花歩る木

山と旅がすきです

ルノワール展

2016-07-09 20:55:14 | 美術館

7月3日 国立新美術館で 「ルノワール展」 を見てきました。 

          4月27日から始まって、8月22日まで開催されていますが、
     6月下旬で もう30万人が入場したとか・・・大変な人気です。

     オルセー美術館と、オランジュリー美術館が所蔵する100点をこえる作品が
     展示されています。

     写実的な初期作品から、バラ色の裸婦を描いた晩年の大作まで
     全10章にわけて、人生と画業の移り変わりが分かりやすく紹介されています。

      
      《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》 1876年                会場外のビデオ画面より

      ルノワールの印象派時代の最高傑作と言われる《ムーラン・ド・ラ・ギャレット》は、初来日。
     マティスが最高傑作と称えた晩年の《浴女たち》も、初来日

     「この絵はオルセーで見たわね」とか「オランジュリーにも行ったわね」とか、
     パリ旅行へ行ったことのある人のささやきが、会場で何度か聞こえました。
     「印象派好き」 とくに大人も子供も親しめる、見る者の心を豊かにしてくれる画だから、
     会場は大賑わい。

     ルノアールは 「絵は楽しくて美しいものでないといけない」 と生涯 「幸福」を描き続け、
     「絵は、見るものではない。一緒に生きるものさ」 とも語っていたそうです。