ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

瀬掘さん

2021-02-26 10:02:49 | つぶやき
本来なら今日から知床へ行く予定だった。

それが1週間ほど前にピーチから出発時刻が大幅に変更になったと連絡が来た。日付の変更かキャンセルでの対応ということだったので、3月に日付の変更をしてもらった。出発時刻の変更だけでキャンセルにも対応してくれるなんてLCCとしては本当に良心的だ。破産してしまったエアーアジアジャパンとは大違い、そう言えばエアーアジアからの返金は未だなく連絡も取れない。おそらくもう返金はないだろうと、ほぼ諦めている。変更はちょうど妻が風邪でダウンしているのでタイミング的にはちょうど良かった。

緊急事態宣言中に旅行とは不謹慎だが、予約したのは12月の頭で、その頃はまだ問題なかった。GoToも最初から当てにしてなく、単に妻が11月に知床行って以来、すっかりハマり四季折々の知床を見たいと言い出したのがきっかけだ。どうせ今年も海外へは行けそうにないし、でもどこかには出掛けたい。国内で死ぬまでにどうしても行っておきたい場所は、ただひとつ小笠原諸島しかない。けれど行くのに船で2日、往復で4日を要する。2日滞在でも6日かかるのがネックだ。しかも船も苦手だ。

小笠原に行きたい理由もひとつだけ。それも自然とかではなく人だ。昔、読んだ小笠原に関する本に欧米系の移住者(セーボリ一さん一家のちに日本名の瀬堀さんに変更)に関する記述があった。20年位前なので詳しくは忘れてしまったが欧米系の何世帯かが、戦後もそのまま小笠原に残り、日本人として帰化して今に至っていると書かれていた。おそらくその末裔の方々は混血も進み、外見からは判別しにくくなっていることも予測される。それでもそれ以来、私の中では小笠原イコール、セーボリーさん一家というのが刷り込まれ、ひと目、遠くからでも見てみたいと思うようになった。本人には大変失礼だが、正存確認できればそれで大満足である。写真なども撮るつもりもない。

今はコロナ禍なので外国人観光客が小笠原に行くことも考えににくいので、欧米系のハーフっぽい方を見かけたら、それは大昔、日本が小笠原を領有するタイミングで住み着いていた移住者の方の末裔の可能性が高い。もしかするとコンビニやスーパーの店員さんで、名札に瀬掘と書かれていたら、それはもうドンピシャということで感動ものである。まぁ、行けるかどうかわからないけれど…。

気づけば2月も終わり。

さすがに2月は早い、週が明けると2021年も3か月目を迎える。暦の上でも本当に春到来だ。
緊急事態宣言も解除されるし、街中に少しでも明るさが戻るとうれしい。


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