ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

ななめ読み

2008-03-20 18:20:12 | 時事(国内)
本日より日銀総裁が空席となっている。

円相場も1ドル100円を切り、輸出頼みの日本経済も
いよいよ大変なことになってきている。そんな大事な時に
総裁ポストが空席だなんて…。
福田さんの政権担当能力は、一体どうなっているのか?
今後、政府はどうするのか…?

というような声がちらほら聞こえてきそうな昨今であるが、
実はこれが政府の狙いだったとしたらどうであろう?
政府はわざと自国の通貨当局の信認をおとしめ、ひいては自国の
通貨への信頼をおとしめる為にやっているとしたら…

現在、日本経済の最大の問題は、サブプライムや金融不安よりも、
急激に進んだ円高である。この円高をどうにか阻止するため、
円という通貨への信頼を落とし、価値を下げようとしているとしたら…。

まさにこれは、究極の円安誘導策である。

しかも、与野党が一致団結して市場や海外当局にそれと気取られぬよう、
あうんの呼吸でやっている現状はなかなかの役者である。

しかし、効果はちっとも見えないが…

実際のところ、これが戦略だなんていうことはありえない作り話なのだが、
あまりにも無策なこの現状を、このように斜めから読み取らなければ、
やっていられないという方も、多いのではないだろうか?

それに、もし日本の政府が本当にこんなことをできる国であったなら、
世界の中の日本の地位は、もっと高いはずである。

しかしたまには、物事を斜めから、もしくは下からや横から見ることも、
忘れずにいたいと思った、本日である。



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