ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

暗中模索

2023-10-30 18:26:05 | 時事(国内)
気づけば、10月も残すところあと1日。

朝晩に秋を感じるけれど日中がまだまだ暖かいので、名古屋周辺では9月後半の感覚でいる。今週末はすでに11月。けれど週末の3連休は25℃まで上がり夏日になるんだとか…。暖冬が確実視されているのも納得である。

今日、給油に行くと155円だった。180円の時からすると随分下がった感がある。対ドルレートは149円台、対元では⒛4円台とこちらは相変わらず円安が続いている。今週また中国仕入れの送金があるので、20円オーバーには落胆する。岸田さんの経済対策が4万円の所得税減税と非課税世帯への7万円給付になるらしい。まったく意味のない無策に等しい感じがする。特にサラリーマンなんかは給料明細を見るときに、ほとんどの人が手取り支給額しか見ていないんじゃないかと思う。なので実際、所得税でどれだけ引かれているかわかっていない人の方が多いはず。そこに4万円減税されて戻ってきても、実感として給付された感覚なんて持てない。だとすれば選挙対策の効果としても薄っぺらいものにしかならないんじゃないかと思う。この政策に使うお金の総額が消費税5%を3年間やれる金額に等しいとかで、だったらその方が消費が増えるだろうし、さらに積み上げが期待できるのになぜかやらない不思議…。

これはもう財務省の圧力しか考えられないんだけど、どうなんだろう?

この数年、財務省は財政健全化という名目で実質増税と緊縮財政をやり続けている。借金1000兆円と宣伝し不安を煽り、増税やむなしの方向へ世論も誘導している。その結果、増税と社会保険料の増額により消費は鈍り内需はしぼみ、GDPも伸びず経済成長なんてほぼない。気がつけば先進国脱落スレスレの低賃金に陥り、国力はどんどん落ちるばかり。せっかく日本の頭脳がやっているのに、一向に良くならない。それはたぶん財務省で働く官僚の方々の仕事の評価をお金集めからGDPアップに変えるとか、総務省だと人口を増やすことにするとか、これまでの仕事の評価基準を大きく別の目的に変えないとダメなんじゃないかと思う。

それでも今の日本は、まだまだ良い国であることは間違いない。日本で働いて暮らして、日本から出なければ別に困ることもないし他国と比較することもない。でもこのままバランスよく賃金も増え物価も上がって成長していかなければ20~30年後には、富裕層を除く日本人の大半は日本から出られなくなる。それこそ15年くらい前までのタイのような国になってしまう。なんでも安くて、でもクオリティーは悪くない。外国人旅行者にとっては最高コスパの国。つい最近まで私自身、タイにそんなイメージを持っていた。それが今や日本に変わりつつある。というかすでに変わってしまっているのかな…。

で、そう思われることって、決してうれしくないんだなということ。

転落からの脱却。

えらい議員の方々には、こういう目的意識をもって仕事してもらいたい。

海洋資源大国への道、これも別枠でお願いしたい。

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