花歩る木

山と旅がすきです

志賀高原(二)

2009-07-19 19:19:45 | 山歩き

志賀高原の花トレッキング(2)

6日、朝、窓を開けると真っ白な霧の世界。
2400mのこのヒュッテからsunset,sunriseをみたかったのに叶わず。
スキー客の多いこのヒュッテは「日本一高いところのパンやさん」
として有名。50年の歴史があります。
1泊2食12000円だけど、この日の客は我ら夫婦2人のみ。
お風呂もありますよ。焼きたてのぽかぽかパンが食べ放題でしたよ。
帰りに菓子パン2個、お土産にもらいました。

ヒュッテの回りには種から植えた高山植物がよく育っていました。
コマクサ、ボタンキンバイ、黒ユリ、チョウノスケソウ、ウスユキソウ
時に心がけの悪い人がいて、悲しくなる事がある、
と世話をしていたおばさんが言っていました。
エーデルワイス


ボタンキンバイ(利尻岳にあった)

朝食後、霧の横手山から、東館山へ。
発哺温泉からゴンドラリフトに乗って東館山高山植物園へ行きました。
10年程前岩菅山へ行ったときニッコウキスゲの咲き誇る
この植物園を通ったのです。是非もう一度来たいと思っていた所です。
山頂駅周辺に広がる植物園には、約500種の高山植物が植えられています。
コバイケイソウ、コマクサ、ハクサンボウフウ、ニッコウキスゲ
ヒオウギアヤメ、ゴゼンタチバナ、ミツガシワ、
山頂のニッコウキスゲはまだ蕾でした。


コマクサ


ミツガシワ


コバイケイソウ


ハクサンボウフウ


オオタカネバラ


ツマトリソウ

園内には、志賀高原に滞在して創作活動をした
三好達治の詩碑がありました。


太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。

碑の右手にゴゼンタチバナガが咲いていました。
その横にオオヤマレンゲの沢山の蕾が咲き始める一歩手前でした。


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