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~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

計画は完璧!? 念願のおれんじ食堂車乗車

2017年11月04日 | 鉄旅
三連休初日の朝
オジサンはかおなし♪さん達とのオフ会に単独参加
私は一人鉄旅とそれぞれ準備に忙しくもウキウキ気分
9時前先に自宅を出た私は熊本駅へ
改札で九州満喫きっぷに今日の日付を入れてもらいホームへ


土休日のみ運転のスーパーおれんじ1号出水までの快速列車ですが一両編成です。

八代までの乗車なので普通列車でも良かったのですが
せっかくの休日の鉄旅なので利用することにしました。
いつもは平日の鉄旅ですが今日は休日、駅の乗客もいつもと違います。
小学校の高学年と低学年の兄弟が子供だけのプチ鉄旅でしょうか?
手をつなぎ乗り換える姿に思わず心の中で頑張れそしてウルウル
父子3人の鉄旅の様子は微笑ましく心ほのぼの
そういえばいつも見かけるウルサイ外国人の姿が今日は少ないような・・・
日本人の旅行者が多いと車内も構内も何となく落ち着きますネ~(笑)

10:13 八代駅着ここから念願のおれんじ食堂車に乗車ですが
ホームにはラッピングの普通列車が停車中

10:15 新八代駅からやって来た2両編成の車両

水戸丘デザインの車両

私は食事なしの乗車プランなので2号車(指定席1400円)


八代からは私一人、皆さん新八代から乗車すでに寛いでいる様子


私の指定席 B-03 には乗車証明書やおしぼり・水が用意され・・・

暫くすると乗客全員に「みなまた和紅茶」が運ばれました。

2号車乗客10名のうち私と鉄男さんらしい男性以外は食事を注文されてる様子
1号車は全て食事付き乗車車両になっています。
テーブルにはランチョンマットが敷かれ一目瞭然です(笑)
料理の他に珈琲サービスや停車駅でのお土産付きだそうです。

車内には乗客用にお菓子ビュッフェサービスも・・・

こちらは誰でも自由に食べられますョ~
ミニマドレーヌに塩せんべい
この塩せんべい、なかなか旨いのですヨ~

2号車車内
二人用ベンチシートや最後尾には子供用のイス
  
私が座った席は進行方向から少しだけ窓側を向いて固定してあります。



肥後二見~たのうら御立岬駅間は徐行運転区間で本当にゆっくり走り
穏やかな不知火海と対岸に天草の島々が良く見えます。

この時はまだ青空が見えていたのですが・・・

10:55 佐敷駅着

15分の停車時間 駅マルシェでカレーパンや海産物など販売されています。
食事つきプランはカレーパンもサービス もちろん購入も出来ます。

車掌さん達にモデルになってもらいパチリ


佐敷駅ホームからは佐敷城跡が見えます。

車内では沿線の名所など説明アナウンスがあるのですが
佐敷城は加藤清正が築城したと初めて知りました。

皆さんが席を立たれている間に1号車を見学
 


1号車乗車は全て食事付きです。

私もカレーパンを購入し・・・・

車内販売の地ビールをいただきま~す 

そろそろ発車の時間なのに出発しないと思ったら・・・
米ノ津駅付近の信号トラブルで暫く停車するアナウンス
「エェ~川内駅で3分間でJRに乗り換えなのに・・・」
心配していると隣の席のご夫妻のご主人が鉄男さんらしく
川内から鹿児島中央まで一駅だけ新幹線に乗る手段もあると教えていただき
スマホでJR九州のサイトを調べていると肥薩線で踏切事故の情報
観光列車「やませみ・かわせみ」が事故に遭い怪我人もいるらしく
車両や線路設備破損のため復旧に時間がかかると・・・
これでは運良く川内で乗り継げたとしても予定していた人吉経由での帰宅は無理
肝心のおれんじ鉄道の信号トラブルも原因不明でなかなか列車は動きません。
結局、1時間10分遅れで列車は動き出しました。
乗客の中には私と同じく川内駅3分乗り換えで人吉~多良木へ向かう鉄男さんや
川内から新幹線に乗り換え長崎に行く女性など遅延すると困る人が数名いたので
その後は遅れを取り戻すかのようにスピードUPする列車
通常は八代~川内間を3時間弱で運行するおれんじ鉄道ですが・・・
おれんじ食堂車は4時間かけ景色の良い所は徐行し停車駅では駅マルシェなど開催され
のんびり食事を楽しみながら走る観光列車ですから時間には余裕があるのです。
佐敷駅を出ると予定されていた停車駅では直ぐに発車し時間短縮に必死の様でした。

本来なら出水~薩摩高城駅間も徐行区間でゆっくりのんびり運行のはず
牛ノ浜の景色などもっとゆっくり眺めたかったなぁ~



生憎、曇り空だったから諦めもつきました(笑)

お詫びに乗客全員に好きな飲み物のサービス、ほとんどの方がビールを選んでました。
もちろん私も地ビールをいただきました(笑)
 
お詫びの品にオリジナルファイルやポストカード、日奈久竹箸が配られましたが
私が一番楽しみにしていた薩摩高城駅での海岸散策がなくなりとても残念でした


結局、ほとんどノンストップ状態で運行し予定時間数運遅れで川内駅到着し
乗り換え3分のJRや新幹線にも皆さん間に合ったようです。

私はというと・・・このままJRに乗り換え鹿児島~吉松~人吉まで行けたとしても
今日中には熊本には帰れず、だからと言って連休中の人吉に宿など見つかるはずもなく
雨も降りだした川内駅に長居しても仕方がないと・・・
そのまま折り返しおれんじ鉄道、八代行き普通列車に飛び乗ったのでした

さすがにたった今見たばかりの車窓の景色も見飽きたので(笑)
結局、1時間ほど爆睡しました
目が覚め、お腹が空いたと思ったら昼はカレーパンとビールだけ・・・
念のため朝握ったをバッグに入れていたのを思い出し
他の乗客の目を気にしながらこっそり食べました(笑)

17時半過ぎ駅に降りると美しい夕焼け

こんなことなら川内で一本列車を遅らせたら
肥後二見付近でこの美しい夕景が見れたかも?と少し後悔
夜の帰宅になると寒いだろうと用意したコートや吉松駅前温泉に入るために
用意したタオルや着替えを入れたバッグが余計に重く感じました
帰宅し玄関の前でバックから鍵を探すも見つからない
そうだ私が先に出掛けたから鍵は家の中だ
慌ててお向かいの義父宅へスペアキーを借りに走りました(笑)

やれやれ・・・と鍵を開けながら良く考えると・・・
人吉経由で帰宅したら家に着くのは夜10時前の予定だったんだ~
きっと義父母達はとっくに夢の中
そしたら私この寒空の中、家に入れなかったんダ~
肥薩線が不通になったから早く帰宅できたのだから結果オーライだったのネ~
人生、何が幸いするか解りませんネ~
完璧な計画が実行できなかったショックから
すっかり立ち直った私なのでした

~追記~

翌朝の地元新聞には・・・・

結局、その日は肥薩線は終日不通
SL人吉など全て運休となったそうで連休初日は大混乱だったようです。

いや~鉄旅でこんなアクシデントは初めてです。
来週の北陸一人鉄旅も計画は完璧
さすがに2週連続のアクシデントは勘弁してほしいものです
いやいや・・・
私のことだからまた結果オーライになることでしょう~
たぶん・・・・


観光列車「○○のはなし」乗車と萩散策ツアー ~part2~

2017年09月11日 | 鉄旅
旅の続きです。
12:59東萩駅に到着、いよいよ萩散策です。
ツアーには萩循環まぁーるバスの一日乗車券(500円)がついていますが
私はレンタサイクルを借り一人気ままに散策しました。
駅横のレンタサイクルのシステムは1時間200円の後払い形式で
身分証明なども必要なく、名前を聞かれるだけで何とも簡単
ブレーキがキ~イと鳴る、少々整備不良の古い自転車でしたが(笑)
気さくな係りのおばちゃんに「時間はどれくらい?どこ行きたい?」と聞かれ
散策時間と場所を言うと地図に記入しながら色々と説明してくれます。
萩市内には4ヶ所ほど営業所があり事前に言えば乗り捨ても出来るそうです。

ちょうど自転車を返しに来た一人旅らしき男性に道路状況など聞くと色々と教えてくれ
「結構、疲れますから水分補給は忘れずに」と明るい笑顔で送り出してもらいました
これも一人旅の良い所、こんな一瞬の出逢いにホッと心が癒されます
おっと~こんなところでモタモタしてはいられません(笑)
ツアーの集合時間は16時、残り時間は2時間40分ほど・・・
さぁ~萩の町に向かい出発進行

もらった地図を頼りに先ずは萩城跡を目指します。
途中、右手に見えた松林「菊ヶ浜海水浴場」に寄り道
ここからの夕景はきっときれいでしょうネ~

左手の指月山に萩城跡がありま。

海水浴場から3分ほどで萩城跡入口到着しましたが
レンタサイクルのおばちゃんの話では自転車で通り抜けられるとか・・・

初めての場所は土地勘がないのでここで諦めます。

萩城跡を背にし次は城下町を目指します

この辺りは上級武士が住んでいたらしく長い塀と大きな家が多かったですネ~

観光客があまり訪れない日常の暮らしがみれる場所へ
ウロウロできるのはチャリならではです。

城跡から5分ほどで観光客の多い城下町界隈へ
江戸初期に建てられた菊屋家住宅

入館料600円ですが20~30分かけ説明してもらえるみたいですヨ~
毎年、新緑と紅葉の時期に普段は非公開の奥庭が特別公開されるそうです。


名前は解りませんが歴史よりこういうものについ目が・・・

お向かいは幕末頃に建てられた旧久保田家住宅

向かい合う立派な両家は江戸時代初期と後期の建て方の違いを比べられるそうです

菊屋家住宅から小路に入り・・・

菊屋横丁・伊勢谷横丁・江戸屋横丁とジグザグに移動
萩焼のお店やオシャレな喫茶店などもありましたが次回また・・・

今日は下見みたいなもの?(笑)

高杉晋作誕生地


普通のお宅は管理も大変なのか崩れた白壁
  

江戸屋横丁にある木戸孝充旧宅

どちらかというと歴史より昔の建物に興味のある私は写真だけ撮り
添乗員さんのお勧めの新名所へチャリを走らせました

向かったのは「明倫学舎」
全国屈指の規模を誇った萩藩校明倫館の跡地に建ち
平成26年3月まで授業が行われていた旧明倫小学校校舎が
2017年3月4日、新たな萩の観光起点に生まれ変わったそうです。


  


立派な校舎内に入り・・・
そろそろ散策して1時間半ここでチョッと休憩

校舎内にあるカフェ「萩暦」


教室を利用して作られた店内は貸し切りでした

糖分&水分補給し元気が出たので2階の教室へ


復元教室

ドラマの舞台などにも使われるそうです。

長~い廊下では雑巾がけレース体験も出来る?  


一つの教室では模擬授業中?

明倫小学校では1981年より毎朝、朝の会の時に吉田松陰の言葉を朗唱しているそうで
時間が合えばこうして観光客も体験できるそうす。


私は木造校舎はあまり通ったことがないのですが
こんな景色を懐かしく感じるのは何故でしょうネ~

明倫館には2号館(有料300円)があり
「明治日本の産業革命遺産」を紹介するビジターセンターや
「幕末ミュージアム」が開設されていますが・・・
添乗員さんの話ではここだけ見学するのにも1時間は必要だとか?
実は東駅から西の方には・・・
萩反射炉・恵美須ヶ鼻造船所跡など萩産業遺産群があります。
歴史や構造は全く解りませんが(笑)レンガ積みなど見た目の形に魅かれます。
(熊本にも三池炭鉱や三角西港などがあります)
パンフレット写真でとても興味があったのですがさすがに今回は無理
やはり、もう一度訪れないといけませんネ~(笑)

次に向かったのは有名な松陰神社なのですが・・・
途中少し寄り道してオジサンのお土産をget

だいたい想像はつくでしょうが(笑)
何を買ったかは次回にお披露目します。

松陰神社


松下村塾


松陰神社の側にはレンタサイクルのおばちゃんお勧めの東光寺がありましたが
時間的に不安だったので今回はパスしました。
東光寺付近から萩市内が一望できると聞き、坂道を想像し体力的にも諦めました。
明倫館でお茶しなかったら行けたかもしれませんけどネ~(笑)

そんなこんなで自由時間はあっという間、少々早めに東萩駅に帰ってきました。

帰路はJRでなく観光バスで新山口駅へ
大型バスに12名、ひとり2席使用とナント贅沢なこと

16時東萩駅を出発、1時間足らずで新山口駅到着

萩で時間がなく買いそびれたお土産を購入し・・・ホームへ

普段あまり見ないこだまやホームドアがない新山口駅は
九州新幹線に乗り慣れている私には少し新鮮(笑)
中央部を高速で列車が通過するのにはビックリでした

17:44発 新幹線こだま747に乗車し博多へ
ツアーの皆さんとはここでお別れし
19:16発 つばめ343号で一人熊本へと帰りました

久留米を過ぎる頃には4号車指定席車両には私一人貸し切り状態
さすがに夜なのでチョッと心細かったですネ~(笑)

こうして初おひとり人様ツアー参加の1日が無事終わりました。
直前までドキドキ不安な気持ちも終わってみれば何てことな~い
これで中国・四国・近畿・・・念願の北陸
寝台特急で関東までだって行けそうな気がしてきましたヨ~(笑)
4人の両親と自分の身体が元気なうちに
実現できると良いのですが・・・

本日も長々とおつきあいいただきありがとうございました。

観光列車「○○のはなし」乗車と萩散策ツアー ~part1~

2017年09月10日 | 鉄旅
数年前からすっかり鉄旅にハマった私
今年に入ってからは列車を利用のツアーを
ネットで色々検索し妄想していたのですが(笑)
ついに・・・初めて一人日帰りツアーに参加してきました
新観光列車「○○のはなし」全線乗車と萩散策
8月5日にデビューしたばかりの観光列車に乗車が目的でしたが
ついでに初めての萩市内の自由散策(180分)も出来ると
私にとっては一石二鳥のツアーです。
しかし、ツアーは博多駅発着ということで・・・
9月9日 7:34熊本発 新幹線つばめ310号で博多駅へ 

博多到着8:34 新幹線ひかり広場口集合時間は8:40 
移動時間6分で初めての場所に行けるかドキドキでしたが
予習はバッチリだったので余裕で間に合いました
今回のツアー参加は12名に添乗員が1名
杖をついた高齢者から20代まで・・・平均年齢は高そうです(笑)

8:56博多駅発 新幹線こだまで新下関へ
一人でツアー参加は初めてでしたが隣の席の女性も一人参加で
お喋りをしながら楽しい時間を過ごせました。

9:25新下関駅到着
ここから観光列車「○○のはなし」に乗り換えます。

駅舎は古く新幹線が頭上を通ると凄い音で地震かと思うほどのでした(笑)
なんと在来線のホームまでは動く歩道がありビックリ

200mの動く歩道
新下関はJR西日本なので九州とは車両の色も違い何だか新鮮です。




9:59新下関始発の観光列車「○○のはなし」がホームへ入ってきました。


2両編成の車両は1号車が和風(28席)

コンセプトは「西洋が憧れる日本」ボックス席が中心

私が乗車した2号車は洋風(32席)

「西洋に憧れた日本」がテーマらしく全ての座席が日本海側を向いています。
土日・祝日運行で乗車券のほかに指定席券(520円)が必要です。

古い車両を使ってあるので仕方がないのでしょうが・・・
JR九州の観光列車は水戸丘デザインが多くそれに比べると椅子などの設備が
華やかさがなく、少し特別感に欠け少々物足りない感じかなぁ?
しかし、九州の観光列車はほとんどが特急で青春18きっぷなど利用できませんが
これは快速列車なので指定券(520円)購入さえすれば乗車できるのかな?

新下関では直ぐに発車した列車も下関駅では停車時間が14~5分だったでしょうか?
写真を撮る時間もたっぷりありました。







パンフレットの写真では車両の色が赤・青・緑なので3両と思っていましたが
良い感じのグラデーションになっていました。

入口には乗車ボタンが付いていました。

そうそう「○○のはなし」の列車名に込められた思いは・・・
本州最西端、響灘や日本海に面し心奪われる美しい海岸美が続く山陰線は
日本と西洋をひき合わせた志士達の歴史や文化、美味しい海の幸やお酒など
見て聞いて感じてみたいさまざまな「はなし」が息づいています。
美しい海岸線とともに萩(は)・長門(な)・下関(し)を辿り
思い出に残る「はなし」の旅を・・・
ということだそうです。
新下関から東萩まで約3時間の乗車時間です。

10:21
駅員さん達などのお見送りの中、下関駅発車

運行開始からまだ1ヶ月だからなのか?色々と「おもてなし」がありました。
日付入りのプレート&帽子をかぶりポラロイド写真のサービス

そして・・・
 
梨ジュースに梨&梨カステラもいただきました

2号車車両には売店カウンターもあり係の女性が準備中
11時に販売が始まり・・・・早速、地ビールをget


美しい海岸線では列車を何度か停車してくれました。

  
  

特牛(こっとい)駅

今話題の角島大橋はこの駅からバスで15~20分だそうです。

空には少し雲があったのですが、それでもこの海の色・・・

車窓から目の前に見ることが出来ます。



レトロな萩駅
  
大正14年(1925)に建てられ平成10年に当時の姿に復元・補強したもので
登録有形文化財となっているそうで、いつか下車したい駅

次はいよいよ終点・東萩駅です。
新下関を出発し3時間の山陰本線の鉄旅も私にとっては名残惜しい感じです。
実は隣の席に座った男性が埼玉から来た乗り鉄男さんで・・・
(そういえば、2号車の12名のツアー客以外は鉄ちゃんばかりでしたけどネ~)
隣のお兄さんは埼玉から昨夜サンライズ出雲に乗車し明日はSL山口号に乗車すると
実際チケットを見せてもらい・・・何とも羨ましい
いかにも乗り鉄らしい大人しいお兄さんは鉄道の話になると饒舌で
今まで乗った鉄道スタンプ帳を取出し見せてくれ・・・
あれこれ質問攻めする私にきっと変なおばちゃんだと思ったでしょうネ~(笑)

12:57東萩駅に到着(写真は帰りに撮りました)

建物は大きな駅に感じますが・・・売店もコンビニもありません(笑)

さぁ~ここから萩散策に出発です
続きは明日・・・・

毎度、長々とした旅レポートですが・・・
本日もおつきあいいただきありがとうございました



鉄旅の疲れは湯平でゆったり・・・・

2017年06月13日 | 鉄旅
梅雨入りしてから雨の日は一日だけで・・・・
昨日も木陰にいると涼しい風が吹き
いつもの熊本の6月とは思えない毎日
来月には大雨が降り被害などないことを祈りたいものです。

さて、今日も先週の鉄旅の続きをUPしたいと思います。
宇佐神宮から路線バスに乗り宇佐駅発13:57特急ソニック23号に乗車し大分へ
ほとんどの乗客が観光地・別府で下車し大分駅到着5分前ほどだったでしょうか・・・
音楽と共に「世界の車窓から」の石丸謙二郎さんの車内アナウンスが聞こえてきました。
車窓に別府湾を眺めながら素敵な声のナレーションにうっとり
「列車はまもなく大分へ到着します・・・」静かな語りと列車の音と揺れ
日常を離れて旅に出ている実感を感じられるひとときでした

さて、大分駅からは久大線に乗り換え今夜の宿がある湯平へと向かいます。
38分の乗り換え時間を利用しドラッグストアで整腸薬を購入し(笑)
15:15発由布院行き普通列車に乗車しました。
今回の宿泊地は大分県由布市湯布院町湯平(ゆのひら)にある湯平温泉

16:00湯平駅到着

ここは映画「男はつらいよ」のロケ地にもなったそうですが
宿から迎えが来ているので慌てて1枚だけ写真を撮り
連絡橋を渡り無人の改札へ向かいました。
宿のご主人の笑顔に出迎えられ車で10分弱
清流とホタルの宿「高尾荘」に到着しました
観光や温泉は湯布院が超有名ですが宿からホタルが見たくて
賑やかな湯布院から少し外れたここにしました。
湯平温泉は湯治場として昔はとても栄え「山頭火」も訪れたそうですが
今では少しひなびた雰囲気でオバサン一人旅にはピッタリです。

家族経営の築50年の小さな旅館は田舎の親戚の家を訪ねたような雰囲気
   
2階の「竹の間」へ
 
花合野川の流れと角部屋からは緑の山が見えますが・・・

う~ん? どうやら外の道路からは部屋の中が丸見えのようです(笑)

宇佐神宮を2時間ほど歩いて疲れたので早速
貸し切りの露天風呂と内湯のふたつで先ずは内湯を予約
  
全室7部屋、本日の宿泊は3組だけどうやら全て一人旅のようで
好きな時間に何度も温泉に入ることが出来ました。

風呂上り6時から夕食は部屋食

まだ、お腹の調子が少し心配ですが少しお酒もいただきました。
さすがに湯平温泉限定の冷酒は一口呑みオジサンのお土産にしましたヨ~(笑)

夕食後、温泉街を散策しました
共同浴場も5ヶ所あり、宿泊客は半額の100円で入れるそうです」。
宿のすぐそばの橋本温泉
   

石畳の温泉街の中にある中の湯

地元の方が入浴中で覗くことはできませんでしたが
宿のパンフレットで確認すると窓の外の景色が一番良さそうでした。

川向こうにある砂の湯は湯船からは川は見れません。
  
カメラの性能が良く明るく映っていますが実際は暗く
誰もいないので怖いくらいでした(笑)


石畳通りは提灯が灯り良い雰囲気です。
 
狭い石畳の坂道、平日とはいえ人がほとんど歩いていません。

慣れない宿の下駄をはいて散策した私は「行きは良い良い帰りは・・・」
40分ほどの散策ですっかり汗をかいてしまいました
宿に帰りホタル鑑賞を期待し20時から露天風呂を予約していましたが
今年は梅雨入りしたものの雨が少なく湿気がなく朝晩が涼しく
ホタルの数も10匹足らずで少し残念でした。
宿の話では3年前は満天の星のようにホタルが飛んでいたそうです。
それでも露天風呂と部屋からホタル観賞が出来きたので良しとしましょう

温泉で旅の疲れは取れたはずが・・・
さすがに宇佐神宮と温泉街の石畳の散策で万歩計は16000歩超え
寝る前には足があちこち攣り大変でした
持参していたジップ薬を貼り何とか治まりましたが
布団に入ると川の流れる音が気になり・・・
たまたま持参していた耳栓でやっと熟睡できました(笑)

翌朝は5時過ぎには起床し朝の温泉街を散策しました
 

昨夜、ホタルが飛んでいた花合野川では2人の若者が釣りをしています。
暫く眺めていましたがどうやらアタリは全く無いようですネ~
川向うの道路から旅館を眺めると・・・

想像通り私が宿泊した2階の角部屋は道路から丸見えでした

山頭火の歌碑を読み・・・
 
のんびり静かな朝の時間を過ごしました。

散歩の後、露天風呂に入り朝日が差し込む部屋で朝食

上げ膳据え膳の贅沢なひとときに感謝です

8時半過ぎ、宿のご主人に送ってもらい湯平駅へ

無人駅の乗客は同じ宿に泊まっていた韓国の若者と私の二人だけ
連絡橋から・・・右が大分方面、左が由布院方面へのホーム




昭和57年に公開の映画「男はつらいよ」第30作目「花も嵐も寅次郎」のロケ地になり
湯平温泉や駅での撮影風景写真が展示されていました。
 
モノクロの写真や寅さん・沢田研二の若い頃の姿がとても懐かしい
山の中の駅はその頃とあまり変わっていないのかもしれません・・・


昭和の香りがする景色に心が落ち着きます

時間通りやって来た8:55発ゆふ2号に乗り久留米へ

大分行の黄色い普通列車と赤い特急ゆふはこの駅で待ち合わせ同時刻に発車
どちらの車両も緑に似合い静かな駅が一瞬ですが賑やかになります。


乗車し緑の中を進む列車は7~8分すると由布岳が車窓に見え始め・・・
到着した湯布院駅のホームには沢山の外国人の姿
ガラガラだった指定席も半分以上が観光客で埋まってしまいました。
さすがに朝から皆さんお疲れのご様子で席に着くとオヤスミ
おかげで久留米までの2時間弱、静かに車窓を眺めることが出来ました(笑)

10:47久留米駅到着し10;57発さくら47号に乗り換え
あっという間に11:19熊本駅到着しました
今回の旅も色々アクシデントはあったものの(笑)
それもまた忘れられない思い出となりました

今回利用した「ハロー!自由時間パス」
北部九州版8500円  全九州版16000円

連続した3日間、特急・新幹線乗り放題で指定席も6回利用できる超お得な切符
おかげで私の鉄旅も日帰り可能でかつ経済的に実行することが出来ています。

九州路線完全制覇まであともう少しかかりそうですが
これからもこのお得な切符のお世話になりそうです。

本日も長々とおつきあいいただきありがとうございました



宇佐神宮に癒されて・・・・

2017年06月11日 | 鉄旅
鉄旅の続きです・・・・
初めての宇佐神宮は少し予習はしたものの広さが想像できず
余裕を持ち2時間の散策時間をとりましたが・・・・
全てを見て周ることは出来ず写真の数も60枚を超えました
今回のブログもその中から厳選し(笑)お届けしたいと思います。


宇佐八幡バス停で下車し仲見世通りから順路通りに大鳥居へ

平日の昼前で参拝客はまばらでした。

鳥居横には黒男神社


表参道を歩き、手水舎でお浄め・・・

ここから本宮まで8分とあり少し安心しました。

上宮へ向かう石段の手前には祓所

祭祀の際に神職の方々が穢れを祓ったり
参拝者が禊(みそぎ)を行ってきた場所だとか・・・

水と緑に囲まれ中央だけ光が射し、いい気に満ちてる感じがしました。

さぁ~ここから石段が・・・


緑のトンネル

秋はモミジが美しいことでしょうネ~

石段の途中には「夫婦石」

一人の人は両足で、夫婦やカップルは手をつなぎ一緒に踏むと
幸せになれるといわれています。

もちろん私は一人で・・・

幸せになれますように

登って来た道を振り返ると・・・

思ったほど大変ではありませんでした。

上宮手前の補修中の宇佐鳥居は木造で有形文化財だそうです。


有形文化財の西大門


西大門をくぐると上宮が横から見えます。

宇佐神宮の本殿は三棟が横に並び横から見ると屋根がM字に見える八幡造り

正面にまわり一之御殿、二之御殿、三之御殿と順番に参拝します。

宇佐神宮のお参りの作法は二礼四拍手一礼

上宮の境内にある、奥宮・大元神社の遥拝所

私もここから参拝しました。

境内にある推定樹齢800年の御神木(大楠)

「神木をまわった後、触って願い事をする」と他の方のブログで予習したのですが
何周かすっかり忘れたので・・・念のため3周まわった私
帰宅後、調べると1周で良かったらしく何とも恥ずかしい(笑)
まぁ~3倍ご利益があったかとポジティブに考えましたけどネ

お守りを買い、おみくじを引き上宮を後に・・・
『下宮参らにゃ片参り』とも言われているので順路通り下宮に向かいます

若宮神社

ここから左手の石段を下りて行きます。

膝が悪いので一段ずつゆっくりと・・・来た道を振り返り・・・

緑のトンネルが続きます。

下宮までの道のりも静かで良い雰囲気で人がほとんどいません。

下宮

一之御殿から順番にお参り・・・


下宮を後にし石段下の表参道に戻ります

信心深い方でもない私ですが朱色の神殿など
こんな景色に魅かれるのはやはり私が日本人だからでしょうか・・・


実は宇佐神宮の知る人ぞ知る隠れた(?)パワースポットは3つあるそうで
その2つの「夫婦石」「御神木」はクリアした私
もうひとつの「願掛け地蔵」を捜し表参道から呉橋の方へ

明るい表参道から誰もいない天満神社付近へ

静かすぎて少し不安になっていると・・・
赤い服を着たお地蔵さんの姿が見えホッとしました。

一生に一度願いが叶うと言われる「願掛け地蔵」今現在、大きな願いごとが無いので
次回にとっておくことにし手を合わせるだけでお地蔵さんを後にしました。

途中にあった「呉橋」

10年に一度の勅使祭のときにだけ扉が開かれるそうで
前回は平成27年10月だったそうです。

日本百名橋の一つに選ばれる雅な木造橋


    

時間がまだあるので表参道に戻り能楽殿周辺の池を散策しました。

7月には古代ハスの花も咲くそうですが
今は可愛い小さな黄色い花が・・・


トンボが・・・


ここも秋のモミジが美しいでしょうネ~





美しい景色をゆっくり鑑賞したかったのですが
しかし・・・ここで何だかお腹の調子が・・・昼前の鯖寿司が原因
2度もトイレに駆け込み大変な思いをしました
おかげで仲見世通りのお土産屋さんで一休みも諦め
水だけ飲んで我慢したのでした(笑)

黒尾神社から仲見世への近道(?)にあったポスト

次回訪れた時はここから旅のハガキでも出しましょうかネ~

帰る時は八幡駐車場には大型バスが数台止まり
団体客がゾロゾロと降りていて・・・・
私はタイミングよく静かな宇佐神宮を散策出来て良かった~
全国八幡様の総本宮なのに思ったほど人も少ない静かな宇佐神宮
次は紅葉の時期にでも訪れたいと思いました



本日も長々とおつきあい頂きありがとうございました


「ハロー!自由時間パス」利用 一泊二日の鉄旅

2017年06月10日 | 鉄旅
6月6日、梅雨入りをした九州地方
先週末から私の身体も左足捻挫に始まり、左手首を痛め
(どちらもいつ痛めたか記憶がないのは歳のせい?)
そして、右肩の五十肩の症状とスッキリしない体調
このままだと気分までどんどん落ち込む気持ちがして・・・
オジサンの予定と天気予報をチェックし思い切って鉄旅を決行しました
じゃらんのポイントも今月末で切れるので宿泊することにし前日に予約
今回は日豊線~久大線を完全制覇する計画です。

6月9日(金)
5時前に起床、オジサンを送りだし熊本駅発8:10新幹線で博多へ
博多駅で9:21ソニック11号に乗り換え大分方面へ


青い車体のソニックは近代的なシートで乗り心地も最高


朝食が6時前だったので10時にはお腹が空き・・・
博多駅で購入した炙り鯖寿司と缶ビールで早目のランチ

実はこれが・・・後で大変な目に合うのです

10:57宇佐駅到着
長閑な駅ですが・・・


ここは日本のUSA(宇佐)

2016年1月中旬、駅名標をアメリカの国旗をオマージュした
新デザインに変更されたそうです。
私の他にも写真撮影してる人がいました(笑)

駅から見える山には・・・

ハリウッドさながらのUSAの看板

駅舎はしめ縄がある日本的な雰囲気

それは国宝「宇佐神宮」があるからです。

ということで・・・今回の鉄旅の一つ目の目的地は「宇佐神宮」
駅にいた2組の観光客は車で5分ほどでなので
タクシーを利用されてるようでしたが私はバスを利用します。
駅前のバス停で四日市行き11:20発のバスを待ちました。

ここからは昭和の町「豊後高田」へも行けるので次は訪れたいなぁ~
2分ほど遅れてやって来たバスで7分ほどで到着しましたが
バスの降車ボタンが可愛いので思わずパチリ
  

宇佐神宮の駐車場前の「宇佐八幡バス停」で下車
全国八幡様の総本宮「宇佐神宮」は初めて訪れる場所なので
膝が心配な私はどれくらい歩くのか少々心配ですが
パワーをいただきに頑張って歩きましょう

続きはまた明日・・・

九州満喫きっぷ利用 ~日田彦山線~

2017年05月24日 | 鉄旅
またまた、鉄旅の続きです。

次の列車を待つ間に運良く博多行き特急青いソニックを見送り
12:53 日豊本線・行橋駅発小倉行きに乗車しました。
  
赤いオシャレな車両は独特の匂いがしました。
乗車時間は20分ほどでしたが喉が渇いたので
行橋駅のコンビニで買った缶ビールを飲みながら(笑)
苅田を過ぎた頃でしたでしょうか車窓には面白い風景
何だか映画のセットにも見えるような・・・

残念ながら車窓からの写真なのでピンボケですが
この色と形には思わず釘付けになりました(笑)

九州~山陽新幹線から見える工業地帯の風景が好きな私にはたまりません(笑)
最近は「工場萌え」とかで工場の夜景を見るツアーなど
女性にも人気らしいですが、いつか行きたい
帰宅後調べると三菱マテリアル九州工場だそうでした。

13:14 城野駅で下車しここから日田彦山線に乗り換えです。
城野駅は新しく大きな駅に見えましたが
構内にはコンビニもないので駅員に尋ね近くのコンビニへ

最近は鉄旅にも慣れ乗り換え時間19分もあれば余裕で
駅の外に出て買い出しに行けるようになりました(笑)

13:33 小倉発日田行き普通列車の車内はローカル線の割に乗客が多く
ボックス席通路側にやっと座れる状態でした。
昼はとっくに過ぎたのに、まだ買った駅弁も食べれぬまま・・・
「さっきビールを飲んでて良かった~」(笑)
ほとんどが地元の人で窓のシェードは下ろされ車窓の景色も見れず退屈・・・
香春(かわら)駅手前でやっと窓側が空き撮れた一枚

実は数日前BSジャパンの『出発!ローカル線 聞きこみ発見旅』で
日田彦山線が紹介され五木寛之の「青春の門」の舞台が香春町と知りました。
「香春岳」は田川盆地のどこからも一望できる筑豊のシンボルと聞いていましたが
たぶんあれかな?と結局確かなことはわからずじまいでした(笑)

香春・田川伊田を過ぎると一気に乗客は減り
14時過ぎにやっと「かしわめし弁当」にありつけました。

田川後藤寺駅からは夜明駅までは乗車済みの路線
乗客も数えるほどになりボックスシートに一人
城野駅外に出て買った(笑)2本目の缶ビールを飲みながら
列車に揺られのんびり車窓を眺められました。
筑前岩屋を過ぎると長閑な段々畑

水が張られた田んぼを期待したけど少し時期が早すぎたようです。

番組で知ったのですが宝珠山駅は県境の駅

ホームには福岡と大分の県境があるのですが車内からは確認できませんでした。

城野駅から乗車し1時間43分 15:16夜明駅到着
前回は乗り継ぎ時間4分でバタバタと歩道橋を渡り乗り換えたのですが・・・

今日はゆっくり隅々まで夜明駅を堪能できました。

夜明の鐘
   
この鐘は明治8年開校された旧夜明小学校で昭和30年代まで
始業のチャイムとして使用されていたものを
地域振興のシンボルとして設置したものだそうです。
鳴らしてみましたが静かな駅に高い音が響き少し恥ずかしかったです(笑)

2010年に新しくなった駅舎には旅のノートが何冊も・・・
人気のこの駅に色んな思いでやって来た人の書き込みがありました。

何でもない普通の田舎の駅ですが・・・
いつ来ても何度来ても雰囲気のある駅です。

15:42 夜明から久大線で久留米まで50分
久留米の駅では心配した鹿児島本線乗り換え時間の2分も
難なくクリアし普通列車八代行きで熊本へと帰りました
この日は良いお天気の暑い一日でしたが
炎天下を歩くことも無く列車と駅構内で過ごしました。
とは言え・・・万歩計は9000歩越え良い運動になった一日でした

そうそう~
kattiiママさんのアイデアをいただき路線図も・・・


本日も長々とおつきあいありがとうございました



九州満喫きっぷ利用  ~平成筑豊鉄道~

2017年05月22日 | 鉄旅
先日の鉄旅の続きです。

初めてのJR直方駅に到着し改札を出ると・・
次に乗り換える平成筑豊鉄道のりばを確認し
お昼御飯用に東筑軒「かしわめし弁当」を購入しました。
実はこのお弁当は駅の一階にある東筑軒うどん店の中で販売され
最初は見つけられず素通りしました(笑)
私が駅弁を購入する横で名物のかしわうどんを食べる人
乗り換え時間も十分あり誘惑に負けそうでしたが
さすがにさっき豆大福食べたばかりなので諦めました(笑)
誰もいない平成筑豊鉄道のホームで行き交う電車を眺め
長い待ち時間ものんびり楽しいものです。
 
伊田線・糸田線・田川線がある平成筑豊鉄道(通称へいちく)には
車両と駅名スポンサー制度があるらしく駅名の前に企業の名前がついています。
そういえば・・・
今年3月、田川後藤寺駅で見た車両には全面ピンクの広告車両だったなぁ~

10:35 田川後藤寺行きに乗車
一両編成の昼間の車内は全て地元の人のようで・・

編み物をしてるおばちゃんもいて何だかとても長閑です。

金田駅では色んな車両を見つけ車内からパチリ
キャラクター「ちくまる」が描かれたり・・・


レトロな車両


「炭都物語号」

この伊田・糸田・田川線は石炭輸送のために敷設されたもので
黒いダイヤと呼ばれた石炭の黒をベースにした車体には
かつての「炭都」筑豊の風景を描いたラッピングが施されているそうです。
おれんじ鉄道や南阿蘇鉄道などもラッピング列車が多く
赤字路線はどこも大変なのでしょうネ~

11:08 終点 田川後藤寺駅到着
ここは以前の鉄旅で立ち寄りましたがとても良い雰囲気の駅です。
向かい側はJR日田彦山線の車両でしょうか?

11:20 私は今乗って来た車両で金田駅に引き返します。
11:32 金田駅で下車し乗り換え3分で1番ホームの行橋行き電車へ
慌てて乗り込む私を笑顔で出迎えてくれた運転手さん
きっと階段を下り地下道を走る様子を運転席で見ていたのネ~(笑)

ホッとして車両の後ろから直方行きの電車を見送り・・・

黄色い車両と黄色い花、そして続くレール・・・
この景色こそ私の好きな癒しの鉄旅だ~

金田駅を出発し5つ目の田川伊田駅が近くなると見えてきた2本の煙突?

石炭記念公園だそうです。

田川伊田からは田川線となり車窓も段々長閑な風景になります。
勾金(まがりかね)駅で臨時列車を待ち暫く停車

運転手さんの話では撮影のための貸切列車らしいです。

油須原(ゆずばる)駅
歴史を感じさせる二重屋根の駅舎

何となく良い雰囲気なのでカメラに収めたのですが帰宅後調べると
平成19年ドラマ『東京タワー オカンとボクと時々オトン』に使われた駅で
ボク(速水もこみち)とオカン(倍賞美津子)などで撮影が行われたそうです。

崎山駅では金田駅で見た列車とすれ違い
赤い車両は新型レトロ調車両500型「へいちく浪漫号」

貸切列車として利用できるそうでカラオケも付いてるらしいですヨ~
いろんなアイデアを考え頑張ってるようですネ!

12:33 行橋駅に到着
JR日豊線上りホーム(3番のりば)の南端が平成筑豊鉄道の終点
大きな駅のホームの端、一両編成の小さな車両から降り・・・

これで平成筑豊鉄道も完全制覇
ホームにある乗り換え口からJRホームへ
20分の乗り換え時間を利用し改札を出て駅ナカ見学
コンビニ・土産店・レストラン・ケンチキなど色々揃った駅でした。

さぁ~ここからはJRを乗り継ぎ旅の後半へと・・・つづく・・・

期限が切れる前に・・・・

2017年05月20日 | 鉄旅
九州の鉄道全線の普通・快速が3回分乗り放題「九州満喫きっぷ」
3ヶ月間の期限ですが3月に購入した切符が6月8日まで・・・
いつでも行けるように旅のプランは何通りかたてています。
ここ数日は晴天続きだけどそろそろ梅雨入りも心配だし・・・
木曜日の夜、決断し出掛けることにしました

今回のプランは平成筑豊鉄道&日田彦山線制覇!!

熊本 発  6:55
 ↓  銀水行き(43分)
荒尾 着  7:33
 〃 発  7:56
 ↓  福間行き(1時間2分)
原田 着  8:58
JR筑豊本線(原田線)乗り換え
原田 発  9:02
 ↓  桂川行き(28分)
桂川 着  9:30
JR福北ゆたか線乗り換え
桂川 発  9:34
 ↓  直方行き(25分)
直方 着  9:59
平成筑豊鉄道乗り換え
直方 発   10:35
 ↓  田川後藤寺行き(33分)
田川後藤寺着 11:08
 〃   発 11:20
 ↓  直方行き(12分)
金田 着  11:32
 〃 発  11:35
 ↓  行橋行き(58分)
行橋 着  12:33
JR日豊線乗り換え
行橋 発  12:53
 ↓  小倉行き(21分)
城野 着  13:14
JR日田彦山線乗り換え
城野 発  13:33
 ↓  日田行き(1時間43分)
夜明 着  15:16
JR久大線乗り換え
夜明 発  15:42
 ↓  久留米行き(50分)
久留米 着 16:32
JR鹿児島本線乗り換え
久留米 発 16:34
 ↓  八代行き(1時間31分)
熊本 着  18;05 

今回は観光なし滞在なし乗り換えのみの完全乗鉄の旅
計画はバッチリですが実際には上手く行ったのか??

さて、昨日の金曜日いつものように早起きし家事も済ませ6時半前自宅出発
桂川までのJR路線は同時刻に一度経験済みなので
慌てることもなく順調に鉄旅が始まりました。
桂川の乗り換え時間4分を利用しホーム内にある売店に立ち寄り
日本酒「寒北斗」も忘れず購入しました
  
さして、前回知らずに買い損ねた「豆大福」をgetし車内で食べ・・・

車窓の黄金色に色づいた麦畑を眺め・・・


JR直方駅に2分遅れで到着しました。

向かいのホームには黒崎行きが停車中で2分遅れの電車を待っていました。
実はこの電車に乗るプランも立てていましたが
ここから先はまた次回の鉄旅でチャレンジするとして
私はここからは初めての平成筑豊鉄道へ乗り換えました

・・・つづく・・・


念願の霧島神宮へ

2017年04月22日 | 鉄旅
ここ数日良いお天気が続きあっという間に我が家の庭も緑にあふれ
街中の街路樹のツツジも色鮮やかです。

さて、久しぶりのブログUPは先日の鉄旅の続きですが・・・
12時21分 隼人駅から日豊本線を宮崎方面へ15分ほどで霧島神宮駅で下車しました。

私が想像したよりずっと小さな駅で少し驚きました。
駅前のバス停から路線バスに乗り15分ほどで霧島神宮へ到着
バス停前の広場から見える赤橋を渡ると目の前には長い階段

膝の悪い私は思わず「行きは良い良い帰りは・・・」と見上げ呟きました(笑)
バス停側の満開のソメイヨシノは時折花びらを散らし良い感じでしたが
残念ながら階段上の山桜は盛りを過ぎていました。
長い階段を上り鳥居をくぐると・・・

少し汗ばんだ額に涼しい風・・・空気感が変わった気がしました。

次の鳥居の前にも階段が・・・ここの桜は満開です。



新緑が美しい



鳥居の向こう本殿が見えます。


鳥居の右横には「さざれ石」

国歌に詠まれている「さざれ石」
この石は学名を石灰質角礫岩と云う。
石灰石が雨水に溶解してその石灰分をふくんだ水が時には粘着力の強い乳状体となり
地下において小石を集結して次第に大きくなる。
やがてそれが地上に顕れて国歌に詠まれる如く千代八千代 
年をへてさざれ石巌となりて苔のむすと云う状は実に目出度いかぎりである。
この石は国歌発祥の地と云われる岐阜揖斐郡春日村の山中で発見されたもので
その集結の過程状態はこの石を一見してよく察することが出来る。


初めて「さざれ石」の意味を知り、とても勉強になりました。

鳥居をくぐり杉林を進み先ずはお参り

そこそこの観光客の姿、順番に参拝を済ませ境内を散策しました。



   樹齢800年の御神木の杉
   
   高さ38m 幹廻7.2m

本殿横にはしだれ桜   






参拝者がいない時を狙い・・・


細かい細工や美しい色・・・じっくり観察




凛としたこの空間にやはり私も日本人なのだと実感・・・

帰り道、展望台からは桜島が見えました。


スギ林とモミジの参道を歩くとあちこちから鳥の声が聞こえ・・・


ヤマガラやシジュウカラの姿


生まれて初めて見たコゲラ

暫くバードウォッチングを楽しみ
何時間でもここに居たい気分でした(笑)

鳥達を眺めていると・・・
こんな不思議なものを見つけました。

石灯篭からニョキニョキと・・・
思わず誰かに教えたくて側にいたカメラを抱えた男性に話しかけると
「こりゃ~面白い他の灯篭にはないみたいですネ~」
「でもこの先大きくなったらどうなるんでしょうネ?」と興味深々
早速、立派なカメラで撮影している男性の後ろ姿を見ながら
私と同じ感性を持った人に出逢えたことが嬉しくなった私でした

1時間半ほど過ごした霧島神宮、次は紅葉の時期に再訪したいと思いました。
もちろん、あの石灯籠の小さな木の行方も気になりますし・・・ネ

バス停で桜吹雪を眺め待ち・・・
定刻より数分遅れで来た路線バス乗り霧島神宮駅へ戻ります。
そうそう~この路線の途中(たぶん田口バス停だったかなぁ?)で
「明るい農村」という焼酎蔵を見つけました。
確か3丁目のhiroさんから聞いた酒蔵だったような?違ったかな?

霧島神宮駅では列車の待ち時間が50分あるので・・・
先日、BS鉄旅番組で見たお店に立ち寄ることにしました。
駅前から徒歩2分

ちょうどおやつの時間
パンとおからケーキとアイスコーヒーをいただきました。
 
優しい店主の女性は「突然、芸能人がやって来てビックリしましたヨ~」と
TV取材の話や新燃岳の噴火そしてお互いの家族の話などで盛り上がりました。
このお店が出たBSジャパン「出発!ローカル線聞きこみ発見旅」は
私の好きな番組で「やらせ」ではなく本当に台本のない番組なんだと知りました。

さて、50分の待ち時間もあっという間
駅前に足湯があり、駅のホームではウグイスの鳴き声が聞ける霧島神宮駅
 
15時38分 特急きりしま13号に乗車し鹿児島中央へ

この日も雄大な桜島の姿を眺め・・・

鹿児島中央駅到着後、16時38分発 新幹線さくらで熊本へ
夕方18時には自宅へ到着し約11時間の日帰り一人鉄旅もおしまい

今回も色んな人との出逢いがありました。
「いさぶろう」「はやとの風」で出逢った素敵なカップル
霧島神宮駅バス停で出逢った北海道からの一人旅おじさん
霧島神宮のアマチュアカメラマン風の男性
「おからパン工房」の優しい女性オーナーなど・・・
一人旅だからこそ経験できる一期一会の出逢い
今回の一人鉄旅も忘れられない大切な思い出となりました

これにて「肥薩線のんびりきっぷの旅」レポート終了です。
本日も長々とおつきあい本当にありがとうございました



「いさぶろう」「はやとの風」に乗って・・・ 

2017年04月18日 | 鉄旅
昨日は台風並みの強風と雨で大荒れの天気
予想通りオジサンは仕事で帰れず、お一人様
22時過ぎには立て続けに震度1と2の余震があり
久しぶりになかなか寝つけない夜となりました
すっかり忘れていましたが4月17日は34年目の結婚記念日
昨年は熊本地震直後で大変でしたし・・・
毎度オジサン不在の記念日には慣れっこになりました(笑)
結婚してから今まで色々大変な時もありましたが
頑張って仕事をしてくれるオジサンのおかげで
今ではこうして毎日を幸せに過ごせているのですから
あらためて二人で記念日を祝わなくても十分です

さて、私のひとり言はこのくらいにして・・・今日も鉄旅の続きです。
10時08分発「いさぶろう1号」に乗車し人吉駅を出発
球磨川を渡り・・・


朝食が5時半だったのでお腹が空き駅前で購入した駅弁で早目の昼食

昼前にビールは少々気が引けるかと思いましたが
隣の席のオバ様も思い切り呑んでいたので堂々といただきました(笑)

「大畑駅」(おこば)に到着すると・・・期待した桜は満開





もっとゆっくり花見がしたかったのですが停車時間は5分
この路線は一日数本、これに乗り遅れたら2時間以上列車は来ません(笑)
発車のベルに慌てて乗り込み最後尾から「大畑駅」にお別れ

大畑駅はスイッチバッグなのでバックで出発です。

今通過した線路を右手に見ながら・・・・

おかげで行ったり来たりと車窓から何度も桜を観ることが出来ました

ループ線をグルリと登ると・・・大畑駅が眼下に見えます。

列車は景色を眺めるために数分停車してくれます。

もう何度も観た景色ですが念願の桜の大畑駅に感激です。

次に停車したのは肥薩線で最も高い標高「矢岳駅」

駅裏に降りてみると山奥の駅周辺は静かでカエルの声が何処からか聞こえてきます。
時折吹く爽やかな風がひんやりと気持ちが良い
標高の高いここの桜も今が満開


矢岳駅を過ぎると日本三大車窓の景色
 

列車は数分間停車し窓を開け高原の風を感じることが出来ます。


人生4度目のこの景色、初めて桜島もぼんやり見えました。


次の「真幸駅」もスイッチバックがあり・・・

一旦、駅の上の線路を通り過ぎバックで駅に入りますが
遠くから駅舎横に桜の花が見えました。
停車時間5分の間に降りて確認すると2本の枝垂桜が満開でした。

列車が一日数本のこの駅にこんな素晴らしい桜があるとは・・・





真の幸せの「真幸駅」には幸せの鐘があり若い女性達が鐘を鳴らしていましたが
この素晴らしい桜をいさぶろう号の乗客は誰も見に来ないのが少し残念
でも、桜を独り占め、素晴らしい景色に出逢い・・・
この旅に思い切って来て良かったと心から思いました

11時22分 終点吉松駅到着 乗り換え時間3分
向かいに停車中の「はやとの風 1号」に乗車しました。
 

11時25分吉松駅を出発すると次の「栗野駅」隣には丸池水源があります。
この駅は停車時間なしなので写真は撮れませんでしたが周辺の桜は満開でした。


次は1893年開業の「大隅横川駅」停車時間5分ほど・・・

右から3番目の柱には第二次世界大戦の際の機銃掃射の跡が残っていました。
  
この駅周辺も桜が咲き乱れていました。

次の駅の間には桜のトンネルがあり運転手がゆっくり走行する粋な計らいも・・・


無人駅「霧島温泉駅」からの長閑な風景


九州最古の木造駅舎「嘉例川駅」は桜とツツジ(?)の競演
ホームにはときおり桜の花びらが舞い・・・

花に見惚れ3分ほどの停車時間では駅舎を見る余裕がありませんでした(笑)
ここには大勢の撮り鉄さん達の姿がありました。
晴天の下、皆さんきっと良い写真が撮れたことでしょうネ~
肥薩線は何度か乗りましたが桜咲く春が一番かもしれません。

さて、「やまとの風」は鹿児島中央が終点ですが私は次の隼人駅で下車し
12時21分発 特急きりしま10号に乗り換え宮崎方面に向かいます。


桜を堪能した肥薩線と別れ、日豊本線で向かったのは・・・?
旅はまだまだ続きます。

本日も長々とお付き合いいただきありがとうございました

「かわせみ やませみ」に乗って・・・・

2017年04月17日 | 鉄旅
昨日は最高気温28℃、まるで夏のような暑さ
夜まで窓を全開にし今朝の最低気温も19℃と寝汗をかくほどでした
予報通り夜中から降りだした雨
昨日午後、今年初の芝刈りでスッキリとなった芝生や
新緑の庭の木々、畑の野菜も気持ちよさそうです

さて、先週金曜日は会社の花見でお泊りになるオジサンに合わせ
ぶらり一人鉄旅へ出掛けました

いつものように5時に起き、弁当を作りオジサンを送り出し・・・熊本駅へ
7時12分発 特急「かわせみ やませみ 1号」が6番ホームに入ってきました。

今年3月運行開始の観光列車 もちろん水戸丘デザインです。 

青い1号車「かわせみ」緑の2号車「やませみ」

土日祝日は全席指定でチケットを取るのも大変そうですが・・・
平日運行の1号の2号車(やませみ)は指定券なしで乗車できます。

木々に囲まれた心落ち着く内装、床は杉板張りでしょうか? 

水戸丘デザインお得意の(?)ショーケースには・・・

沿線の八代、球磨村、人吉地方の特産品がズラリ

シートは車両と同じ緑色で統一されています。

今回利用した「肥薩線のんびりきっぷ」は指定席料金も含んでいるので
私は1号車(かわせみ)のカウンター席を指定しましたが
2両とも拍子ぬけするくらい少ない乗客でした。
平日の早朝の便なので仕方ないでしょうが
豪華な車両を作りこれで採算が合うのか少し心配ですネ~

青を基調の1号車(かわせみ)

カウンター席には子供専用イスもあります。

1号車にはサービスカウンターがあり限定の弁当やスイーツ
そして球磨焼酎の呑み比べなどの販売もあるのですが
残念ながら車内サービス及び車内販売は客室乗務員の乗務する
平日3号~6号、土日祝日は2号~6号でしかありません。
しかし、ゆっくり鉄旅を楽しみたいなら早朝の1号がお勧めかな?

トンネルに入るとまた良い雰囲気です。


カウンター席から球磨川沿線の素晴らしい景色

ほとんど貸し切り状態の車内なので景色により席を移動
右に左にと車窓からベストショットをみることが出来ました。

一勝地駅舎には「木々子(きぎす)七夕網」がさがっていました。
「七夕網」とは
熊本県の八代・芦北地方では七夕綱が継承されているそうで
月遅れの8月上旬に集落の入口や広場などに張られます。
収穫期を前に疫病や悪霊を防ぐ結界であり
お盆の時期に先祖の霊が渡る綱などと解釈されているそうです。
  
1号は残念ながら停車時間は無しなので車内からの撮影ですが・・・
3・4号では7分ほど停車するので縁起の良い駅名にちなみ
お祓いを受けた「必勝お守り記念入場券」など購入できるそうです。


期待した球磨川沿いの桜は残念ながら満開を過ぎていましたが
車窓からの眺めに気持ちの良い時間を過ごせました。


8時44分 人吉駅到着


ホームから見える「人吉機関車庫」

今年3月に明治44年の建設当時の姿に復元完成
戦後に増築された鉄骨部分が撤去されて3連アーチ型がくっきりと現れました。
人吉機関庫周辺 の見学 スペースも拡大したとかで・・・
SL人吉の休憩庫でもあり転車台では転車シーンを見学できるゾーンも
用意されているらしいので次回はぜひ見てみたいです


駅のホーム北の山には鳥のねぐら?

青空にたくさんの白いサギ(?)の姿が印象的でした。


次の列車まで1時間24分の待ち時間
まだ9時前ですが朝風呂に入りたく観光案内所で聞き、一番近い「人吉旅館」へ

徒歩7~8分ほどの旅館の駐車場には満開の桜



ちょうど宿泊客のチェックアウトも終えた旅館の女将の話では
「かわせみ やませみ」が運行されてから私のような立ち寄り湯客も増えたとか・・

昭和9年創業の「人吉旅館」昭和の香りのするロビー

600円の入湯料(貸しタオル込)を払い大浴場へ
今回は吉松駅前温泉の失敗を忘れず(笑)ちゃんと入浴前にタオルを借りましたヨ~

古い廊下や歪んだ窓ガラスから見える小さな中庭も良い雰囲気
  

レトロな大浴場 2つの深い浴槽の中には木のベンチがあり
腰かけて入浴 もちろん私一人貸し切りです

つるつるの美人湯はコップが置かれ飲むこともできました。
朝夕飲むと胃腸に良いそうですヨ~

風呂上り、ロビーに飾られた昭和の品々を懐かしく眺め・・・


大満足で旅館を後にしすぐ側にある青井神社に参拝しました。
神社前の桜は満開を過ぎ・・・



この日は熊本地震の前震からちょうど一年目
家内安全と共に熊本の復興もお願いしました。

駅へ引き返し10時 駅前のからくり時計に癒され・・・

10時8分発「いさぶろう1号」に乗車しました。

さて、今回の楽しみの一つ「大畑駅の桜」ははたして満開でしょうか?
鉄旅のレポートは次回に続く・・・・


本日も長々とお付き合いありがとうございました

次は・・・筑後吉井のひな祭りへ

2017年03月15日 | 鉄旅
鉄旅の続きです・・・
新飯塚駅に戻り次の田川後藤田行きまでの待ち時間に昼食を調達
残念ながらコンビニしかなく駅弁や地元の名産は手に入りませんでした。
11時47分新飯塚を出ると20分で田川後藤寺に到着

JRと平成筑豊鉄道が乗り入れる駅には学生さんや地元の人
ピンクの広告車両が平成筑豊鉄道の直方行
私はここから日田彦山線で夜明駅を目指します。
新飯塚で調達した缶ビールを呑みながら・・・(笑)

日田彦山線は鉄道ファンに人気の路線なのか撮り鉄&乗り鉄の姿が多いようです。


春間近の長閑な里山 梅はそろそろ終わりのようです。


筑前岩屋駅前には湧水が引いてあるらしく水汲みの人で賑わっているとか・・

立派なカメラを抱えた撮り鉄さんが降りて行きましたが
次の駅との間には3ヶ所の眼鏡橋があり鉄道撮影スポットになっているそうです。
残念ながら乗っていると全く気づきませんが・・・
車窓からの眺めは長閑な田園風景

夏や秋にはまた違った景色が見られることでしょうネ~
道路には駐車した車、畦道には撮り鉄さんの三脚が並び人影がたくさん見えます。

実はブログUPするため日田彦山線のサイトをチェックしたら・・・
ナントこの日にSL機関車が日田彦山線を回送運行だったと知りました。
小倉総合車両センターで検査終了したSL人吉の機関車を
日田彦山線を経由して熊本車両センターまで回送するためだったと・・・
回送にあわせ地元特産品の販売やSL写真パネル展示
沿線の住民や子ども達による歓迎などイベントも実施されたとか
たぶん私の乗った列車の後にやって来たのだと思います。
だから、田んぼの中にたくさんの撮り鉄さんがいたのねぇ~
ガ~ン知らなかった~
直ぐそばにいて貴重なチャンスを逃したとは悔しいです

さて、気を取り直し(笑)旅の続きです。
13時17分夜明駅に到着
私の乗ってきた列車は日田へ

日田彦山線から日豊線に乗り換え久留米方面へ向かいます。

夜明駅から14分で筑後吉井駅に到着し徒歩15分ほどで白壁の街並みへ


老舗 醤油醸造場の店内にもお雛様

宿場町のいわゆる庶民のおひなさまと言える「おきあげ」と「箱雛」が有名です。
     
醤油屋さんのお隣にはお雛様小物を扱うお店があり一点から購入できます。
自作のお雛様に合わせた小さな雪洞を探しましたがサイズが合わず諦めました。
代々伝わるお雛様の紛失した部品もここに来れば見つかりそうですネ~

肥料店「林家」のお雛様


すりガラス戸が良い雰囲気です。
店内の屋号の看板や時計なども古いものらしく・・・







色々質問するとシャイな3代目のご主人が言葉少なに答えてくれました。

気になった珈琲店でチョッと一休み


二度目の筑後吉井ですが・・・
前回訪れた骨董店で今回こそ掘り出し物getを楽しみにしていましたが
ナント臨時休業でがっかりしました
結局、予定より一本早い15時の列車に乗りました

久留米駅で1分、荒木駅で3分の乗り換え時間もスムーズにいき
筑後吉井から2時間半弱で自宅に到着しました。
さすがに疲れたのか車内ではウトウト(いや爆睡
鉄旅を始めた頃は緊張で乗車中に寝ることなどなかったのにネ~(笑)

約11時間の今回の鉄旅を終え、万歩計は1200歩と良い運動になりました。
「九州満喫きっぷ」は6月9日まであと2回分残っています。
帰ったばかりなのに・・・さて次回はどこへ行こうかなぁ?
次の旅のプランを練るのも楽しみの一つの私です



九州満喫きっぷ利用 お雛様まつり巡り  

2017年03月14日 | 鉄旅
気になる芝作業もほぼ終わり一安心
木曜夜に楽しい酒を呑み交わし、すっかりヤル気が出た私は
花粉最盛期ですが思い切って急きょ日帰り鉄旅に出掛けました

オジサンは出張で不在ですが5時起きでトーストの簡単な朝食を済ませ
熊本駅発 6時50分の普通列車でJR鹿児島本線を北上
「九州満喫きっぷ」利用のローカル線の旅
一つ目の目的地は飯塚の「旧伊藤伝右衛門邸 ひな祭り」
JR鹿児島本線の原田駅(はるだ)で筑豊本線(原田線)に乗り換えです。
  
初めての原田駅での乗り換え、時間は4分しかないので車内アナウンスを必死で聞き
桂川行の0番ホームまで必死で階段を上り下り
焦らずとも余裕なんですが乗り遅れないかとドキドキします(笑)

桂川駅に着くと車内からホーム直結の売店に並ぶ日本酒を発見
「これは買わねば!」と4分間の乗り換え時間をダッシュで寒北斗をget
・・・なので駅舎や電車の写真は無しです(笑)
桂川からは直方行に乗り換え熊本から約3時間後の9時44分新飯塚駅に到着
駅前からJRバスに乗り10分幸袋本町バス停で下車徒歩2分で「旧伊藤伝右衛門邸」
NHK朝ドラ「花子とアン」で有名になった炭坑王の本邸
「柳原 白蓮」が伝右衛門の妻として約10年過ごしたゆかりの地です。

さすが筑豊の炭坑王、敷地2300坪に延床300坪の大邸宅
玄関前には立派なお雛様がお出迎え


応接間の窓にはステンドグラス

豪華な暖炉
    

座敷に入ると・・・

見事な座敷雛、今年のテーマは「平安の夢」

一つ一つ眺めているとどれだけ時間がかかるでしょうか?
上空には「かぐや姫」もいました。


長い畳敷きの廊下
   

白蓮にちなみ皇室ゆかり明治天皇御大典雛

皇女和宮雛など各部屋にお雛様がありました。

どの部屋からも見事な庭が望め・・・

主人居間からは庭に向かう飛び石

白蓮の部屋は2階の角部屋

各部屋の欄間・床の間・ふすまとも匠の技が随所にみられ
白蓮のために九州初の水洗トイレを取り入れるなど
伝右衛門の歳の離れた妻への愛情が伺えます。


国指定名勝に指定された回遊式庭園も見事

残念ながら青い芝生は見れませんでしたが手入れが行き届いていました。


もっとゆっくりしたかったのですが・・・
バスの時間もあり45分ほどの見学時間で少し残念でした。

「旧伊藤伝右衛門邸」の他の写真も含めフォトチャンネルにしました。

「座敷雛」は3月28日(水)まで開催です。


さて、念願の座敷雛も鑑賞したので新飯塚駅に戻り鉄旅を続けることとしましょう~

・・・つづく・・・

初めての長崎ランタンフェスティバル

2017年02月10日 | 鉄旅
今回の長崎の旅で一番楽しみにしていたランタンフェスティバル
相変わらずたくさんの写真ですが(笑)UPしたいと思います。

築町電停で下車し新地中華街へと・・・

銅座川にはピンクのランタン



新地中華街会場から中央公園会場への目印となる逆さ「福」のランタン
これを頼りに歩くと迷わず行けるそうです。


中華街の頭上には赤いランタンがずらり・・・


両側には美味しそうな屋台がずらり・・・
   
笑顔がチャーミングなおじさんの「角煮まんじゅう」
名物「ハトシ」にえびせんなどあちこちで買い食いしながら散策
まだ少し時間が早いので食べながら歩けましたが
暗くなると身動きできない状態になるとか・・・



  
地元の方に聞いた通り新地中華街会場はイベントステージもあり
たくさんの人なので足早に一回りして
徒歩5分ほどの唐人屋敷へ

唐人屋敷は鎖国時代、中国から貿易のために来た人たちが生活していた所
路地を歩くと生活感があり独特の雰囲気もありました。

「ロウソク祈願四堂巡り」を体験してみました。
赤いロウソクを灯して祈ると願いがかなうとか・・・

士神堂(どじんどう)で赤いロウソクを500円で購入します。




天后堂(てんこうどう)

このお堂前広場では中国雑技と変面ショーがありました。
    

  
規模は小さいですが間近で見ることが出来ました。

観音堂


福建会館天后堂
  
路地からレンガ造りのお堂の側面が見えます。
夕暮れの中のお堂巡りは割と人も少なく異国の雰囲気を楽しめました。
しかし・・・やはり坂が多い

中華街へ戻り、市内最大ショッピングストリートの浜んまち会場を通り・・・

アーケードの中もランタンがずらり

新地中華街会場から徒歩10分ほどで中央公園会場へ到着
日も沈みランタンが一層鮮やか





会場のステージスケジュールでは龍踊りまで1時間ほどあるので
先に眼鏡橋のある中島川会場へ移動
こちらは黄色のランタン

写真はありませんが川沿いの公園にも大小さまざまなランタンオブジェ


川面にも・・・

橋の上はもちろん水辺に降りた人も沢山でした。

少し早目に会場に行ったのですが開始20分前なのに沢山の人
もちろんイス席は満席、ステージ正面は無理そうなので
横から見学することにしました。



周りには屋台がたくさん並んでいますがジッと待つしかありません(笑)
待ち時間に「もってこーい」の掛け声の練習などもあり
19:40 
たくさんの大小のシンバルや長ラッパ、大太鼓ドラ、爆竹の音と共に龍が入場
始めての龍踊りの雰囲気にワクワク
  
赤と緑の三体の龍の動きは激しく写真はほとんどがピンボケでした(笑)


やはり緑が迫力ありますネ~

龍の動き、独特のお囃子、爆竹の臭いと身体全体で感動しました

演舞が終ると三体の龍はドラなどの音と共に街中を新地中華街会場まで移動
ホテルに帰るため築町で路面電車に乗る私も龍の後を歩きました
突然、龍と遭遇した観光客は皆ビックリしながらも大喜びでした。

まだ明るい時に見た銅座川のピンクのランタンも鮮やか

興奮冷めやらぬ私は少々後ろ髪をひかれながら
疲れた足を引きずり満員の路面電車で長崎駅前のホテルへと帰りました。
なんと、万歩計の数字は24,000歩さすがに太ももが攣り
持参した湿布を両足に何枚も貼り就寝しました(笑)

実はランタンフェスティバル会場は7ヶ所あるのですが
今回は歩いて回れる中心部の4ヶ所が精いっぱいでした。
興福寺や孔子廟会場なども静かでとても良い雰囲気らしいので
ぜひ、もう一度は訪れたいと思いました。

これで今回の長崎の旅レポートもおしまい
本日も長々とおつきあいいただきありがとうございました