ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

止めない…

2023-10-09 20:04:04 | 時事(海外)
無事に3日間の催事も終わってホッとしている。
今日はさらに冷え込んで、秋がグッと深まったような感じで、一週間前までエアコン使っていたのが噓のよう…。

イスラエルとパレスチナがの紛争が酷くなっている。ロシアとウクライナが終わらないうちに、こんなところでの紛争が激化したら下がる石油価格も下がらないだろうと心配になる。けれどここは単純にどちらが悪いという善悪二元論では語れない根深いものがあるし、歴史的に見ればパレスチナに同情したくもなる。とはいえ今回はサウジとイスラエルの国交回復を邪魔したいハマスが…とするとイスラエルも被害者に見えたりもする。ただしハマスはパレスチナ自治政府とは別者であり、背後にはイスラム原理主義者がいて、さらにその背後にはいつもシーア派の宗主イランがいる。それでもイランにはイランの言い分もあるし、イスラム主流のスンニ派に対する複雑な思いもあり、私たちにはなかなか理解しがたい。

それでも、今回は外国人も含めて多くの死傷者が出ている。最近ではなかった規模の戦闘になっている。イスラエルはやられたらすぐに反撃し返す国。ハマスだけでなくパレスチナ全土に攻撃するだろうし、まだまだ死傷者の数も増えそう…。

話し合いでは永遠に結論は出ないだろうし、かと言って武力を使っても終わりは見えない。

それでも私たちは、話し合うことを止めてはならない。

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固定化…?

2023-10-06 11:27:05 | 時事(国内)
一時的に1ドル150円を超えたが、再び148円台を付けている。

米国の旅行雑誌に日本が「世界で最も魅力的な国」の1位に選ばれたとのこと。物価も安くて治安も良い、見どころもそれなりにある。特に白人には優しい?弱い?日本人は、欧米人にとって魅力的な国なんだろうと思う。特に今は円安で割安感が半端ない。アイフォン15も世界で一番安いというし、台湾でも国内旅行するよりも、日本を旅行したほうが安く済むと言われ始め、テレビの街頭インタビューでは、中国以外の東南アジアからの旅行者からも、「日本はなんでも安いですね…」と言われていた。

こういうのを見聞きすると、確信的に「日本落ちたな…」と思う。

反面、日本人がアメリカを訪れると、「コンビニのファンタが800円だったとか、サンドイッチひとつが1500円もする…」とか皆、その物価高に辟易している様子を伝えていて、円安の悲惨さを目の当りにさせられる。加えてワーホリでオーストラリアへ行き、現地でアルバイトをしている若者が「ひと月おおよそ40万~50万円稼ぎ、20万円は貯金しています…」という話も伝わり、こうなると若者が他の先進国で就労して稼いだお金で旅行をしていた1960年とか70年代の感覚に近いんだなと思わざる得なくなる。為替の実質実行レートで言えば、今の1ドル150円は、円の価値で言うと1970年当時の360円に近いものになるんだとか…。まさに納得である。

この貧しさ感は単に円安だけでなく、30年間もの間、日本の所得が上がらないということが原因な訳で、今、それをせっせとやり始めているような感じだけど、数年で取り戻せるような状況でもない。来年年明けの1月頃、日本はマイナス金利を止め方向転換するような予測があるけれど、円の力そのものが弱まっていることで、想定する円高には振れないという見方もあり、貧乏日本の始まりが固定化される年になってしまいそうな気もする。

中国のビザ免除国の拡大について、その後、何の追加報道もない…。
国慶節後なんだろうか…。

明日から3連休が始まる。
今年はシルバーウィークがないってことなのかな。

どうせ仕事だけど…


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解体

2023-10-03 15:28:15 | 時事(国内)
夏はいつ終わるのかと思われた9月だったが、さすがに10月に入るやいなや、急に秋らしくなった気がする。
朝は涼しさというより寒さも感じるほど。昼間も陽が射さなければ、日影なら暑くなくなってきた。

今週末の催事の準備に追われている。けれど、あてにしていた商品が届かない。中国からの商品が検品で長引き、結局、国慶節前ぎりぎりに発送することになり、中国国内で留まってしまった。こうなるのを避けるために余裕をもってやってたのに、またやってしまった。今回は4割の商品に不良品が見つかり、交換作業に随分時間がかかってしまった。出荷元である工場では、春節前と国慶節に在庫処分の意味合いも兼ねて、良品でない商品をあえて出荷することがあると言われている。だからなのか、偶然なのかわからないけれど…。落胆が大きい。

昨日だったか、中国がビザ免除を拡大すると発表した。その対象に日本が入っているのかいないのかというのは不明だが、そろそろビザ免除復活を心底お願いしたい。まだまだ日本との関係が大変よろしくないので、日本除外の可能性のほうが高いかもしれないが、ビザ申請がひと月先の予約制なんて、もう面倒極まりない。もしも制裁の名目だけでビザを課してるなら、同じ金額だけ払うからアライバルビザにしてくれと多くの人が思っていると思う。

ジャニーズが解体…。

ちょっと前までは、考えられなかったこと。芸能界の巨大帝国があっけないほど簡単に無くなってしまった。子供のころの「たのきんトリオ」から始まって、途中良く知らないグループもいるけれど、最近の「キンプリ」くらいまではとりあえず知っている。詳しくない人でも、見たことあるな程度の認識だとしても、ジャニーズの人の顔くらいは知っている人も多いと思う。そのくらい露出度があったということ。これからは事務所の強大な力がなくなって、所属のタレントさんたちは自力でやっていかないといけなくなる。被害者のメンタルケアも大事だが、同時に自動的に自立を迫られる所属のタレントさんのメンタルケアもやってあげないといけない。

ただし、ジャニーズ枠が無くなることで、他のタレントさんの需要が増える。
他の事務所やタレントさんたちにとっては、チャンスでもあり朗報でもある。

それぞれの立場で見方も様々だ。

で、これも今年の大きな出来事のひとつとして、記憶されるのかな…。



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身に覚えない…

2023-10-01 22:17:14 | 時事(国内)
今日から始まったインボイス制度。

うちみたいなところでも、「領収書がほしい…」というお客さんが、時々いる。業種は不明だが、小さな会社やお店を経営する奥様らが経費として落とすために貰っていくこともある。今日からはその領収書に登録番号を記載しなければならず、それがないと経費として落とすことが出来なくなった。逆に仕入れ時も、貰う領収書にこの番号が記載されていない場合、例え正当な仕入れだとしても仕入れ代金として控除されない。

困るのがこれまでの仕入れ先の一つが免税業者の場合、そこからの仕入れ控除ができなくなるということ。実際に同業者の知人が、長年付き合いのある仕入れ先のひとつが免税業者なので、「どうしよう…」と困っていた。同じものが他の課税業者から仕入れることが出来ればまだ良いけれど、そこにしかないものだった場合、ちょっと悩むことになる。でも商売である以上、仕入れ控除が出来なければその商品から利益を生み出すことが出来ない。ということは商売にはならない。こういうケースは、少なからずあるんだろうと思う。

未だに反対の声も根強いようで、署名を集める反対運動も行われている。
長く特例のような状態であったため、今さらというのもあるんだろうけれど、公平性の観点から言えば制度のバグのようなものであり、1000万ちょっと超える負担者などからすれば、「払うのが普通ではないのか…」という感想にしかならないと思う。

直前になって、中小企業支援の検討を始めたようだが、特例を後出ししたりすれば複雑なものがさらに複雑になるだろうし、130万円の壁問題も2年間の猶予とか、なんだか今このタイミングでの反対の声をかき消すためだけのもので、結局のところ先送りしただけで何の解決にもならない。

3ヶ月後には個人事業主が決算を迎え、年明けには電子帳簿保存法も始まる。これもインボイス制度の陰に隠れてこっそり始まるが、真面目にやればかなり面倒なことになるもの。複雑なものを立て続けに背負わせるのも、すべてが自民党のおかげだ。

私自身、身に覚えはないが、自民党に入れるからこうなる。

選挙の時は、先行きをしっかりと考えて一票を投じたい。

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