花歩る木

山と旅がすきです

桜行脚・吉野山(奈良)

2017-04-12 14:04:08 | 

4月7日吉野山へ行ってきました。

    天気予報を何度検索しても、1日中だというので、その覚悟が出来ていました。
    ところが、低く垂れこめた雲から、時々日が射してくる有り難さ、傘が不要の1日でした。

    吉野山は、古くより修験道の霊場で、古くから花の名所、特に山桜は有名です。
    地域ごとに下千本、中千本、奥千本と呼ばれます。桜は下の方から咲きますから
    約1ヶ月どこかに桜が咲いているんですが、それ以前だったのです。
    
      
           「桜が眺望できる吉野山ー下千本
      下千本の展望台から。桜は見られませんでした。山は茶色の枝の塊でした。

      
      黒門  金峰山寺の総門で、吉野山の総門でもあります。
      
      
      弘願寺   境内の枝垂れが美しい

      
      金峯山寺・蔵王堂(世界遺産)
      本堂(国宝) 本尊は蔵王権現 開基は役行者  
      
      蔵王堂  高さ34m  東大寺大仏殿に次ぐ木造大建築
      

      
      中千本の小高い丘の早咲きの桜
      

      
      吉水神社(世界遺産)
      吉野の様々な歴史の舞台であった所。西行の歌で彩られた所。後醍醐天皇の行宮だった所。
      源義経と静御前が永遠に分かれたのがこの地。豊臣秀吉が大花見を開催したことでも
      知られています。
       
      
      吉水神社の境内からの「一目千本」を眺めるところ。
      「枯れ木に花を咲かせ」られたら・・・いいのに。
      
      吉野の桜は山桜を基本にやく200種あり3万本以上あるといわれていて、微妙に
     個性が違うそうです。苗木を1本づつ人の手で植えて増やした人工の桜の名所
     で、「信仰心」が生んだ風景だと言われます。
      
     3度目の吉野でしたが、雨にたたられなくて良かった! 

     桜の満開は別のところでお願いしよう!

          まあまあの満足で、帰りは三河安城からこだまで東京へ帰りました。