隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

街歩き 第116回 『御朱印巡り 「上野東照宮」』(その1)

2021年03月31日 | まち歩き

隊長の地元:東京都文京区内や近隣を散策する「街歩き」シリーズの第116回は、『御朱印巡り 「上野東照宮』を、お送りします。

 


3月15日 (月) に、東京都台東区上野公園9丁目にある「上野東照宮」の御朱印を拝受しました。


「寛永寺 清水観音堂」 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/593fdab095d31a582c0e7f200adbb667 参拝を終え、「上野公園さくら通り」に出ました。

 


通りを、北の「大噴水」方向へ進むと、左手に「花園稲荷神社」の石鳥居と朱塗りの鳥居が見えてきます。ここは、同社だけでなく、隣接する「五條天神社」の参道に当たるようです。

 


石鳥居を潜り抜け、“ミニ千本鳥居” の中を進みます。

 


「花園稲荷神社」の社殿に到着。同社の御祭神は、宇迦之御魂神/倉稲魂命(うかのみたま)。

 


同社の社殿前をさらに下ると「五條天神社」の拝殿の前に。御祭神は、大己貴命(おおなむじのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)。

 


参拝を終え、五條天神社西参道の鳥居を潜り、「動物園通り」に出ました。

 

 

通りを北に「上野東照宮」(赤丸印)目指して進みます。

 


「上野東照宮」は、寛永(かんえい)4年(1627)創建の東京都台東区上野公園に鎮座する神社です。寛永4年は、「富岡八幡宮」 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e813c54617dcc527ee1b3e8f87726e05 が、創建された年でもあります。


東照宮とは、徳川家康公(東照大権現)を神様としてお祀りする神社で、日光や久能山の他、全国に数多くありましたが、現存するのは約130社といわれています。 これらの東照宮のうち本宮である「日光東照宮」 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5fc0df54375a86c53d3acb0897be143e と、御遺体を祀る「久能山東照宮」 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2c63a86382bc778e559f31850b59c111 には、既に参拝しています。


徒歩3~4分で、「上野東照宮 不忍口鳥居」の前に到着。この鳥居は、明治6年(1873)江戸城内紅葉山東照宮より移築されました。石材は、御影石(みかげいし)です。

 


勾配が急な石段を上がります。

 

 


上りきった先が、両側に石灯籠が連なる「上野東照宮 池之端表道」です。石灯籠は、境内に200基以上あり、ほとんどが現在の社殿の建築の年・慶安4年(1651)に、諸大名より奉納されたものです。

 


参道の途中、右手には鰻割烹の「伊豆栄(いずえい) 梅川亭」があります。この日は、定休日の月曜でした。

 


同店前の桜 “紅枝垂(ベニシダレ)” が満開でした。

 


道をさらに進むと、「上野東照宮 表参道」と交わります。


柵の先には、「旧寛永寺五重塔」が見えます。(上の案内図の青丸印)

 


五重塔は、「上野動物園」の敷地内にありますが、現在動物園は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため休園中で、残念ながら近づくことが出来ません。


「表参道」を、「唐門(からもん)」目指して進みます。

 


参道の右手にある「神楽殿(かぐらでん)」は、明治7年(1874)に深川木場組合より奉納されました。屋根の勾配の美しさは都下随一といわれています。毎年お花見の時期には、御神楽の奉納が行われていますが、コロナ禍の今年はどうなったでしょうか。


神楽殿の左先にある「水舎」。当宮では、手水舎ではなく水舎と呼んでいます。

 


参道の反対側に、もう一基「水舎」があると思い、近寄ると「大鈴」でした。この大鈴は、明治7年(1874)に、当宮の狛犬を彫った石工・酒井八右衛門が寄進したものです。

 


その酒井八右衛門が手掛けた狛犬。左は、口を閉じている「阿形(あぎょう)」。

 


右側の「吽形(うんぎょう)」。

 

 

吽狛犬の後ろにも見える、国指定重要文化財の「銅灯篭」は、境内に全48基あります。諸大名から奉納されました。

 


慶安4年(1651)に造営された「唐門」と、ご対面。正式名称は「唐破風造り四脚門(からはふづくり よつあしもん」)。こちらも、国指定重要文化財です。

 


柱内外の四額面には、名工「左甚五郎(ひだりじんごろう)」作の昇り龍・降り龍の彫刻があり、毎夜不忍池の水を飲みに行くという伝説があります。偉大な人ほど頭を垂れるということから、頭が下を向いている右側の方が“昇り龍”と呼ばれています。

 


唐門両側の「銅灯篭」六基は、内側より紀伊・水戸・尾張の徳川御三家より二基ずつ寄進されたものです。

 

 

 

★ 続きは、『御朱印巡り 「上野東照宮」』 (その2)で ★

 

 

==「街歩き」バックナンバー==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/c2c437caab6ac1e2be19246ef261eea9

第1回~105回  省略

第105回 2020/11/19『秋の深大寺と神代植物公園』(その2)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c33b47be4f05b78b1a48a74a37f8f720

第106回 2020/12/20『御朱印巡り「赤城神社」』   https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6fb137d4690fb456b61447e31f56b432

第107回 2021/1/6  『上野の森美術館から寛永寺へ』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b9da20c531816a9ffcf495087003459

第108回 2021/1/11 『御朱印巡り「大國神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2be39137e5724cd2ac128dbede3ee999

第109回 2021/1/16 『御朱印巡り「駒込妙義神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c843b507851e4455617774d6c12e7025

第110回 2021/1/20 『駒込から巣鴨へ初詣の途』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f26ee7581a48696ff781850554cd4a07

第111回 2021/1/27 『御朱印巡り「寛永寺根本中堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7c7931580f2a9a64f3ab891cf674221e

第112回 2021/2/4  『御朱印巡り「寛永寺開山堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7273fc604c85b9078ff3e3562b0e31cd

第113回 2021/3/7  『日本100名城巡り「江戸城」』(その1) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ff85ea4a7fd1f96f278466f26e39b947

第113回 2021/3/9  『日本100名城巡り「江戸城」』(その2) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4646639176823019f301d03026983cd7

第114回 2021/3/8  『御朱印巡り「不忍池辯天堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/061f6c3d36ab85344d18bf5cacedcefd

第115回 2021/3/24 『御朱印巡り「清水観音堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/593fdab095d31a582c0e7f200adbb667

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