10月8日都美術館のモネ展へ行ってきました。
86歳で亡くなるまで、モネが生涯にわたり手放さなかった自身の作品、
モネが収集した他の芸術家の作品など、モネのプライベート・コレクション
を紹介する展覧会でした。
《印象、日の出》 1792年 HPより
「印象派」の名の由来となった作品。(期間限定の特別出展作品)
後期は、「ヨーロッパ橋、サン=ザラール駅」に交代します。
《睡蓮》1903年 一番幸せな時期の作品 HPより
《バラの小路、ジベルニー》 1922年 HPより
晩年は、白内障を患いながらエネルギッシュに描き続けた作品
「かっこいいモネ」を描いた田辺さん モネin Japan
マルモッタン美術館がいつからかマルモッタン・モネ美術館と
名前が変わったんですね。 パリのオランジュリー美術館の楕円形の
部屋いっぱいの睡蓮を2回堪能しましたし、ジベルニーにも行って
お庭を見てきましたが、マルモッタンは行きそびれていました。
今回、東京でマルモッタン所蔵の作品、とくに至宝の 「印象、日の出」 を
みられて良かったです。
モネの晩年の画風の変わり方は、まるで印象派を飛び越えて抽象的で
怒っているような、さびしいような感じがしましたが、
86歳まで、画家としては、幸せな人生だったように感じました。
西洋美術館にも、常設で(松方コレクション)モネの睡蓮が見られます。