を合わせないようにビビる私(笑)

11:08 終点若松駅到着

広いホームに人影はなく・・・
きっと昔は栄えていたのでしょうネ~

ここからは歩いて若松港へ向かいます
駅を背にし駅前右手の公園には古びた石炭車が展示されていました。

雨風にさらされボロボロです。
そのまま右に進むと直ぐに洞海湾沿いの遊歩道
目の前には若戸大橋の姿

鹿児島本線の車窓から何度か眺めた橋 大きさに感動
綺麗に整備された石畳の道を歩いて行くと・・・
弁財天上陸場や旧ごんぞう小屋なども見ることが出来ます。
あちこちにベンチがあり・・・
もっと暖かい季節なら折尾駅で駅弁売りのおじさんから「かしわめし」を買い
海を見ながらゆっくり食べるのも良さそうですネ~

海上保安庁の船も数隻あり・・・
思わず「カッコイイ~」と見惚れてしまいます(笑)


古い建物も多く・・・
旧古河鉱業若松ビルや上野ビル
  
若松渡場までの歩きも退屈しません。

振り返ると・・・

綺麗に整備された海岸通りはデートスポットには最高でしょうネ~

海をゆっくり眺めながら15~20分ほど歩き若松港船着き場へ到着

自動販売機で100円の乗船券を購入
乗客は地元の高校生など10名ほど・・
所用時間はナント4分 若松~戸畑間の最短コース
自転車でも乗船でき地元の人の足なのでしょうネ~

対岸からやって来た船は折り返し11:33発に出港

若戸大橋の下からの眺めは最高




あっという間に戸畑港に到着

4分間の短い船旅ですが一度乗る価値はありますヨ~

港から戸畑駅までは真っ直ぐ徒歩5分ほど・・・

車もほとんど通っていません。

戸畑駅正面はチョッと都会(?)

駅のホームからも目の前に若戸大橋が見えましたヨ~

12:30門司港駅に到着しランチタイムです。
前回はビール工房でピザでしたが・・・やはりここは焼きカレー
伽哩本舗門司港レトロ店で平日限定の焼きカレーランチ(600円)

ミニサラダ(100円)ともちろん地ビールも追加

お腹もいっぱいになったので少し門司港レトロを散策

今日は風が強く波も高そうです。




さて、次は前回休館日で行けなかった九州鉄道記念館リベンジ


今日は時間もたっぷりあるのでゆっくり見学しました。

車両展示場で一番気になった車両「月光」
世界初の寝台電車特急としてデビュー。
昼間は座席特急として昼も夜も運転できる便利な特急用車両
網棚の上にも寝台が収納?
  


まだ鉄子になって日が浅い私なので全く知らなかった。
寝台列車が大好きな私はいつの日かサンライズ出雲に乗りたいと思っています。

もちろん館内も沢山気になるものがありましたが・・・


2階企画展示場で開催されていた蒸気機関車の軌跡「彩輝道」
水前寺駅近くでSLの汽笛を子守唄がわりに育った青山昌充さんのSL写真展
館内のここだけは撮影禁止で写真はありませんが
今のSL人吉が豊肥線を走っていた写真など
四季折々の素晴らしいSLの姿に感動でした。
実は展示期間が2月5日までと知り・・・
観れて訪れて良かった

そして・・・帰りは
1・2月限定で門司港~博多間を一往復している「あそぼーい!」

何とか全席指定の最後の1席をgetできました。

しかし・・・私乗った2号車は全て中国人団体客
ものすごいアウェー感でした
そうそう、車内でひとつ驚いたことがありました。
見るつもりはなかったのですが・・・
斜め前の中国観光客女性が車内販売でプリンを買うのに
輪ゴムで束ねられた一万円の札束をバックから出すのを目撃
思わず係りのお姉さんも「ワァオ~」って小さな声を出してました(笑)
日本に観光に来るのは富裕層の人なんだと実感した瞬間でした
それから・・・今まで何度も列車内で中国人観光客に遭遇するのですが
一度も飲酒している光景に出合ったことがありません。
中国では公共の場所でお酒は飲まないのかしらネ~
でもそんなの関係な~いと(笑)缶ビールで一人宴会
暫くうたた寝までする余裕でした(笑)
 

1時間15分で16:12 博多駅到着
博多駅での乗り換えも慣れたもので(笑)人混みをすり抜け5分間で
指定席を取っていた便より早い16:17発 さくら415号に飛び乗り
門司港駅から2時間で皆さんが期待するアクシデントもなく(笑)
自宅に帰り着いた私なのでした

約8時間の今回の鉄旅は新幹線・特急ソニック883系や
ローカル線の若松線そして全席指定の「あそぼーい!」まで乗車でき
「ハロー!自由時間パス」(8500円)が1日で元が取れたのです。
8500円で3日間、北部九州の新幹線・特急(自由席)が乗り放題なんて
乗り鉄の私のためにあるようなお得なチケットなのです


今回の鉄旅のメイン念願の九州鉄道記念館が写真撮影
いつも以上の写真の数なので旅の記録にフォトチャンネルを作成しました(笑)

「ハロー!自由時間パス」利用 九州鉄道記念館リベンジ鉄旅






熊本電鉄に乗ってプチ鉄旅

2017年01月26日 | 鉄旅
ここ数日、厳しい寒さが続き
熊本市も氷点下4℃ほどが二日続き外に出るのも億劫になるほど
それでも一昨日は母の用事もあり街中へ出掛け
ついでに県伝統工芸館まで足を延ばし陶器展や七宝焼き展を見学してきました。
そして、昨日は朝から雲一つない良い天気
家事を済ませ、急に思い立ち県農業公園で開催されている「JA植木まつり」へ
ほぼ毎年、オジサンの車で出掛けているのですが・・・
以前から乗りたかった熊本電鉄の電車を利用、一人で出掛けましました


JR上熊本駅に降り立ち目の前にある熊本電鉄「上熊本駅」へ
真新しい立派なJR駅舎に比べ簡素な駅
暫くすると北熊本からの折り返し電車が到着
くまモンのラッピング電車

この車両は東京メトロ・銀座線で運用されていたのを譲り受け改造されたものです。
後方の車内には終点なのに大人しく座ったままの10名ほどの乗客
見ると日本人ではなさそうで・・・台湾からの観光客でした。
日本語の車内案内とワンマンで後方車両のドアが開かないから
きっと解らなかったのネ~(笑)
結局、運転手さんの説明で全員降りて行きましたが
今度はホームでくまモン車両と写真撮影三昧(笑)
こんなところまで外国の観光客が来るのに驚きでした。


10:20 北熊本行き 

2両編成の車両の乗客は私とおばちゃんの二人
カメラを抱えた私に話しかけてくれました。
昨年3月まで運行していた「青ガエル」が有名な路線なので
鉄道ファンも多いらしく撮影ポイントを教えてくれました(笑)
  
住宅の間をゆっくり走る電車

踏切の音や警笛もJRとは違うようですネ~
トンネルも一つだけですがあります。

おや 電車の中に自転車

日曜と祝日は終日、平日と土曜日は9時~15時30分まで持ち込むことが出来ます。

約9分あっという間に北熊本駅に到着
ここで乗り換えです。

駅舎前の1番ホームには藤崎宮行きを待つ乗客
自転車の姿もありますネ!

駅にはいろんな車両が・・・有名な「青ガエル」

そして、南海電鉄でズームカーの愛称で親しまれた電車を譲り受け改造された車両
予備車として車庫に止まっていることが多いですが
他の車両が検査等で入庫した際などに代走として走ることもあるとか・・・

とてもレトロな車両は・・

昭和3年製造。広浜鉄道~国鉄を経て昭和29年に譲受し車籍はありませんが
現在は北熊本車庫内で保存してあるそうです。
本当は外からの駅舎写真も撮りたかったのですが・・・
10:31 直ぐに藤崎宮発~御代志行きが到着しました。

こちらは東京都営地下鉄・三田線で運用されていた車両
20分で終点の御代志駅に到着しました。

電車のホームは熊本市内行きのバス停にもなっています。

ほんの30分ほどの乗車時間でしたが鉄旅気分を味わえ上機嫌の私

さぁ~ここから県農業公園まで20分ほど歩きましょう
植木まつりの様子はまた次回・・・続く・・・


九州満喫きっぷ一泊二日ローカル線の旅 ~最終章~

2017年01月21日 | 鉄旅
鉄旅レポートを2回お休みし、そろそろ鉄分が欲しくなり・・・(笑)
本日は旅の終盤、美々津~大分~阿蘇・宮地までの様子をUPしたいと思います。
10:44 普通列車で延岡へ
車窓からはさっきまで散策していた美々津の町と港

車窓からは美しい日向灘

日向には馬ヶ背やクルスの海がありいつか訪れたい場所です。
11:31 延岡到着
日豊線の延岡~佐伯間の昼間は普通列車が運行してないので
特急にちりん10号に乗り換えです。
  
九州満喫きっぷは普通&快速列車しか乗車できないので
乗車・特急券(1930円)を追加で購入しました。

11:41 延岡発にちりん10号先頭車両自由席乗客は2名だけ

早速、宮崎駅のコンビニで購入したおにぎりと缶ビールで早目の昼食
すっかり昼ビールが恒例になりました(笑)
列車は宮崎・大分の県境の山の中へ

実は美々津の民俗資料館の係りの女性も鉄道が好きで
「県境の宗太郎峠は民家もなく一人旅だとより寂しく感じるはず」と聞き
どんなものかと思っていましたが・・・・
肥薩線の山の中のようで私の好みの自然いっぱいの車窓でした。

12:41 佐伯駅到着

滞在時間27分を利用しお土産をget
駅前の佐伯銘菓の看板に魅かれ購入した出雲堂「挽茶饅頭」
そして、スマホで調べ美味しいと聞いた、かわなみ「柿の葉すし」

13:08 中山香行き普通列車に乗り大分へ向かいました。
横向きのロングシートの車両は景色を見るのも難しく
足元のヒータにポカポカとなり爆睡してしまうほどでした(笑)

14:24 大分駅到着
乗り換え時間6分、急いで豊肥線に乗り換えです
慌てて写真を1枚だけ撮り飛び乗り何とか座ることも出来ました。

14:30 豊後竹田行きが出発し暫くすると
住宅街の向こうに鶴見岳や由布岳(たぶん?)が・・・

混み合っていた車内も大分大学前・中判田を過ぎるとガラガラになりました。

次の駅の車内案内「たけなか」ふと頭に浮かんだかぐや姫の「ひとりきり」
鳥が鳴いて川が流れて・・・トンネル超えれば竹中だ

こんな楽しい夢のような こんな素敵なところは
もう今はない・・・ 今はないひとりきり


歌詞通りの川が流れる里山の風景に心の中でずっと口ずさむ私でした

途中車窓右手には木々の間から祖母・傾山(たぶん?)左手には九重連山などが見えました。
15:42 豊後竹田駅に到着

駅の裏山には滝
街灯の向こうに一筋流れる滝が見えるでしょうか?
駅構内には下校中の学生の姿で賑わっていますが観光客はなし
次の普通列車は1時間後ですがそれに乗ると車窓の景色が見れないので
16:06 九州横断特急66号(乗車・特急券1360円)に乗車しました。

全て自由席の2両編成の後方車両には私とおじさんの二人
熊本地震前は外国の観光客などで賑わっていたのに
地震後JRで阿蘇に入れるのはこの路線だけなのに寂しいものです。
実は私も初めて乗る区間です。

ほとんどが山の中を走る路線、豊後荻を過ぎると
列車に何かが当たったような大きな音直後に急停車
車内アナウンスでは木に衝突したらしく・・・
暫くすると運転士が後ろの車両に走ってきました。
5~10分ほど停車後、安全確認完了したのか何事もなく発車しました。
今回の鉄旅最後にこんなアクシデントがあるとは・・・
まぁ~何事もなかったので良かった良かった(笑)

阿蘇の外輪山のトンネルを抜けると・・・

車窓に根子岳・高岳の姿

中岳からは噴煙が上がり高岳山頂は薄っすら雪景色

最高の景色を眺めることが出来ました。

16:06 宮地駅到着

一泊二日の私の鉄旅もここで終了
少し疲れたけれど何だかチョッと寂しい気も・・・

オジサンと合流するため退社時間17:30まで時間をつぶすことに・・・
一先ずは私の鉄旅レポートはここでおしまい

続きは番外編で・・・・

今回の一泊二日の鉄旅は
1日目
乗車時間約8時間 乗り換え時間2時間15分
2日目
乗車時間約7時間 乗り換え時間散策時間3時間40分
ほとんどが電車に乗っていた乗り鉄の旅でした(笑)
それでも思ったほど疲れてないのは
1~2時間で乗り換えがあったからでしょうか・・・
「電車の中で何してるの?退屈じゃない?」とよく聞かれてますが
私にとってはその時間が一番の癒し幸せなひとときなのかもしれません
長い間おつきあいいただきありがとうございました


ひとり鉄旅  美々津町並み散策編

2017年01月18日 | 鉄旅
今回の一泊二日の乗り鉄の旅はなかなかハードで
乗り換え時間利用し駅前を見るのが精いっぱいですが・・・・
唯一どうしても行きたかったのが美々津の町並みでした。

色んな鉄旅のプランを計画中に名前の響きに魅かれ調べると
あまり知られていないですが古い町並みが残る小さな町は
気ままな一人旅にはピッタリ
次の列車まで2時間と時間はたっぷりあります。

美々津駅を線路沿いに歩き手漉き和紙工房から左折で国道10号線に出ます。
右折し石並川を渡ると右手には日豊本線の鉄橋、その向こうには日向灘
写真ではなかなか伝わりませんがとてもいい雰囲気でした。
先に歩いていた鉄男の男性はそのまま国道沿いを歩いていましたが
私は右折し日豊本線をくぐり、のんびり旧道(?)を歩くことにしました。
  
向こうからコミニュティーバスがやってきます。
こんな日常の風景にホッとする一人旅
美々津海岸の文字に海沿いに出ると・・・
「七ッ碆」(ななつばえ)と美々津港灯台

朝の8時半過ぎ、堤防を朝の散歩をする人の姿以外誰もいません。
徒歩25分の道のりも寄り道しながら歩くとあっという間・・・
海岸を少し歩き、町の方に戻るともう美々津の町並み保存地区に入ったようです。

美々津(みみつ)は小さな港町。神武天皇が東征に出発したという伝説の地
江戸時代には大阪方面に向け材木の積み出し港として廻船業が繁栄し
「美々津千軒」と言われるほど栄え明治・大正時代には最盛期だったそうです。

旧美々津郵便局
  




ほとんどの家軒先には折り畳み式の長椅子(縁台)があり
どの家の郵便受けには必ず船の飾り(?)
    

中町通りには日向市歴史民俗資料館(9:00~16:30 月曜休館)がありました。
廻船問「河内屋」を修復されたそうです。


連休明けの昨日は休館日だったらしく係の女性が掃除中でした。
入館料210円を支払い館内を見学しました。


  



二階部分は吹きぬけや高さの違う二段になっていていたりで立体的でした。


1階には美々津の町の模型

ここでも係の女性が親切で・・・
私が鉄子と知ると羨ましそうに日豊線の見どころなど色々教えていただきました。
もちろん美々津の町の色々も教えてもらい、その後も町を散策

平日の9時過ぎとはいえ他の観光客の姿はほとんど無く道行く人は地元の人ばかり

町のあちこちに旧共同井戸があります。
  
まちなみ防災センター

海岸と平行する通りと直行してツキヌケという防火用の通りがあったり
町並みの細かいところを観察しながらの散策


耳川河口の港に歩くと・・・・
 
熊本地震を体験してからは色んな町に行くと気になる看板

日本海軍発祥の地なる記念碑

神武天皇がここから東征に出港したとか・・・

立磐神社は神武天皇が祈願したのが始まりといわれ、腰掛石もありました
  
神社に参拝し境内から耳川の堤防を見るとちょうど釣り人が魚を釣り上げていました。
遠目でよく見えなかったけどカマスのように見えました。
いつの日かキャンカーで訪れる時、オジサンの釣り場候補にしましょうかネ(笑)

帰りのバス停を確認し高札場の横の坂を上り
美々津公民館(県庁跡)からは美々津の町が一望できます。

海に平行に上町筋、中町筋、下町筋があり迷うことも無い本当に小さな町
1時間もあれば十分観て歩けます。

美々津港灯台には祠もあるそうですが灯台の左に見えるのがそうなのかなぁ~


バスの時間までまだ30分ほどあるので雑貨&カフェ「民」で休憩

通常は10時開店ですが
この日2階でイベントがあるらしく早目に開いていてラッキーでした。


「民」のお向かいにある「美々津軒」
ひっそりとしているので見るだけでしたが

廻船問屋であった明治17年(1884)築の商家を
一般公開しているそうです。(9:00~16:30 月曜休館)
残念、寄ればよかった・・・・
実はバスを待っている時に気がついたのですが(写真にも写っていますが・・・)
目の前に呉服屋さんだった建物を利用した
お休み処「美々津まちなみセンター」があり9時から営業していたそうです。

郷土銘菓の「お船出だんご」食べたかったなぁ~
やはり旅にはしっかりとした下調べが大事ですネ(笑)

10:19 時間通り「立縫の里」バス停にやって来た南部ぷらっとバに乗り美々津駅へ
5分ほどの乗車時間でしたが気さくな運転者さんが声をかけてくれました。
熊本から来たことを知るとここでも地震被害お見舞いの言葉
この旅では本当に感謝の気持ちです。
  
「この先も宮崎の旅を楽しんで下さい」の言葉とニコニコ笑顔をもらい
美々津の町を選んで本当に良かった
南国宮崎の暖かい日差しを浴び心も体もポカポカ

面白い刺激的なことは何もない小さな町は万人受けはしないと思います。
でも、賑やかな観光地にない地元の普通の暮らしを感じながら
これが私に一番の癒しの幸せな旅なのだと・・・


きっとこれからもこんな鉄旅が私のスタイルになることでしょうネ




九州満喫きっぷ一泊二日ローカル線の旅  part2 

2017年01月17日 | 鉄旅
鉄旅の続きです。

熊本を出て7時間、志布志駅からいよいよ初めての日南線
11時過ぎ吉松駅で駅弁を食べたきり、お腹が空いてきたが売店もない。
出発まで20分ほど待ち時間があるので駅の観光案内所で尋ねると
JR塗りつぶしの女ひとり旅が珍しいのか係の女性と会話が弾み
「貴重品以外の荷物は置いて行って良いですヨ~」と言われ
財布だけ持ち目の前のスーパーへ買い出し
初めての土地での買い物はワクワクドキドキ
お刺身など安く美味しそうなので何でも買いたくなります(笑)

11:51 油津行き 一両編成普通列車はすでにホームで待機

乗客は私を含め3名ほど・・・

我慢できずに(笑)出発前に食べ始めた海鮮丼(298円)
美味し~い

さすがに今日2本目になる缶ビールはグッと我慢しましたヨ~(笑)

結局乗客は3人のまま定刻に出発した列車の車窓からは
右手後方には大隅半島が遠くに見えました。
最初の予定では油津手前の南郷駅で快速日南マリーンに乗り換え予定でしたが
美しい海沿いを日没前に鑑賞したいと思い急きょ終点油津まで乗車
私の予想通り・・・・
南郷駅を過ぎると素晴らしい景色が待っていました。





日の入り前の柔らかな日差しのため真っ青な海とはいきませんが
十分に海岸線の景色を堪能できました。

17:04油津駅到着

ここでは37分の待ち時間、記念撮影とトイレを済ませ
南国宮崎といえども日が沈むと寒いので待合室にいると
ここでもまた素敵な出逢いが・・・・

東京から帰省する親戚を迎えに来たという70代ほどの男性が
一人旅の私に話しかけてきました。
写真が趣味ということで日本各地に写真撮影に出掛けたそうで
ポストカードにした写真を数枚頂きました。
太平洋から昇る朝日の写真も素敵でしたが
藤色の花の写真に目がとまり尋ねると・・・
南郷はジャカランダの花が有名で(日本で唯一のジャカランダ群生地)
5月末から6月の開花の時期は「道の駅なんごう」周辺でまつりが開催されるそうです。

ジャカランダと言う名前は知っていましたが花は初めて
「道の駅なんごう」ならキャンカーでの車中泊も出来そうですネ~
また一つキャンカー旅の情報getです

17:41 油津から宮崎に向け出発
ここでの乗車は2名、やはり赤字ローカル線なのでしょうか?
すでに日も沈み車窓は徐々に真っ暗に・・・益々寂しい雰囲気
・・・ですが夜汽車もなかなか良いもんで
今夜は月夜のため丸い月が列車に乗った私に見え隠れしながらついてきます
海沿いでは月光に照らされ海面がキラキラ見惚れてしまいます。
ローカル線の日常の風景と人間模様を眺め・・・鉄分が補給されるのを感じ
やっぱり私は乗り鉄なのよネ~

19:04宮崎駅到着
志布志から乗り換え時間を含め3時間少しですが全く疲れていません。
みどりの窓口で明日の特急列車の乗車券を購入し
バス案内所で明日乗る予定のバスの路線や時刻を調べてもらい
会社が違うコミュニティーバスなのにPCで調べプリントアウトまで・・・
旅人に優しい宮崎が益々大好きになりました。

さぁ~コンビニで明日の朝食用のパンなど調達し駅前のホテルへ
初めてのお一人様ホテル泊にチョッとドキドキ
フロントでカードキーをもらい・・・・
「エレベーター乗られる際もカードタッチお願いします」と説明されたものの
探しても入口の何処にもタッチする場所が見つからない
「どこにあるんですか?」フロントのイケメンお兄さんに尋ねると
「エレベーターの中です」と冷ややか返事が・・・
顔から火が出るほど恥ずかしい田舎モノのおばさんは
逃げるようにエレベーターに乗り込みました(笑)
カードをかざすと宿泊階のみが点灯しビックリ
「宿泊者以外は入れないようになってるかしらネ~」と
感心しながら、また一つ勉強したおばさんでした(笑)
ネット割の格安料金ですが9階の部屋からは宮崎の夜景が見え
140cm幅の広いベッドにバストイレ別で快適
湯船にゆっくりつかり鉄旅の疲れを流した後は
TVで明日の宮崎のお天気をチェックしながら
コンビニのつまみと缶ビールで一人宴会しました
  
オジサンに電話すると似たようなメニューで1人夕食&晩酌中
真っ暗な冷え切った家に帰り薪ストーブに火を入れたと聞き
少しは私のありがたみ感じたはずかな?
たまに離れてみると、お互い感謝する気持ちに気づくのです。
難なく(?)一人ホテル泊もクリアーした私
これからはオジサンの許可が出れば何泊でも出来そうですネ~(笑)

翌朝は5時半の目覚ましより早い4時過ぎに起床
ここで二度寝すると寝坊しそうなので(笑)
今日、観光する「美々津」へのアクセスなどをスマホでチェック
身支度を済ませ早目の朝食(サンドイッチ&野菜ジュース)
6時半にはチェックアウトし早目に駅へ
日没前の宮崎駅

7:14発 都城始発の延岡行普通列車はすでにホームに停車中
早目に行ったおかげで何とか座ることが出来ました。
数駅はほぼ満員の車内も佐土原駅を過ぎるとグッと乗客は減り
車窓には朝日と海が見えてきます



車窓からずっとこんな海岸が見えると良いのですが・・・
時々車窓から見える砂浜、走る車内から写真撮影は難しいですネ~

停車した川南駅には観光案内版があり、徒歩ですぐ伊倉ヶ浜に行けるようで
伊倉ヶ浜自然公園にはサーフィンセンターもあるそうです。
時間があったら下車し広い砂浜をゆっくり散策したかったのですが先を急ぎます。

川南の次の都農駅(つの)を過ぎ暫くすると線路沿い右手に不思議な景色が・・・

都農~東都農~美々津間に残っているリニアモーターカー実験線跡
施設跡は某企業の太陽光発電施設に生まれ変わっているようです。

美々津駅手前左手の建物で施設はおしまい

今はどうしてるんでしょうネ~

宮崎駅を出発し約1時間 8:14美々津駅で下車
小さな無人駅、降りたのは鉄男さんらしき男性一人
ふと・・・隣のホームを見るとなんと豪華列車「ななつ星」の姿

無人駅のホームにいたななつ星の車掌さんに尋ねると
乗客の皆さんは専用バスで美々津を散策した後、朝食中だそうです。

いまだに人気の豪華な鉄旅のななつ星私の乗り鉄とは雲泥の差(笑)
偶然にも遭遇できただけでもラッキーです

さぁ~美々津駅から美々津の街並み保存地区をめざし25分ほど歩きましょう

実はここには日向市が運営する南部ぷらっとバスがありますが
待ち時間が30分以上あるので行きはボチボチと歩くことにしましした。
一緒に降りた鉄男らしき男性もすでに私の先を歩いています。
実はこの男性は昨日、都城と油津で遭遇したのですが
ずっと話しかけないでオーラを感じ今回もスルーするつもりでしたが
さすがに3度目の遭遇に思い切って声をかけると会話は空回り
やはり私の感じたオーラは間違いがなかった(笑)
逆に私はウェルカムオーラが出ているらしく
旅先などでは地元の人に良く話しかけられおかげでいろんな出逢いがあります。
旅の形も千差万別・・・ですネ

線路沿いを5分ほど歩き踏切で振り返り・・・

単線の線路が二つに分かれる駅の姿は私の一番のお気に入りの景色
そこに豪華列車ななつ星が停車してるなんて何だか不思議な気分です。

この踏切側、趣のある建物が・・・

帰宅後、調べると県無形文化財「美々津手漉き和紙」佐々木寛治郎さんの工房でした。
以前は栄えていた美々津の手漉き和紙も今ではここ一つだけだそうです。
予約すれば紙すき見学なども出来るとか・・・
美々津の手漉き和紙、お土産にしたかったなぁ~

さて、part2も観光などなくあまり見どころ少ないレポートとなりましたが
熊本で見る内海とは違う長い海岸線や海
広い海から昇る朝日を絶対キャンカーから眺めたい
すっかり宮崎ファンになったのでした。


25分歩いてたどり着いた「美々津の街並み」の様子はpart3へ続く
本日も長々とおつきあいありがとうございました


九州満喫きっぷ一泊二日ローカル線の旅 part1

2017年01月14日 | 鉄旅
2017年、最初の鉄旅は1月10~11日九州満喫きっぷ利用し
宮崎・鹿児島・大分3県を巡る1泊2日の鉄旅となりました。
観光はほとんど無しの乗り鉄の旅でしたが良いお天気に恵まれた2日間でした。

まずは熊本~人吉~吉松~都城~志布志までの様子をUPします。


今回の旅のプランは以前から練っていたものの
前日に急きょ思い立ち、旅の荷物の準備も
オジサン出勤後の6時過ぎからバタバタと始めました
8時31分熊本発 吉松行きいさぶろう1号に乗る予定
思ったより早く準備完了し、一本早い熊本駅行きに乗れると
余裕で最寄りの駅に徒歩で向かう
駅の改札前で財布の中の切符を探すと・・・・
あれぇ~ない
自宅に忘れたと思い慌てて自宅に引き返す
・・・が家の中にもない
「今朝ホテルも予約したのに・・・」
「あきらめるしかないのか
大汗をかきながらリュックのポケットを探るとあっ~た
家を出る直前に入れ替えていたのをすっかり忘れていたんです
乗車前からドッと疲れたもののモタモタしていたら電車に間に合わない
今度は自転車に乗り全速力で最寄りの駅へ到着
次の上り電車に何とか間に合いそう~
しかし・・・今からこの熊本行きに乗車しても乗り換え時間1分しかなく
いさぶろう号には乗れないかも?
乗れなかったら今回の旅の計画は全て崩れてしまう
一旦登りかけた階段を下り・・・反対のホームへ
下りの八代行きの普通列車に乗り新八代駅へ向かうことにしました

家を出て八代行きの電車に乗るまで約25分間の間
歩いて、走って、汗かいて、悩んで、考えて・・・
短い時間にこんなに頭を使ったのは久しぶりです(笑)
しかし、私の判断は間違っていませんでした。
新八代到着後5分していさぶろう号がやってきました

ヒヤヒヤ・ドキドキでしたが何とか人吉方面へと向かうことが出来ました

出発前から大慌てのドタバタ劇 この先も何かが起こりそうな予感 

いさぶろう号は10席ほど自由席があるのですが
ドッと疲れた私は510円の指定席を払い少し落ち着くことにしました(笑)
冬の平日とはいえ鉄道ファンには人気の肥薩線ですから
乗客のほとんどが青年やオジサンの鉄男さん達
鉄子のおばさんは珍しく目立ちます(笑)

もう何度となく乗車した肥薩線ですが・・・
この時期の人吉盆地は霧が多く夏とはまた違う景色を楽しめます。


日本三大車窓

今日は霧島連山も山上は雲に覆われています。

真幸駅では駅舎の外に降りてみました。


自宅を出て約3時間、吉松駅11:22到着
ここでの乗り換え時間は32分、前回来た時に一通り駅周辺は見たので
思い切って駅前にある温泉につかることにしました
「吉松駅前温泉」250円
 
受付のご主人にJRの待ち時間を利用し入浴することを告げ
たまたま小銭がなく一万円札を出すと
「おつりは用意しとくから早く入っておいで~」と優しい言葉
女湯に入ると地元のおばちゃんが上がったばかりで湯船は貸し切り
ゆっくりつかるだけで良いので直ぐに裸になりドボ~ン
少しヌルっとしたお湯が体中に沁みわたり あぁ幸せ~
そろそろ時間と湯船から出ると「ガ~ンタオル持ってない

・・・で・・・どうしたと思います?

以前観た地元TVの温泉番組で地元タレントの特技(?)
タオル無しでの体の拭き方を思い出しました
体を掌で湯切り(?)する自分の姿に笑っちゃうけど必死
ホント浴場に誰もいなくて良かった~
でも結構、ちゃんと水滴がきれるんですヨ~是非お試しを
その後、持っていたタオルハンカチで拭き完了
無事、服を着ることが出来ました

人間、いざとなればどんなことでも出来るもんですネ~

受付に出ると・・・
「まだ時間はあるのに、やっぱり早く上がってきたな~」と
おつりを用意し待っていたくれた受付のご主人
「この温泉は飲めるから・・」とコップ一杯の温泉水も頂きました。
全く癖のない美味しい温泉水を飲みながら
アクシデントはあったものの(笑)
ここに立ち寄って良かったと心も体も癒されました

さて、風呂上りと言えばもちろんビール
今回も吉松駅ホーム「駅弁たまり」のおじちゃんから駅弁&ビールを買い
吉都線乗車のため、一両編成の都城行の普通列車に乗り込みました。

吉松駅を11:54に発車
今回初の吉都線は右手に霧島連山を眺めながら都城までの1時間26分
列車の揺れに温泉とビール効果も加わり良い気分に

都城が近づくと霧島連山も遠くなり青空も出てきました。

13:20都城駅に到着

次の目的地は日南線終点の志布志駅ですがJRでは南宮崎経由で4時間かかるので
ブロ友の3丁目のhiroさんに教えてもらったバス(三州自動車)を利用しました。
事前にネットでバスの時間を調べてはいましたが・・・
乗り継ぎ時間30分を利用し駅の観光案内所で再確認
一人旅で困ったときには一番頼りになる場所で皆さん親切に教えてくれます。
       
1日4便しかない時刻表 13:50都城駅発を逃すと直通バスはありません
都城駅での乗客は地元のおばちゃんと私の二人だけでしたが
熊本から来た私に驚き、色々優しく声をかけてくれました。
こんな出逢いこそが一人旅ならでは・・・心が和みます

バスの所要時間は1時間24分
運転手さんと乗客も顔なじみで長閑な雰囲気です。

途中「末吉駅跡」バス停があり不思議に思うとおばちゃんが
昭和62年(1987)までJR志布志線が走っていたと教えてくれました。
末吉駅舎は現在「鉄道記念館」になっているとか・・・
廃線跡はサイクリングロードもあり車窓からも見えました。

もう一つ、おばちゃんが教えてくれたのが
曽於市・岩川にある「道の駅おおすみ弥五郎伝説の里」
弥五郎どんの巨大な銅像はあり、温泉や食事処もあり
桜の時期は県内外より多くの花見客で賑わうそうです。

バスの車窓からは後ろ姿だけでしたが大きさは十分伝わりました。
教えてもらわなかったら気づかず通り過ぎたでしょうネ~
また一つオジサンとキャンカー旅の候補地が増えました。

その後、岩川バス停の先で下車するおばちゃん
何度も何度もお礼を述べた私に
下車すると笑顔でずっとバスに向かい手を振ってくれました。
その後、志布志までの車内はおじいさんと私の二人だけ
車内でのおばちゃんと私の会話を聞いていたバスの運転手さんは
遠くから来た私が珍しかったのか(笑)優しく話しかけてくれました。
初めての土地で不安いっぱいの一人旅
優しい地元の方々のおかげで忘れられない思い出の旅になります。
本当にありがたいことです。

16:14志布志駅上バス停で下車し徒歩2分ほどで
念願の日南線終着駅 志布志駅に到着

少し風は冷たいけれど宮崎鹿児島の午後の日差しが暖かい
本当に思い切って来て良かったと心からそう思えました。


さて、ここから宿泊地宮崎へ向け日南線を北上するのですが
今日はこの辺で・・・part2につづく・・・

今回は私のドタバタ劇ばかりで
旅の参考には全くならない内容でしたが(笑)
おつきあいいただきありがとうございました。




バアバの株、急上昇!? ~ くまモン列車乗車編~

2016年11月27日 | 鉄旅
おれんじ鉄道で出掛けた思いつき鉄旅
「赤松館」でキルト&お屋敷見学の後は・・・
もう一つのお楽しみ「孫と乗ろうくまモン列車」プランです
小さな子供も飽きることない丁度良い乗車時間ということで・・・
おれんじ鉄道の「くまモンラッピング列車」の運行予定を確認し
先ずは湯浦駅13時54分発普通列車で水俣まで乗車しました。

ほんの18分の乗車時間ですが・・・
トンネルが3ヶ所あり孫ちゃんも興味津々窓の外を眺めていました。

下車した水俣駅は水戸丘デザインの新しい駅舎

上りのくまモン列車が来るまで待ち時間は39分
    
駅前に手作りパン屋を見つけ、おやつのパンを購入し駅の待合室で時間をつぶしました。
待合室には「いわし籠」が置かれ子供の遊び場になっています。
  
「いわし籠」とは・・・
カツオ漁の餌となるカタクチイワシを生かしたまま船で運ぶてめの漁具
実物の大きさは縦4m・横3m・高さ3mですがこちらは特別に製作された
ひとまわり小さめで2m四方の大きさがあります。
孟宗竹を使い編み上げる日本最大の実用竹籠は大変珍しく
現在は全国でも唯一水俣で製作されているそうです。

14時12分 くまモン1号が到着します

自宅から持ってきたくまモンぬいぐるみを抱えワクワクの孫ちゃん

もちろん座るのは・・・くまモンの横、特等席です


乗車中ずっとくまモンをなでなで、頬をスリスリの孫ちゃん
  
こんなに喜んでくれたらバアバも大満足です

降車後、ずっと列車に手を振る孫ちゃん

運転手さんも日除けのシェードを開け、振り返してくれました(笑)
この日のこと、大きくなっても覚えてくれてるかなぁ~

実はこの日はオジサンが仕事で泊りだったので
(それで急きょ計画したのですが・・・)
たっぷり孫ちゃんと遊び、息子の帰宅を待ち居酒屋で海の幸を肴に一杯
これで帰ったら寝るだけ・・・楽勝です(笑)
  
付きだしに出たのが通称バリ(アイゴ) ヤノウオともいうそうです。
私達が釣っても決して食べない魚なので恐る恐る食べてみると
少し癖はありますが美味しい
焼いた皮をつけたまま切ってポン酢(?)をかけてありました。
息子の話では内臓が臭いらしく船の上で釣って直ぐに内臓・頭を落としてあるとか・・・
さすが海が近い芦北だからこそ・・・でしょうか?
色んな土地に行くと珍しいものが食べれるのが楽しみですネ~

楽しい時間もあっという間
帰りの列車の時間が迫っているので駅へ急ぎます
何しろ1時間に一本しかないローカル線なので乗り遅れたら大変です(笑)
丁度やって来た下りは「かごしま水族館」のラッピング列車

駅のホームまで見送りしてくれた孫ちゃんも大喜びでした
上り列車を待つ無人駅のホームには乗客はいません。
さすがに夜は冷え込みますがアルコールのおかげで寒くありません(笑)
やはり今回も最後は「呑み鉄」

暖かい車内から親子3人が仲良くホームで見送る姿を眺め
体も心もポカポカの私でした

思いつき鉄旅!?県南へ   ~赤松館編~

2016年11月25日 | 鉄旅
今朝は最低気温1.9℃初霜も降りたようで寒い朝
もちろん薪ストーブは大活躍で勤労感謝の日に頑張った甲斐がありました(笑)

さて、作業も全力なら遊びも・・・・
と言うことで休日明けの昨日はプチ旅に出掛けました
目的は「藤崎節子キルト展」が開催されている芦北の「赤松館」(せきしょうかん)
通常は土・日・月のみの開館ですが、11月28日までは毎日開館されています。
今年、3月開催されたベニシアさん講演会も主催されました。
以前から一度行きたかった場所でしたが期待以上に素晴らしいところでした。

8時過ぎ自宅を出て熊本駅で「九州満喫きっぷ」を購入し八代へ
前日の11月23日は八代の町は「妙見祭」で賑わい
まだ駅構内には提灯やポスターが貼ってあり祭りの余韻が・・・
  
ユネスコの無形文化遺産に登録される見通しなので今年は例年以上に賑わったとか・・
私もいつか「ガメ」と呼ばれる亀蛇(きだ)の勇壮な姿を観てみたいです。

八代駅からは第三セクター「おれんじ鉄道」に乗り換えです。
ラッキーなことに車両は「くまモンラッピング列車 1号」でした

駅改札で声を掛けられた女性と相席、思いがけず楽しい時間を過ごせました。
天草から娘さんの嫁ぎ先へ向かうその方は二人目のお孫さん誕生のお手伝い
茨城からご主人の実家・天草に移住され20年の色んな苦労話などお聞きしたり
共通の趣味、ガーデニングや料理の話で盛り上がりました
人生の先輩の話はとても興味深く・・・・
自然の中で生活する素晴らしさを教えられた気がしました。
これも、一人旅だからこその出逢いでした

そんなおかげであっという間に「たのうら御立岬公園駅」に到着
ここで孫ちゃん&お嫁ちゃんと合流しました。
駅から歩いても10分ほどの距離、お嫁ちゃんの車であっという間に到着
平成12年に国登録有形文化財になった藤崎家住宅「赤松館」(せきしょうかん)
その名の由来は・・・
薩摩街道時代から難所と言われた赤松太郎峠の読み方を変え呼ばれているそうです。


駐車場から車を降りると係りの方がやって来て500円の入場料を払い
男性(年配のおじさま)が専属で(笑)詳しく説明をしてくれました。
明治時代、ここを建てた五代目当主は芦北地域の初代県会議員として活躍し
徳富蘇峰は盟友の一人だそうです。


土間に入ると時期的にクリスマスに関係あるキルト作品がお出迎えです
  
古布を使ったキルトは七代目の奥様の作品
色んな賞をもらわれているだけあって素晴らしい

ここ藤崎家はテレビ料理番組の創生期、活躍した江上トミさんの生家で
その昔トミさんも使ったであろう珍しい六連の竈(かまど)がありました。

かまどの後ろには銅の筒のようなものがあり
かまどの煙(熱)を利用し今でいう湯沸かし器の役目を果たしていたとか・・・
しかし戦争で全て国に取り上げられたそうです。

菜種や胡麻の油絞り器など珍しいものもあり・・・
   
外には大きな石の流しがあり魚などを捌いていたそうです。
今では使用しないので緑のこの感じがまた良いですネ~

現在、お屋敷の一部は7代目のご夫婦の住まいです。

これからお屋敷の中にあがり館内を見学しましたが
あちこちに古布のキルト

右の行燈は掛け軸を利用し7代目の奥様が作られたそうで
東京ドームのイベントに飾られNHKでも放送されたそうです。


先ずは先に2階へ
 
このらせん階段も素敵です

当時の職人の腕は素晴らしく材も大きくビクともしません。

建築途中で戦争になり屋根裏や壁がそのままの状態です。


二階は色んな展示物があり・・・

大きな長持の中の新聞は当時のモノ
  
孫ちゃんも興味津々?(笑)

本棚には昔の本がずらり、明治~昭和初期の出版物なども・・・
  

六代目当主は若くして英国に留学しその後田浦町長を務めたそうで
当時のトランクの数々 行李(こうり)に持ち手を付けたような形もあり
なかなか興味深かったですネ~
  
一生懸命に説明する係りの人に歴史が好きなお嫁ちゃんは熱心に聞き入り
歴史が苦手な私はどちらかと言うとこんな細工に見惚れてキョロキョロ
光が射し床に模様が・・・実際はもっといい感じです。

係りのおじさんの話では月夜の時がきれいだとか・・・

屋外の景色を鑑賞する雪見障子のように障子を左右両開きする猫間障子も初めて知り
天井や欄間などの組子細工に感動するばかりです。
  
昔の日本人は生活の中にそんな豊かな心を持っていたのですネ~
見習わないといけません。


二階からは広い庭や池が見渡せ・・・

もう少しすると真っ赤に染まる紅葉が
時間帯によって違った素晴らしい景色を見せてくれるそうで
ここを管理していて自然の変化が一番の楽しみだそうですヨ~

横には江戸時代の大きな蔵

ここはキルトの展示室とカフェ米蔵になっています。

一階に降りて・・・

螺鈿の姿見がオシャレ、床の間のふすま絵もいい感じ
絵の作者名を言われましたが忘れましたけどネ(笑)

座敷にもキルトの数々・・・
  
左のキルトが今年の家庭画報大賞の審査員特別賞を受賞した作品

今までも家庭画報大賞・準大賞など数々の作品を受賞されています。
みな素晴らしい作品で全てブログUPできないのが残念です。
(もちろん最初に許可を得て撮影していますヨ~)

長い廊下の正面には松の模様の古布キルト

この長い廊下などの軒先を支える丸太は長い一本もので、いったい何mあるのでしょう?
歪んで見えるガラスは今では貴重です。

普段はログハウスに住んでいても・・やはり日本人こんな景色が落ち着きます。


庭からの外観

真っ赤に染まった紅葉を見てみたいですネ・・・

大きな琵琶の木には花が咲き(初めて琵琶の花を見ました)
  
熟した柿の興味津々の孫ちゃん

最後は米蔵
今日はとても寒い日ですが・・・
暖房などないのに蔵の中は暖かでした。


お姫様がのる駕籠(かご)もありました。
  
パッチワークの鬼の人形は「鬼太郎と鬼子」の結婚式
参列者の祝辞が面白~い

気が付くと・・・約1時間説明を受け見学した三人
お腹が空いたので蔵カフェでお昼を食べました。

六代目夫人ツネさんの残したレシピを再現したカレーに
スパイスを利かせたオリジナルカレー600円
孫ちゃんにはツネさんレシピの甘口カレーを特別にお願いしました。
  
手作りのカレーはとても優しい味でした。
実はここには赤松館百年伽哩1000円があるのですが
その名前の由来を聞くと・・・
約90年前のツネさんのレシピと平成のオリジナルカレーを
半分づつかけてあるので合わせて100年カレーだそうです。
遊び心満載のネーミングを笑いながら教えてくれたお店の方
オバちゃん達がやっているカフェですから
オシャレではありませんが・・・
食器がのったお盆は古い漆器
手作りの漬物やデコポン・柿などサービスでどんどん出てくるし・・・
まるで親戚のおばちゃんの家に来たみたいでした。

館内を案内してくれたおじさんは食事が終る頃
ハーモニカで孫ちゃんに「むすんでひらいて」を聞かせてくれました。
「次はアンパンマンを覚えておくから、またおいで~」と優しい笑顔

冷たい風の吹く冬空も帰る頃には青空

振り向き眺めた米蔵の軒下には吊るし柿・・・
駐車場には来た時には気が付かなかった皇帝ダリアがあちこち咲いていました。

体も心もポカポカと温か・・とても豊かな時間を過ごせました

さて、今日のお出掛けはもう一つ楽しみが残ってます。
ということで続きはまた明日

今日も長々とおつきあいいただきありがとうございました

鉄旅2日目  念願の「特急 海幸山幸」乗車編

2016年11月20日 | 鉄旅
さて、本日は鉄旅最終レポートです。
11月12日9時7分、指宿から「快速なのはな」で鹿児島中央駅到着
宮崎行きの列車乗車まで50分、駅のカフェで朝のコーヒーを飲み
帰りに購入するお土産の下見などでゆっくりと駅なかで過ごしました。
少し早目に在来線ホームに降りると・・・

9時59分発「特急きりしま8号」の向こうには
昨日乗車した黒&白のツートンの列車「特急 たまて箱」
乗車するときは白い部分しか見えませんが
こうして隣のホームからはシックな黒い車両が見られます。

「特急きりしま」の指定席は1両のみでこの日もほぼ満席
自由席の方が案外ゆっくり座れそうかもしれませんネ~
  
駅のお土産屋さんで購入した鹿児島名物さつまあげとビールは忘れてません(笑)

日豊本線の国分を過ぎるとトンネルが増え、山の中をひたすら走り
都城手前で車窓の左手に霧島連山(?)が遠くに見えます。

いやぁ~鹿児島からでも宮崎は遠~いですネ~

12時4分南宮崎到着
  
トイレが改札の外にあるので11分の乗り換え時間についでに記念撮影
さすが南国宮崎らしい駅前の風景です

12時25分 快速日南マリーン号に乗り日南線を飫肥に向かいます。

快速とは名ばかり(?)古い車両
車内は混み合っていてましたが一人旅の私は運良く座れました。
観光客の姿も見られ青島を過ぎると車内も少し空いてきて
内海駅を過ぎると左手に海・・・鬼の洗濯板が見えてきました。
 
鉄旅での座席選びは車窓の景色も考え座るようにしていますが
今回も大正解でした

中学校の修学旅行以来の宮崎、確か来たはずののだけど・・・
お年頃の少女はおしゃべりに夢中であまり景色を覚えていません(笑)

南宮崎から1時間3分で飫肥に到着しましたが
日南線は志布志駅が終点、いつの日か制覇したいと思っています。
飫肥駅は城下町らしい落ち着いた駅舎

飫肥からの帰りは念願の「特急 海幸山幸」に乗車しました

白い車両が爽やかです。
車両の側面は木で覆われ車内は飫肥杉を使ってあるとか・・・ 
1号車の山幸


温かみのある赤い座席は指定席
  
ソファーシートは自由席


2号車の海幸

濃いブルーを基調にした車内
  
2号車の8~10番は自由席となります。
  
車内のインテリアもオシャレでこの列車も水戸丘デザインです。

ひでじビール・太陽のラガーと食べあるきマップで選んだおび天で・・・
   
本日、2本目のビール豪快にラッパ飲み、たまりませ~ん

観光列車は車窓の説明や景色の良い所では停車したりと楽しみもいっぱい
そのなかでも一番楽しかったのが・・・
宮崎の鵜戸神宮は男性は左手、女性は右手で願いを込めながら運玉を投げ
亀石と呼ばれる岩の枡形に入れれば願いが叶うといわれていますが
それを真似して、お姉さんが持っている赤と白の玉が入った宝箱から
鵜戸神宮と同じように男女それぞれの手で赤玉をつかんだら当たり
ご褒美に飴ちゃんをもらえる運試しです。
ナント、私も大当たり童心にかえって楽しめました

北郷駅からは直線の長い線路が続きます。

鉄子の私にはたまらない

鬼の洗濯板が見える路線では暫く停車してくれたのですが・・・

満潮時で鬼の洗濯板は海の中
生憎の曇り空で青い海も見れませんでした。

帰りも南宮崎で乗り換えても良かったのですが・・・
せっかくなので宮崎駅まで乗車し
乗り換え時間を利用し改札を出て夕飯用に駅弁を購入しました。
ホームで列車を待っていると・・・

素晴らしい夕焼けに出逢えました

17時36分発 鹿児島中央行き「特急 きりしま17号」


暗くなった大淀川を渡り・・・


そろそろ宮崎駅で購入した駅弁「椎茸めし」をいただきましょう

甘辛く味の椎茸に大満足さすがにもうビールは飲みませんヨ(笑)
真っ暗で何も見えませんが・・
夜の列車は何となくしんみり一人旅に似合いますネ~
2時間5分で鹿児島中央到着
22分の乗り換えを利用し今朝下見したお土産を購入し
19時41分発広島行き新幹線さくら458号に乗車しました。

新幹線のホームからライトアップされた観覧車が見えます。

約1時間、21時04分あっという間に熊本駅到着
こうして私の初めての一泊鉄旅が無事終了したのでした。

たった一人で宿に泊まり2日間も家族と離れたのは
もしかしたら初めてかもしれません。
幾つになっても何かを始めることは少し勇気がいることですが
歳だから今さら・・・なんて尻込みせず
これからも色んなことに挑戦していきたいと思います。
一人の旅は失敗しても困るのは自分だけだから
気を使うこともなく気ままな旅が出来ます。
一人だからこそだれにも頼れない適度な緊張感もあり
ボケ防止にもなるのかもしれませんネ(笑)

さて、次は何処に出掛けようかなぁ~

鉄旅2日目 ~宮崎・飫肥城下町散策編~

2016年11月18日 | 鉄旅
鉄旅の続きです。

指宿から鹿児島中央に戻り一路宮崎へと移動したのですが・・・
鹿児島からでも宮崎はとても遠~い所でした。
鉄旅の様子は次回まとめてUPすることにして
今日は九州の小京都と言われる宮崎県日南市飫肥の城下町散策をおおくりします。

南宮崎から1時間3分で飫肥駅に到着すると駅前で
レンタサイクル(電動アシスト)を借りました。
事前に調べていた「あゆみちゃんたべあるき・まちあるきマップ」600円
飫肥の42店舗の5ヶ所分のお土産と3ヶ所の施設の入館がついたお得なチケット
レンタサイクルを利用すると500円になり益々お得になりました
先ずは、お腹がすいたのでランチに「服部亭」を予約し目指しました
飫肥城大手門通り

時々ある坂道は電動アシスト車なら楽々ですヨ~

大手門から右に武家屋敷通り沿いにある「服部亭」は
東雲の空さんのブログ記事で知りどうしても行きたかった場所です。
服部博士のお屋敷だそうですが・・・

入口が3ヶ所もある大きな古民家は昼時は団体客などで賑わうそうですが
1時半を過ぎほとんど貸し切り状態です。


   

こんな素敵な手洗い場もあり・・・

広いお屋敷はお手洗いに行き自分の部屋に戻るのも迷うくらいでした(笑)

10畳ほどある角部屋に一人贅沢なランチ
駅に到着し予約をしていたのでほとんど待つことなく料理が来ました。
「服部膳」1620円

お刺身・ちらし寿司・茄子の田楽・茶碗蒸し・お吸い物など・・

飫肥名物の厚焼きは卵焼きと言うよりも味も甘くプリンのよう
そして、おび天はさつま揚げよりふんわり柔らかな食感でした。 
   
抹茶(コーヒーでも)とデザート付き
素晴らしい景色を眺め、お腹いっぱいになりました。

飫肥の滞在時間は2時間40分ほどなので先を急ぎましょう~
食事中にあゆみちゃんマップから5ヶ所のお店を選んだので
散策しながらお土産をgetしなきゃ

武家屋敷通り

飫肥城跡を散策しようと・・・
自転車を置き大手門を入ると階段
   
旅も2日目になり少々膝が不安なので今回はあきらめ引き返しました(笑)

大手門通りでは人力車も・・・


鯉の泳ぐ後町通り
 
レトロな着物を着た若い女性2人に会いました。
「最近観光地にあるレンタル着物」だろうと直ぐに話しかけると
自分達で着付けをし宮崎市内からやって来たそうでビックリでした

飫肥には四半的射場があり体験できるのですが時間は無く諦めましたが・・・
私は膝が悪く正座が出来ないので無理かもしれませんネ~

さて、私が選んだお店は・・・
大手門すぐそばの飫肥杉だらけなギャラリー「オビダラリー」
名前の通り飫肥杉の作品が並ぶお店で何を見てもいい感じ
あんまり興奮して写真を撮り忘れるほどでした(笑)
飫肥杉の箸をもらい、オジサンのお土産に飫肥杉のぐい呑みをget
ここは絶対に再訪したいところでした。

旧山本猪平家を見学し寿太郎巻をお持ち帰り
「おび天本舗」の魚と豆腐で造った伝統食品のおび天&おびあげ
「泰平せんべい本舗」のせんべい1枚とお茶をいただき・・・
  

東雲の空さんお勧めの「間瀬田厚焼き本舗」の厚焼きは家族へのお土産
貞松酒店で芋焼酎「匠蔵」(100ml)をget
  
2時間半はあっという間に過ぎていきました。
今回はお土産をもらうのが精いっぱいであわただしい飫肥散策でしたが
いつの日かオジサンとキャンカーでゆっくり再訪したいと思います。
飫肥の町は駅からは徒歩15分ほどかかりますが小さくまとまっています。
観光駐車場が大手門の側にあるので車ならもっとゆっくり散策できるはずです。

さて、お持ち帰りしたお土産の数々

「飫肥せんべい」は赤ちゃんのおせんべいのようにサクサク柔らかく
香ばしい香りのする初めての食感は忘れられない味になりました。
「寿太巻」は日向夏あんの爽やかな味のあんがたっぷり
飫肥杉の箸は何度でも使えるそうで私のmy箸にするつもりです。

「間瀬田厚焼本舗」の厚焼は18×25×5cmほどの大きさでずっしり重たい
1600円の値段は少々高いかと思いましたが家族皆で味見して
残りは両親達など3軒で分けたくらいです(笑)
  
甘い茶わん蒸しのようなプリンのような食感は女性好みですかネ~

芋焼酎「匠蔵」(たくみのくら)は飫肥杉のぐい呑みで味わいました。
飫肥杉の特徴は暖かい土地で育ったので年輪の幅が広くとても軽い
お店の方の話では黒っぽい点が特徴だとか・・・
お酒を入れるとほのかに杉の香りがします。

「匠蔵」は地元の十数件の酒屋でしか手に入らないとかで・・・
「女性に人気ですヨ~」とおばちゃんが言ったように
アルコール度数20度フルーティーでまろやか、グイグイいきます。
芋焼酎好きには少し物足りないかもしれませんが
あまり好きでないオジサンも「これなら飲める」とあっという間に呑んでましたヨ~
こんなことなら一本買ってくればよかったなぁ~(笑)

今回の飫肥でも東京からきた中高年の男女4人組との出逢い
私がレンタサイクルを借りたのを見て皆さんも借りられたようで
狭い町なので何度も会うと「どこに行った?」など気軽に話しかけてくれ
駅の待合室でも暫くいろんな話をしました。
寂しい時はこちらから積極的に話しかけ・・・
一人ゆっくりしたい時は車窓を眺めぼんやり・・・
気を使わない気楽な一人旅が私には居心地が良いようです。

そして旅の目的地はこんなローカルな場所が一番
少々不便でも人は少なくても誰もが温かい人ばかりでした 

熊本からは遠い宮崎・飫肥ですがきっとまた来るからネ~





心温まる風景と人との出逢い・・・

2016年11月16日 | 鉄旅
旅の続きです・・・

JR最南端終着駅・枕崎を後に車窓からの夕景を眺めながら1時間9分
指宿駅に17時12分到着し本日の「民宿たかよし」までは徒歩15分ほど
一日2回レンタサイクルに乗り、足は心地よい疲れ・・・
宿に着くと優しいお母さんが出迎えてくれました。
  
じゃらんで選んだ宿は口コミ通り隅々まで掃除が行き届き
実家に帰ったようで一人旅の私には落ち着く気がします。
食事前に貸し切り家族風呂で旅の汗を流し・・・
  
一人には広すぎる家族風呂は源泉かけ流し少し熱めの塩分を含んだ温泉
共同の洗面所にはドライヤーや紙コップ・綿棒など揃い、宿の心配りが感じられます。

さて、気になる夕食は・・・

カツオのたたき、びな貝、カマスの塩焼き、自家製さつま揚げ、豚しゃぶなど
家庭的な料理の数々にもちろんビールを注文しましたヨ~
さすがに瓶ビールを一人で飲めないので向かい少し先輩の男性にお裾分け・・・
東京からの一人旅のその男性と釣りや鉄旅などの話で盛り上がり
「夫婦別々の行動もたまには良いこと」との言葉に納得(笑)
おかげで楽しい夕食となりました。
一人旅の私をずっと気にかけてくれていた宿のお母さんも
「話し相手がいて寂しく無くて良かったネ~」と地元訛りで満面の笑み
本当に親戚の家に来たような自然体でいられる宿でした。

夕食後は部屋に戻り何もすることがないので・・・
9時過ぎには布団に入り、いつの間にか眠りについていました。
民宿ですから廊下を歩く足音など人の気配が感じられますが
一人旅にはそれがかえって安心感になりました。

早寝したおかげで次の朝は4時過ぎには目が覚め・・・
日の出前の6時過ぎ、海岸に散歩に出掛けました


観光ホテルが立ち並ぶ海岸線には散歩道や砂むし会館「砂楽」がありました。
  
砂むし温泉の受付は8時半からだそうです。

海沿いにある砂むし温泉

湯気が出ているので気になり、のぞいてみると砂に温泉が溜まっていました。
   
準備中の係のお兄さんに尋ねると砂を温泉で殺菌しているそうです。

海岸線からのぼる湯気は85℃の温泉が湧いているので立ち入り禁止

次回は砂蒸し体験してみたいですネ~

そろそろ日の出・・・景色の良い場所へ移動

海岸の散歩道ではジョギングやウォーキング中の地元の人が挨拶をしてくれます。

さっきまで海の中だった所を歩く老夫婦が・・・

どうやら、今から漁に出るのか沖の魚船まで小舟に乗り櫓をこぐ姿

白い息を吐きながら日の出を待つ私、長閑な風景に心がほっこり

太陽が顔を出す頃にはあの老人が乗った船が港を出て沖へと進んでいきます。


赤く染まる砂浜

いつまでも眺めていたい・・・・

そろそろ宿に帰らないと電車に乗り遅れたら大変(笑)
宿にも朝日があたっています

出発が早いので朝食は無し、その代わり朝風呂に入りましょう~
1時間ほど海を眺め冷えた体に温泉が沁みる・・・
荷物をまとめロビーにいると宿のお母さんが
「駅のホームで食べなさいヨ」と握りたてのおにぎりをくれました。
自家製ゆかりをまぶしラップに包まれた
ポケットの中の温かいおにぎりを触り・・・
白い息を吐きながら駅に向かう道
胸がいっぱいになり自然と涙が溢れる私でした

駅のホームで熱いお茶と温かいおにぎりを食べながら・・・
宿のお母さんはもちろん、この旅で出会った優しい人達や素晴らしい景色を思い出し
思い切って旅に出て良かったと心から思う私でした。
  
8時8分、「快速なのはな」で鹿児島中央駅に向け出発

指宿の美しい朝日

2日目の旅の期待に私の心もキラキラ輝いて・・・


あらためてこの旅に来れた環境に感謝です


本日も長々おつきあいいただきありがとうございました。
続きはまた明日・・・

鉄旅 part2 ~枕崎編~

2016年11月15日 | 鉄旅
旅の続きです・・・

13時37分、JR最南端の西大山駅を後にし
枕崎に向かう普通列車の車窓からは美しい開聞岳

薩摩川尻~開聞駅までは直ぐ近くに見え
しばらく車窓から消えたと思ったら水成川駅からは
再び左手後方遠くに見える開聞岳は南薩摩のシンボルです。

西大山駅から54分で終点枕崎駅に到着
   
IR最北端稚内駅からのレールはここにたどり着くと思うと感慨深いものが・・・
駅舎の中上部には「山幸彦の像」外には「かつお節行商の像」

帰宅し調べると「出会いの広場」には山幸彦からの贈り物が隠されており
見つけたものには幸福が訪れると言われているそうで・・・惜しかったなぁ~(笑)

駅を出て右手に歩き、観光案内所でレンタサイクルを借りました。
もちろん電動アシスト付き(500円)ですヨ~
最初に向かったのは「立神岩」が見える「火之神公園」
途中、港にある「枕崎おさかなセンター」の新鮮なカツオも
気になりましたが時間がないので今回は諦め先を急ぎます

枕崎の街中や海岸線を自転車で走ると風に乗って香ばしい香り
さすが鰹節の街ですネ~
約20分ほど自転車を走らせると前方に見えてきました

鰹節のような形の岩が「立神岩」

そして、後ろを振り向くと・・・

遠くに開聞岳が見えます。

右手に駐車場と左手には「火之神公園」らしきものが見えましたが
その先にも道があるようなので坂を上っていくと(こんな時自転車は便利)
階段がありますが「立神岩」の近くの海岸に行けそう・・・
  
夏場だけ営業のプールが沢山あり作業中の人がいました。
階段を下り望遠で立神岩をパチリ

誰もいない海岸には波に転がる石の音がカラカラと聞こえるだけ・・・
チョッと怖くなったので公園まで慌てて引き返しました(笑)

「火之神公園」には海岸線の岩場に遊歩道が続いていました。

自転車を止めた所の芝生はキャンプ場らしく夏場は賑わうそうで
シーズンオフは無料で利用できるとか・・・?
海が目の前で夕日と朝日が見れる景色の良いキャンプ場ですネ!

この日も釣り人がいましたが絶好の釣りポイントらしいですヨ~

もちろんここにも私以外の人は誰一人いません。
聞こえるのは岩にあたる波の音だけ・・・
やはり一人だと少し怖い(笑)

次に向かったのは・・さつま白波で有名な「薩摩酒造 明治蔵」

「薩摩酒造 明治蔵」
  
30~40分で蔵見学や(展望台からは枕崎が一望できるとか?)
試飲も出来るのですが時間は無いし自転車でも飲酒運転になるので
限定品を購入しただけで諦めました(笑)

帰宅して撮った写真ですが・・・

左の「造りたて一壺酒」は9月に金時芋を使い9月に蒸留し
1ヶ月で瓶詰めした出来立ての300本限定焼酎
蔵の方の話では同じものは作れないとか?
そして左の3本のビールはサツマイモで作った第三のビール
レッドは紫芋 ゴールドは黄金千貫(こがねせんがん)が原料
今夜、オジサンと呑んでみましたがビール風味って感じでしょうか?
このビールは帰る日の鹿児島中央駅で購入しました。

重たい焼酎(720ml)を抱え日が傾きかけた明治蔵を後にしました。


観光案内所にレンタサイクルを返し汗もかいたし・・・
焼酎の試飲もできなかったのでスーパで缶ビールを買い(本日2本目)
16時3分枕崎発鹿児島中央行き普通列車に乗車
2両編成の列車には乗客は数人、おかげで心置きなく呑めました(笑)

西大山を過ぎる頃には・・・

開聞岳に沈む夕日が美しくずっと窓に張り付き眺めていました。

約1時間半で今夜の宿泊地である指宿に到着し
宿泊した「民宿たかよし」でも素敵な出逢いが沢山ありました。


しかし・・・そろそろ眠たくなってきたので(笑)
本日のUPはここまでで終了し続きはまた明日

本日も長々とおつきあいいただきありがとうございました