花歩る木

山と旅がすきです

富岡製糸場

2010-12-03 07:19:58 | 

11月29日富岡製糸場を見学しました。

   爽やかな朝を迎えました。
   軽井沢 のホテルから、道草をしながら富岡へ向かう事にしました。 
 
   
   6時半頃、車のフロントガラスも     屋根も 厚い霜に覆われていました。

  
   ホテルの窓から見た噴煙を上げる浅間山 

  
   ドライブ途中で見た浅間山

  
   とある公園で見た池に写った浅間山。 池には薄氷が張っていました。

  
   国道18号を170回ほどカーブして、旧碓氷線のめがね橋に出ました。


 富岡製糸場   見学料 500円+駐車料400円
            ボランティアによるガイドツアーに参加できました。
       
   

   明治5年(1872)、絹産業が盛んだった群馬に、富岡製糸場が誕生しました。
   昭和62年に操業停止するまで115年間「生糸の輸出と品質向上」に寄与しました。
   日本の工業化は、製糸から始まったのです。

  
  東繭倉庫  明治5年建築
   建物の構造は、木材の骨組みの間にレンガを積み並べる工法
   「木骨レンガ造」が使われました。使用されたレンガは、日本の瓦職人が
   甘楽町に窯を築いて作り、目地には石灰で作られた漆喰を使いました。
   1階は事務所、2階に乾燥させた繭を貯蔵していました。 

    
  「フランス積み」というレンガの積み方     錦絵 「上州富岡製糸場」

      
   技術伝習生として15~25歳の若い娘が募集され、新技術習得後
   それぞれの地元で指導者として活躍しました。
   工女時代の回想録 「富岡日記」 を書いた 横田英。

         当初、工女募集をしても、予定通りの人数が集まらなかったのは、
         富岡製糸場に入場すると 「外国人に生き血をとられる」 という
         デマがながれていたからです。フランス人指導者達が好んで飲む
         ワインを生き血と思い込んだという話があります。

   
   繰糸場   明治5年建築
   建物内部には柱のない広い空間が保たれています。
   よい生糸を大量に生産できる器械製糸の技術を全国に
   広めるという役割を果たしていました。

   今までの世界遺産は古い城や寺が多いのですが、
   富岡製糸場は日本の文明開化の先駆けとなった絹産業の
   遺産群を世界遺産暫定リストへ追加記載されています。
   「目指せ! 世界遺産」 と富岡は頑張っていますが、
   ちょっとインパクトが弱いんじゃないかな~
   と私は感じましたけど・・・・。            ゴメンナサイ 


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