隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

テレビ Vol.375 『新日本風土記 「学生の街 神田 御茶ノ水」』

2021年03月15日 | テレビ番組

隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第375回は、『新日本風土記 学生の街 神田 御茶ノ水』をお送りします。

 

 


『新日本風土記』は、NHK BSプレミアム及び BS4K で、毎週金曜日の21:00~22:00に放送されている、紀行ドキュメント番組。初回放送は、2011年4月1日ですので、間もなく10周年を迎える長寿番組です。


以前から、よく観ている番組なのですが、なぜか「隊長のブログ」で紹介するのは、初めてになります。


この番組では、日本各地に残された美しい風土や暮らし、人々の営みをオムニバス形式で綴ります。なつかしくかけがえのない日本の風景に、ひたることが出来る番組です。


他の紀行番組と異なり、旅人(レポーター)は登場せず、映像のみで、日本各地を、取り上げます。


声の旅人(ナレーター)は、女優の松 たか子。

 

 


尚、「隊長のブログ」では、松たか子さんが出演する作品を、これで九本を紹介したことになります。詳細は、こちらをご参照下さい

 


2月19日の放送では、「学生の街 神田 御茶ノ水」と題して、東京の神田・御茶ノ水界隈が、紹介されました。

 

(写真は、お茶の水聖橋より秋葉原方面を眺める学生)

 


同界隈は、日本きっての学生街。現在も、大学や各種学校が建ち並び、狭いエリアに多くの学生たちが集っています。隊長が住む、東京都文京区本郷からも近く、昔から馴染み深い街です。


江戸時代に始まった「学びの街」は、やがて古本屋など学生相手の商店が集まる街へと発展。そこへコロナ禍が。大学は門を閉ざし、学生が姿を消しました。学生たちにとっても特別な年となった2020年。


彼らはどんなキャンパスライフを送っていたのでしょうか。番組では、秋から冬にかけて、学生の街を見つめました。

 


尚、次回の『新日本風土記』は、3月19日(金)夜9時から「日光うら道 隠れ里」と題して、放送予定です。

 

 

==「テレビ番組」 バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d

Vol.1~360 省略。

Vol.361 2021/1/25  『ファミリーヒストリー「長谷川博己」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ed1dd5129510dfd9feae0f2adfccdaf2

Vol.362 2021/1/28  『ドラマ「その女、ジルバ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b16029c48defed0f66f61c221fd96b84

Vol.363 2021/1/31  『ドラマ「カンパニー~逆転のスワン~」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c9c3ce3e7fa4f65e8643909863931a1f

Vol.364 2021/2/3   『ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c9875a1580b64cf88d9ef95445f08a69

Vol.365 2021/2/5   『ドラマ「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ecf96eba554909f6017c345593f901b1

Vol.366 2021/2/9   『ドラマ「書けないッ!?」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/019c577ffaefc9be2c69c89a224bd2d5

Vol.367 2021/2/11  『ドラマ「俺の家の話」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b245f99d74f9251db340601f493dc6c1

Vol.368 2021/2/14  『ドラマ「天国と地獄 ~サイコな2人~」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3b3e331507ff1a7c12ae5400c9e7fa6f

Vol.369 2021/2/17  『林修のニッポンドリル~初潜入づくし!羽田&成田空港SP~』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5487308ce2a5329915ba53ea22df4755

Vol.370 2021/2/20  『台湾ドラマ「時をかける愛」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/143bab816f5e70c934519acb7d1a6779

Vol.371 2021/2/27  『ドラマ「ハルカの光」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/82d405236ae2206acc48931c8eab39aa

Vol.372 2021/3/2   『出没!アド街ック天国~錦糸町~』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f7fc4ac08765cb28637ffe457501d4e0

Vol.373 2021/3/6   『中国ドラマ「あったかいロマンス」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f5e64e87a4f5d465b6805bbfecad7807

Vol.374 2021/3/10  『ファミリーヒストリー「広末涼子」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7d66b3746ddd7bf31d0e17726432d606                                                                                    

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スポーツ No.207 『令和三年春場所の注目力士は』

2021年03月14日 | スポーツ

隊長が体験や観戦した「スポーツ」を紹介するシリーズの第207回は、『令和三年春場所の注目力士は』をお送りします。

 

 


大相撲春場所が、今日14日 (日) から東京・両国国技館で開催されます。写真は、日本相撲協会発行の「大相撲カレンダー」、昨年春場所の八角理事長による協会挨拶の様子。


年六回の大相撲本場所、本来は、初場所(一月)が東京、春場所(三月)は大阪、夏場所(五月)が東京、七月は名古屋、秋場所(九月)が東京、十一月が福岡で、開かれていましたが、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、昨年の七月、十一月場所に引き続き、両国国技館での開催となりました。


さらに、新型コロナウィルスに感染した三親方の濃厚接触者として、計28力士が全休することが、発表になっています。ただ、唯一の救いは、昨年の春場所が無観客であったのに対して、今年は上限が5,000人と限られていますが、観客を入れて行われます。


今場所も、両国に住んでいる叔母さんから「番付表」を頂きました。燦然と輝く両横綱の四股名ですが、鶴竜は今月も怪我で休場です。

 

 


さて、場所前恒例の、隊長が注目する力士の発表です。


一人目は、四場所連続休場から復帰する、横綱・白鵬。

 


昨年の春場所、13勝2敗の成績で優勝した白鵬。好調な仕上がりを見せていると言われていますが、一年ぶり、45回目の優勝となるでしょうか。

 


二人目が、返り小結の大栄翔。

 


先場所で、初優勝を果たした大栄翔ですが、一人横綱の白鵬を始め、上位陣の包囲網の中で、連続して賜杯を抱くことにでもなると、一気に大関候補として株が上がることになります。

 


三人目は、関脇の照ノ富士。

 


17年秋場所以来の大関復帰を目指す照ノ富士ですが、二月には東京・江東区の富岡八幡宮 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e813c54617dcc527ee1b3e8f87726e05 で、結婚式を挙げています。結婚で、モチベーションが高まり、さらに上を目指したチャレンジの場所になります。

 


最後は、前頭筆頭の宝富士。

 


ダークホース的存在として名前を挙げましたが、宝富士は照ノ富士と同じく伊勢ケ浜部屋所属です。二力士以外にも、幕内には、同部屋の翠富士(みどりふじ)と照強(てるつよし)が、います。コロナ禍で、各部屋の力士の稽古不足が、懸念されている中、同部屋の稽古は充実しているそうです。宝富士も、今場所、大化けする可能性があるとみています。

 


尚、「隊長のブログ」では、大相撲に関する記事を、これで89回アップしたことになります。 詳細は、こちらをご参照下さい⇒  http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/615cf67ca9eddf698c48f249b5c368e3

 

 


==「スポーツ」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/6f101d6b0ec3426d0116ade60659fbd5

No.1~195 省略

No.196 2020/9/14  『令和二年秋場所の注目力士は』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fef6c26e2d643cc3143694ffab7959f2

No.197 2020/9/20  『イベント入場制限緩和』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4249cc4be5c57fdf6ecd4d4f6e474e0e

No.198 2020/9/24  『withコロナの相撲観戦 九月場所11日目』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1d76ead3c13d3a0e9d33499974df011f

No.199 2020/9/30  『正代、悲願の初優勝』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0872def0ccca30d31285fefe8da7b081

No.200 2020/11/10 『令和二年十一月場所の注目力士は』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5ccf1c2303467d107b58e611f24a411f

No.201 2020/11/20 『異例ずくめのプロ野球日本シリーズ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4224f86fd48354f99f4dc21a5836b32c

No.202 2020/11/24 『貴景勝が大関初優勝 綱取りへ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c39a9ef2294d2dd04f748c49663443ef

No.203 2020/12/7  『第91回都市対抗野球大会 ホンダ11年ぶりの優勝』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f434fc0ac9b51a6649216a83eb5e12f6

No.204 2021/1/10  『令和三年初場所の注目力士は』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/566c138d600651f06bc4c00812b181f6

No.205 2021/1/18  『今年の「ラグビー大学選手権決勝戦」も、行きそこねたけど。。。』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6b12d8812f198f486b2893956b082aee

No.206 2021/1/26  『大栄翔 突き押しで初優勝』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a73da2b623c19ad196e02b06b104cd3b

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本と雑誌 57冊 『ドナルド・キーン わたしの日本語修行』

2021年03月12日 | 本と雑誌

隊長が読んだ「本と雑誌 」を紹介するシリーズの第57冊目は、『ドナルド・キーン わたしの日本語修行』をお送りします。

 

 


2019年2月24日、96歳で逝去された、アメリカ合衆国出身の日本文学者・日本学者ドナルド・キーン氏。本書は、共著者の河路由佳氏のキーン氏へのロングインタビューを中心に、日本文学の大家がいかに日本語を学び、それを生涯の仕事とするに至ったのかが、描かれています。


改めて、著者を紹介すると;


ドナルド・キーン( Keene, Donald)氏は、1922年にニューヨークで生まれました。太平洋戦争中に、海軍日本語学校へ入学。戦後、京都大学大学院へ留学を果たします。帰国後コロンビア大学助教授を経て教授に就任、戦後のアメリカにおける日本文学理解を飛躍的に高めました。


2011年コロンビア大学最終講義の後、東京へ転居、2012年に日本国籍を取得。数々の日本文学、日本に関する著書があります。


河路由佳(かわじ ゆか)氏は、1959年生まれ。慶応義塾大学大学院文学研究科(国文学専攻)修了。現在、東洋大学国際教育センター日本語講師。専門は日本語教育学。

 

本書の構成は;

はじめに(河路由佳)

第一章 わたしと海軍日本語学校
1 外国語との出会い
2 漢字、そして日本語との出会い
3 海軍日本語学校での日本語学習
4 海軍日本語学校の先生・仲間たち

第二章 海軍日本語学校での日本語修行
1 海軍日本語学校での授業
2 『標準日本語讀本』をめぐって

第三章 海軍日本語学校時代の書簡
1 発見された手紙
2 手紙にまつわる思い出

第四章 戦時中の体験―日本文学研究の道へ
1 語学兵としての仕事
2 戦時下のハワイ大学で日本文学を学ぶ
3 日本語の専門家としての新たな出発

第五章 日本語・日本文学の教師として
1 ケンブリッジ大学での第一歩
2 教え子たちの活躍
  


感想:本書を読もうと思ったのは、もともと比較文化論に興味があり、本シリーズでも『スイカに塩をかけるのって変ですか』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8eb5f1282c10bfead720ac9f30f0e038


『日本の「仕事の鬼」と中国の<酒鬼>』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ed3edee244cf65f41b5071bdc4bae8ea


『諺で考える日本人と中国人』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1f1dad80dfd1065eb243e2a08f6f25fc などを、紹介してきました。


また、隊長自身が外国人に日本語を教えていた経験があり、日本語教授法などに関心があり、『外国人力士はなぜ日本語がうまいのか』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/36dd3aaf4ea07815f7db88ae141ab7aa などを、取り上げています。


そんなこともあり、外国出身でありながら、日本生まれ日本育ちの日本人が足もとにも及ばないほど、日本文学に精通したキーン氏が、どのように日本語を習得したか興味があったからです。


ニューヨーク生まれ、ニューヨーク育ちで、本格的に日本語を学んだのは、19歳の時、海軍日本語学校に入学してから。同校でのわずか11か月間に、仮名と漢字はもちろん、日本軍の命令・暗号解読に必要な文語やくずし字の読み方まで学んだというから驚きです。


その効率的な学習を助けたとされるのが、戦前の米国大使館で日本語教官を務めた長沼直兄(なおえ)による『標準日本語讀本』であったとのこと。


さらに、キーン氏が「一番日本語を覚えるのが早かったのは、最初から少し話せた人たちよりも、むしろ、大学で別の外国語をすでに勉強したことのある人とか、外国語を学ぶことに慣れているような人でした。そういう人が要領よく学習するコツを知っているのか、早かったです」と語っているように、両親が日本人など、当時の米国在住日本人より、このような人が日本語学校の優等生になっていとという事実に納得しました。


最後になりますが、本書が電子書籍初体験です。これまで、電子書籍は紙書籍の文化や、書店を無くす元凶などととの理屈をつけて手にしていませんでした。ところが、電子書籍は便利で楽ですね。


紙書籍を持参していなくても、外出先で急に空き時間が出来た時に、愛読書を読むことが出来ます。また、注釈に飛ぶのが楽。栞をクリックするだけで、読んでいたページに戻ることが出来るなど、利点だらけでした。


尚、『ドナルド・キーン わたしの日本語修行』の発行は、白水社。発売日:2020年2月12日。価格は、紙書籍が 1,980円(税込)、電子書籍は ¥1,584(税込)。

 


==「本と雑誌」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/dc30502bb229b843454e38b8994f9be0

1~45冊  省略

46冊 2019/6/2  『沢田研二と阿久悠、その時代』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/901be9ea36c2f3065af05e6dc904b6e2

47冊 2019/6/27 『男のきもの入門』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a90f9c9c43226a05d7ea4ec327a0cdce

48冊 2019/9/17 『森鴎外「山椒大夫・高瀬舟」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/32860159f6891be24292c3c88c96692a

49冊 2019/12/11『日本100名城公式ガイドブック』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6e1840d977276b15115b18a3d42fa05a

50冊 2020/2/5  『虎とバット―阪神タイガースの社会人類学―』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8f69b34551bad87fe268e663a7653cef

51冊 2020/4/4  『池波正太郎 「男の作法」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/945a81aa7409b9ecefbf75361d165c6d

52冊 2020/6/25 『芥川竜之介紀行文集』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/dadeedca3e5e80fc1250d72fa6c18a80

53冊 2020/7/23 『池永陽「コンビニ・ララバイ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0ded21bfc2a8aa3b71308f512f78b768

54冊 2020/7/30 『大人の御朱印 50にして天命を知る』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9df94033c4eaeeb20caa1d1f65006681

55冊 2020/8/22 『大森匂子「本郷菊坂菊富士ホテル」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a9ef620a7829e24f2ac1f43015aed4e8

56冊 2020/10/30『遊遊漢字学 中国には「鰯」がない』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b65869eec26cab46eea5af93f449be35

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映画 Film222 『運び屋』

2021年03月11日 | 映画

今日、3月11日は、東日本大震災から節目の十年目。各地で追悼式典が行われています。震災に関連して亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された方々にお見舞い申し上げます。


さて、隊長が、これまでに鑑賞した「映画」を紹介するシリーズの第222作品目は、『運び屋』をお送りします。

 

 


『運び屋』(原題: The Mule)は、2018年12月14日公開(日本公開:2019年3月8日)のアメリカ映画。配給:ワーナー・ブラザース映画(Warner Bros.)。上映時間:116分。


本作品は、90歳でメキシコの犯罪組織 シナロア・カルテル(Sinaloa Cartel)の麻薬の運び屋となった、第二次世界大戦の退役軍人であるレオ・シャープの実話に基づいて製作された、クライム(犯罪)映画です。


原案は、『ニューヨーク・タイムズ』に掲載された、サム・ドルニックの記事「The Sinaloa Cartel's 90-Year-Old Drug Mule」。


脚本:ニック・シェンク(Nick Schenk)。


監督と主演は、クリント・イーストウッド(Clint Eastwood)。


尚、「隊長のブログ」では、クリント・イーストウッドの映画作品を、これで七本を紹介したことになります。詳細は、こちらをご参照下さい


共演者:ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーン、アンディ・ガルシア、マイケル・ペーニャ、ダイアン・ウィ―スト、アリソン・イーストウッド、タイッサ・ファーミガ、ほか。

 

 

あらすじ:長年に亘り、園芸家としての名声を博してきたアール・ストーン(クリント・イーストウッド)ですが、家族を二の次にして仕事一筋に生きてきた人生でした。そんな90歳になったアール、この日も、一日だけしか咲かない「デイリリー」のコンテストで受賞の誉にあずかります。


同じ頃、娘のアイリス(アリソン・イーストウッド)は、結婚式を挙げていました。孫娘のジニー(タイッサ・ファーミガ)は、結婚式にアールが来る事を期待していましたが、アールの離婚した元妻メアリー(ダイアン・ウィ―スト)は、彼がいつもの様に皆を落胆させるに違いないと思っていました。


アールが、商売に失敗し、自宅も差し押さえられかけたとき、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられます。それなら簡単と引き受けたが、それが実はメキシコのシナロア・カルテルの麻薬の「運び屋」だということを、彼は最初は知りませんでした。


車を運転するだけで、大金を手に出来ることに味を占め、麻薬の運び屋となった彼は、麻薬取締局のコリン・ベイツ捜査官(ブラッドリー・クーパー)に追われながらも、家族との壊れた関係を修復しようとするのでした。。。

 

 

感想:本作品の製作時に87歳だったクリント・イーストウッド、実年齢に近い役柄ですが、さすが往年のアクション・スター。老いても、その演技に衰えは見られません。監督としても、完璧にこなしている感があります。


実娘のアリソン・イーストウッドが、物語の中でも娘役と、キャストにも恵まれている作品ですね。自分を逮捕しようとする、ベイツ捜査官がダイナーでの朝食中に遭遇するシーンも見ごたえがありました。


随所に登場する、アールが運び屋としてドライブするシーンは、ロードムービー的要素があり、美しい映像に感嘆しました。


ラテン系のノリを感じさせる、アルトゥーロ・サンドヴァルの音楽も良かったです。


ただ、人種問題は、もう少しセンシティブに扱えなかったかと思いました。例えば、アールが車がパンクして路肩で困っていた黒人一家を助けるシーンで、「ニグロ」と発言し、「今は黒人と言うのだ」と諭されたり。メキシコ系移民への蔑視発言が、スクリーンに登場しました。


これが、クリント・イーストウッドら白人高齢者の正直な気持ちなのでしょうが、別の表現方法があったのではなかったのでしょうか。

 

 


==「映画」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/226e9f0193a60e6a012384176360666f

Film1~210  省略

Film211 2021/1/8  『ザ・シークレット・サービス』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/846675fb58e3211eecfd7d061e6fa53b

Film212 2021/1/13 『夜の上海』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/70f60cd2c3468a7c599a1346b47b11d0

Film213 2021/1/21 『Love Letter』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/552243317f059364271cc5596f177364

Film214 2021/1/30 『ロック・オブ・エイジズ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/cc096aab04f210346481a1b37fb25583

Film215 2021/2/6  『あの頃、君を追いかけた』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9a56182d38cb7f72df21926bacc4a1c4

Film216 2021/2/15 『アバウト・ア・ボーイ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0c4d2465df98ff3511121b2d498a5f3e

Film217 2021/2/18 『鉄道員(ぽっぽや)』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/53bae22a1fd2ccef683631e2e798a64f

Film218 2021/2/21 『めぐり逢えたら』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6b26f42da5adf7adef1b85ece821310f

Film219 2021/2/25 『潮騒(昭和50年)』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f3c8d63c5e51ce19e3aeb37a97c6af77

Film220 2021/2/28 『華麗なるギャツビー(2013年)』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e26a00c53142e1548ae556237e124f15

Film221 2021/3/4  『花のあと』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fe69be2ee008e2d2b944addabba4e456  

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テレビ Vol.374 『ファミリーヒストリー 「広末涼子」』

2021年03月10日 | テレビ番組

隊長が観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第374回は、『ファミリーヒストリー 広末涼子』をお送りします。

 

 


『ファミリーヒストリー』は、NHK総合テレビで、現在は、原則月一回、月曜日の19:30~20:42に放送されているドキュメンタリー番組。初回放送は、2008年10月1日ですので、12年以上続いている長寿番組です。


この番組では、著名人の家族の歴史を本人に代わって徹底取材し、本人も知らない家族の秘話を紹介します。VTRを初めて見たゲストは、何を感じ、何を語るのか。それは自らの「アイデンティティ」や「家族の絆」を見つめることにつながります。驚きあり、涙ありのドキュメントです。


レギュラー出演者は、今田耕司とNHKアナウンサーの池田伸子。ナレーションは、余貴美子(よ きみこ)。

 

 


好きな番組なので、ブログではこれで、13組のファミリーヒストリーを取り上げとことになります。詳細は、こちらの記事一覧をご参照下さい

 


2月15日(月)の放送では、女優の広末涼子さんの家族の秘話が、紹介されました。

 

広末涼子さんが出演する作品・番組の記事一覧は、こちらをご参照下さい


広末涼子さんの故郷は四国・高知市。かつて、市内で有名な金物店でした。しかし、38年前の火事で焼失。ルーツに関わる資料も失ってしまいまし。それが今回、明治時代に開業した店の記録が見つかります。


また、母方の祖母は現在94歳です。北海道で生まれ育った祖母のルーツが、同じ四国の香川であることも分かりました。


さらに必見なのは、親戚の家で見つかった涼子さんが幼い時の映像。

 

 


故郷と家族に支えられた歳月に、涼子さんは涙を浮かべていました。


尚、『ファミリーヒストリー』の次回放送は、3月10日現在未定です。

 


==「テレビ番組」 バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d

Vol.1~360 省略。

Vol.361 2021/1/25  『ファミリーヒストリー「長谷川博己」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ed1dd5129510dfd9feae0f2adfccdaf2

Vol.362 2021/1/28  『ドラマ「その女、ジルバ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b16029c48defed0f66f61c221fd96b84

Vol.363 2021/1/31  『ドラマ「カンパニー~逆転のスワン~」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c9c3ce3e7fa4f65e8643909863931a1f

Vol.364 2021/2/3   『ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c9875a1580b64cf88d9ef95445f08a69

Vol.365 2021/2/5   『ドラマ「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ecf96eba554909f6017c345593f901b1

Vol.366 2021/2/9   『ドラマ「書けないッ!?」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/019c577ffaefc9be2c69c89a224bd2d5

Vol.367 2021/2/11  『ドラマ「俺の家の話」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b245f99d74f9251db340601f493dc6c1

Vol.368 2021/2/14  『ドラマ「天国と地獄 ~サイコな2人~」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3b3e331507ff1a7c12ae5400c9e7fa6f

Vol.369 2021/2/17  『林修のニッポンドリル~初潜入づくし!羽田&成田空港SP~』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5487308ce2a5329915ba53ea22df4755

Vol.370 2021/2/20  『台湾ドラマ「時をかける愛」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/143bab816f5e70c934519acb7d1a6779

Vol.371 2021/2/27  『ドラマ「ハルカの光」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/82d405236ae2206acc48931c8eab39aa

Vol.372 2021/3/2   『出没!アド街ック天国~錦糸町~』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f7fc4ac08765cb28637ffe457501d4e0

Vol.373 2021/3/6   『中国ドラマ「あったかいロマンス」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f5e64e87a4f5d465b6805bbfecad7807                                                                                    

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